第10話 それぞれの戦い方②
二人が同時に駆け出した
――そのときだった
「シア?」
練兵場の入口から、声が聞こえる
二人の動きが止まる
「……リセル!」
リュネが振り返る
そこには銀髪の少女が立っていた
淡い紫色の瞳
いつもの穏やかな表情
その手には何も持っていないが周囲に本が数冊ふわふわと浮いている
「二人は何をしているんですか?」
「リュネと再戦だ、さっき私に勝ったのでな」
シアが答える
「へぇ……シアに勝ったんですか?」
リセルがリュネを見る
「そうだよぉ!」
リュネが胸を張る
「シア様に触れたんだぁ!」
「なるほど」
リセルは小さく笑った
「では、随分と成長しましたね」
「でしょぉ?」
「はい」
リセルは周囲に浮かせていた本を置いて練兵場の中央へ歩いてくる
「なら――私とも戦ってみませんか?」
「え……リセルと?」
「はい」
リュネは一瞬だけ考える
そして笑った
「いいよぉ」
シアが二人を見る
「なら、私は外れるとする」
「シア様ぁ、助言とかあったりするぅ?」
「自分で受けた挑戦だろう」
「冷たぁい」
「だが、一般的な魔法使いなら接近するのが正攻法だな」
「それ、どういう意味ぃ?」
シアは答えなかった
ただ、練兵場の端へ歩いていく
リュネは少しだけ不安そうにその背中を見送った
「……まぁ、いいか」
短剣を三本抜く
左右の手に一本ずつ
残る一本を腰へ戻す
「じゃあ、リセルも構えてよぉ」
「分かりました」
リセルは両手を胸の前へ上げると紫色の炎を灯す杖が現れた
『星霧』
リセルがそう唱えた瞬間、練兵場の空気が変わった
彼女の足元から、淡い紫色の光が静かに広がっていく
光は地面を這い、木剣を並べた棚を越え、練兵場を囲む石壁にまで達した
やがて無数の光粒となって舞い上がり昼下がりの陽光の中に霧で美しい光景を描き出す
「リセルの『星霧』が展開されたが気にせず鍛錬を続けろ」
シアが兵士たちに注意喚起する
リュネは腰を落とし、左右の短剣を握り直した
「……リセルちゃん。最初からそれを使うのぉ?」
冷汗が流れる
「もちろん。せっかくの模擬戦ですもの。手加減してあなたの成長を見誤ったら困るでしょう?」
「うわぁ…シア様といい、リセルといいどうして私の相手をする人はみんな容赦がないのかなぁ……」
「嫌なら、今からでもやめていいわよ?」
「やだよぉ。やるって言ったのは私だもん」
リュネは笑った
軽い口調とは裏腹に、視線は鋭い
先ほどシアとの鍛錬で教わったことを彼女は忘れていなかった
自分の力を知ること
相手の力を見極めること
そして、戦場にあるものをすべて武器にすること
リセルは魔法の専門家だ
ならば、その魔法をまともに受けてはいけない
「それじゃあ、いくよぉ!」
同時に右手の短剣を投げた
狙いはリセルの肩
彼女が避けるより早く、リュネは左手の短剣を構えたまま横へ走る。投擲した短剣が相手の注意を引いた瞬間、収納から取り出した木箱を正面へ放り出した
視界を遮り、その陰から接近する
シアとの戦いで成功した手だ
しかし――
「そこね」
木箱がリセルの前に当たるよりも早く淡紫色の光が一度だけ瞬いた
木箱の横から風が吹き、軌道がわずかに逸れる
ほんのわずかなずれ
それだけで、木箱はリセルの正面ではなく、数歩離れた地面へと転がった
隠れるはずだった視界が開ける
リュネは舌打ちする暇もなく、身を低くした
「『風弾』」
周囲の霧が圧縮された風に変化し、放たれた
リュネは横へ飛んで避ける
風弾は地面を打ち、砂を巻き上げた。直撃こそ避けたものの、衝撃で体勢が崩れる
その隙に、リセルは一歩も動かず、次の魔法を組み立てていた
「えぇっ、もう次ぃ!?」
「戦場で、相手が待ってくれると思う?」
「思ってないけどぉ!」
リュネは砂を蹴り上げ、視界を封じて後退しながら肩口を狙って短剣を投げる
避けるか、防ぐか
どちらを選んでも、リセルを動かせればリュネには次の手があった
短剣がリセルの注意を引いた瞬間、収納から別の短剣を取り出し、死角へ回り込む
一本目を回収できなくても構わない
私の戦い方は武器を一つひとつ大切に扱うことではなく、
必要なときに必要なものを用意することにある
ところが
リセルは短剣を避けずに指をわずかに動かすだけ
「『岩壁』」
それだけでリュネの周囲に岩壁が生じ、刃が突き刺さる
リセルが岩壁を崩して周囲を警戒する
その間に、リュネはすでに背後へ回っていた
「もらったぁ!」
短剣を振り抜く
刃が届く寸前見えない壁に阻まれ、弾かれる
リュネの身体が後ろによろめく
「わっ、ちょっ、待っ――!」
転倒する直前、リュネは片手を地面について姿勢を安定させて踏みとどまる
ふと確認するとリセルは最初に立っていた場所から半歩も動いていない
「今のは惜しかったわね」
「惜しかったで済ませるには、全っ然動いてないんだけどぉ……」
「でも、いい判断だったわ。投擲で視線を引きつける間に死角へ回る」
「武器を惜しまないで、次の攻撃へつなげるというのはあなたらしい戦い方ね」
「……褒めてくれるのは嬉しいけど、できれば攻撃も当たってほしいなぁ」
「それは、あなたが私を攻略できたらね」
リセルは微笑んだ
その笑顔に、リュネは思わず頬を引きつらせた
――この人、シア様とは違う意味で怖い
シアは、こちらの策を理解したうえで正面から破ってくる
リセルは違う
策を仕掛けた瞬間には、もうその先を見ている
しかも、リュネが何をしてくるのか、どんな手札を持っているのかを確かめながら、こちらの選択肢を一つずつ潰している
まるで、手の内をすべて見透かされているようだった
だが、リュネは諦めない
「……じゃあ、これはどうかなぁ!」
今度は木箱を二つ、時間差で投げた
片方は正面にもう片方は高く放り上げ、リセルの頭上を越えて背後へ落ちる軌道を取らせる
その間に、リュネは地面を蹴った
正面の木箱を避ければ、背後の木箱が邪魔になる
背後を警戒すれば、正面からリュネが迫る
単純だが、選択を迫る策だ
しかし、リセルは木箱を見ていなかった
彼女が見ていたのは、木箱の陰で動くリュネの足元だった
「『土縛』」
地面が隆起し、リュネの踏み込む足を挟むように土の帯が絡みつく
「うそぉ!?」
身体が前へ傾く
リュネはとっさに短剣を地面へ突き立て、倒れるのを防いだ
すぐさま足を引き抜こうとするが、土の帯は崩れない
その間に、頭上へ投げた木箱が落下する
リセルは手をかざすと
霧が風へ変化して木箱を横へ押し流し、リュネから離れた場所へ落とした
正面の木箱も、同じように軌道を変えられる
二つの仕掛けが、どちらも空振りに終わった
「……魔法って、そんなに何でもできるのぉ?」
「何でもはできないわ。できることをやっているだけ」
リセルは答えながら、リュネの足を拘束していた土を崩した
「あなたが収納を使って武器を増やすように、私は魔法を使って選択肢を増やしているの」
「風で軌道を変える。土で足場を変える。ひとつの魔法だけで勝とうとしているわけではないわ」
「……うわぁ。説明されると、ますます勝てる気がしないよぉ」
「それでも、まだ終わっていないでしょう?」
リュネは口を閉じた
そのとおりだ、まだ負けていない
勝つ方法が見つからないなら、見つかるまで試す
それは、かつて戦場で生き延びるために身につけた習性だった
リュネは左右の短剣をしまい、代わりに収納から大盾を取り出し身体の前へ構える
リセルの魔法が飛んでくる
盾で受けるのではなく、風弾の衝撃を利用して後ろへ滑る
次の瞬間、盾を収納して次弾へ砂袋を命中させる
砂が舞い上がる
視界を奪う
同時に、リュネは複数の訓練用槍を取り出し、リセルに向かってばらまいた
槍そのものに大した殺傷力はない
狙いは、思考を圧迫することだ
避ける方向を絞り、砂の向こうから接近する
今度こそ――
「『風壁』」
砂が吹き散らされた
リセルの周囲を回る風が飛来した槍を弾き、足元に散った砂を遠ざける
視界が戻ったとき、リュネの姿はすでに近くにあった
短剣が、リセルの胴へ伸びる
リセルは上体をひねった
刃が衣服をかすめるもリュネは止まらない
右の短剣を引き、左の短剣を突き出し横に振りぬく
避けられれば足を払い、距離を取られれば追って魔法を放つ隙があれば懐へ潜り込む
それは、彼女が戦場で磨いてきた技術の集大成だった
奇策だけではない
相手の反応を見て、次の手を変える
相手が予想した動きの、その先を狙う
リュネの短剣が、再びリセルの袖をかすめた
「おっ……!」
だが、リュネの表情は晴れなかった
手応えがない
攻撃は届きかけている。けれど、あと一歩が足りない
リセルは大きく後退することなく、最小限の動きで攻撃をかわしていた
魔法で距離を取ることもできるのに、あえて近い間合いを維持している
まるで、リュネがどこまでやれるのかを確かめているように
「『光縛』」
リュネの周囲の霧が変化し、拘束する
即座に短剣を収納し、拘束を逃れようとした
その判断は正しかった
武器を手放すことに躊躇はない
拘束されたまま戦うより、いったん手札を捨てて体勢を立て直すほうがいい
だが、リセルはその動きすら読んでいた
拘束を解いて、リセルは一歩踏み込んだ
リュネが体勢を崩す
魔法で押し返すのではない
リュネの手首をつかみ、引く
同時に、相手の外側へ回り込み、踏み込んだ足を相手の足のそばへ置く
力任せに投げる必要はない
リュネ自身が前へ倒れる勢いを利用し、重心を崩す
「えっ――」
身体が浮いた
次の瞬間、リュネの背中が地面へ落ちる
「がっ……!」
背中から地面に落ちた瞬間、全身が大きく跳ねた
鈍い衝撃が背骨を伝い、肺を押し潰す
息が詰まり、視界が一瞬白く弾けた
「っ、は……! げほっ……!」
呼吸を取り戻そうとするが、うまく空気が入ってこない
痛みに顔を歪めながら、リュネは地面を掻くように指を動かした。
起き上がろうとするより早く、リセルが腕を押さえ、肩と肘の動きを封じた
痛みを与えるための技ではない
無理に動けば関節を痛めるが、力を抜けばそのまま押さえ込まれる
リュネは数秒、じたばたともがいた
「ちょっ、ちょっと待ってぇ! これ、魔法はぁ!?」
「使っていないわよ」
「最後だけ急に体術なの、ずるくない!?」
「接近してきたのはあなたでしょう?」
「そうだけどぉ!」
リュネは身体をひねろうとした
リセルは腕を押さえたまま、重心をわずかに移す
それだけで、リュネの逃げ道が消えた
短剣はない。収納から何かを取り出そうにも、身体を自由に動かせない
完全に姿勢を崩されている
そして何より、リセルはリュネの力の入れ方を見ていた
無理に力を込めれば、その方向へわずかに誘導される
抜けようとすれば、その動きを利用されて押さえ直される
戦場で培った技術が、今度は自分の身体を封じる癖として利用されていた
リュネは、ようやく動きを止めた
「……降参しますか?」
耳元で、リセルが静かに尋ねる
「…………」
「リュネ?」
「……降参! 降参だよぉ!」
その言葉を聞いて、リセルはすぐに拘束を解いた
リュネは地面に仰向けになったまま、両腕を広げる
「はぁぁぁ……。負けたぁ……」
空を見上げる
星霧の光粒は、まだ練兵場を漂っていた
あれだけ動いたのに、リセルは息ひとつ乱していない
自分は持てるものをすべて使った
短剣も、木箱も、砂も、盾も、槍も。相手の反応を見て策を変え、何度も接近を試みた
それでも、届かなかった
最後に近づけたのは事実だ
だが、そこから先で、魔法とは関係のない技術によって完全に制圧された
普通の魔法使いなら完封できた動きだ
「……完敗だよぉ」
リュネは、悔しそうに呟いた
リセルは彼女の隣に腰を下ろす
「そうね。今回は私の勝ち」
「そこは少しくらい慰めてくれてもいいのにぃ……」
「慰めてほしいの?」
「……やっぱりいい」
リュネはむくれたが、やがて表情を改める
「ねえ、リセルちゃん」
「なに?」
「私、何が足りなかったのかなぁ」
リセルはすぐには答えなかった
リュネの戦いを、最初から振り返る
武器を使い捨てる判断
相手の反応を見て手を変える柔軟さ
周囲のものを利用する発想
失敗しても次の手を考える速さ
どれも、簡単に身につくものではない
「あなたの戦い方そのものが悪いわけではないわ」
「でも、勝てなかったよぉ」
「ええ。私があなたの策に対応できたから。それに――あなたは、魔法を知らなさすぎる」
リュネは目を瞬かせた
「……魔法?」
「あなたは、私が何をしているのか、最後まで完全には理解できていなかったでしょう?」
リュネは言い返せなかった
星霧が何をする魔法なのか
風がどこまで軌道を変えられるのか
土がどれほど素早く足場を変えられるのか
光の拘束が、どれだけ動きを妨げるのか
戦いながら観察はしていたが、仕組みも限界も分からないまま、目の前の現象に対応するしかなかった
それは、相手の剣の長さも、踏み込みの癖も知らずに戦うのと同じだ
「私の魔法は、万能ではないわ。発動には魔力が必要だし、得意不得意もある」
「構築に時間がかかるものもあれば、扱いが難しいものもある。対処法だって、それぞれ違う」
リセルは、指先に小さな光を灯した
「けれど、知らなければ、その違いさえ見抜けない」
「あなたは戦い方を工夫するのが得意でしょう? なら、魔法の知識を身につければ、今よりずっと多くの選択肢を持てるはずよ」
リュネは、指先の光をじっと見つめた
それは、先ほど自分を追い詰めた力の一部だった
戦場でも多くの魔法を見たが自分には扱えないものだとも思った
けれど、それ以上に――
「……面白そう」
ぽつりと、言葉がこぼれた
リセルが微笑む
「そう思った?」
「うん。だって、知らないことだらけだもん。風で武器の軌道を変えたり、土で足を止めたり、光で動きを縛る。私が今まで使ってきた道具とは、まるで違うんだねぇ」
リュネは上体を起こした
「ねえ、リセルちゃん。魔法って、私にも使える?」
「適性は調べてみないと分からないわ。でも、学ぶことはできる。どこまで扱えるようになるかは、あなた次第ね」
「そっかぁ……」
リュネは自分の手を見つめた
この手で短剣を握ってきた
この手で武器を収納し、必要なときに取り出し、何度も死地を切り抜けてきた
そこへ、魔法が加わったら
収納から取り出した道具に風をまとわせることができるかもしれない
相手の動きを制限できるかもしれない
今までなら諦めていた距離から、攻撃を届かせられるかもしれない
もちろん、想像どおりにいくとは限らない
魔法には魔法の難しさがある
覚えるべき知識も、必要な訓練もあるだろう
それでも
「……私、魔法を覚えたい」
リュネは顔を上げた
「リセルちゃん。私に教えてくれる?」
「ええ。もちろん」
「やったぁ!」
喜びかけて、リュネはふと思い出したように付け加えた
「……でも、難しいのはほどほどにしてねぇ。私、勉強はあんまり得意じゃないんだよぉ」
「大丈夫。最初は魔力の感知と制御から始めましょう」
「……それって、簡単?」
「地道な訓練が必要ね」
「うわぁ、もう難しそう……」
「戦い方を覚えるときも、最初から何でもできたわけではないでしょう?」
リセルの言葉に、リュネは少し考えた
そして、にっと笑った
「……そうだねぇ。やってみるよぉ」
立ち上がろうとして、肩の包帯を思い出したのか、彼女は顔をしかめる
リセルが手を差し出し、リュネはそれを取って立ち上がった
少し離れた場所で見ていたシアが、二人のもとへ歩いてくる
「終わったか」
「終わったよぉ。見てたなら助けてくれてもよかったのにぃ、シア様ぁ」
「模擬戦に割って入る理由がない」
「ひどいなぁ……」
「それで?どうするつもりだ」
リュネは一瞬だけ考えた
シアとの戦いで、自分の戦い方を磨くことを教わった
リセルとの戦いで、自分にはまだ知らない世界があると知った
どちらも、誰かの真似をしろという話ではなかった
自分に足りないものを知り、それを自分の力に変える
「魔法を習うよぉ」
リュネは答えた
「もっといろんなことができるようになりたい。短剣も、収納も、今まで覚えてきたことも、全部捨てるつもりはないよ。でも、使えるものが増えたら、もっと私らしく戦えるでしょぉ?」
シアはしばらく彼女を見つめたあと、短く頷いた
「なら、やってみろ」
「うん!」
「ただし、鍛錬をさぼるな。魔法を覚えたところで、身体がついてこなければ意味がない」
「えぇぇ……。そこは見逃してくれないのぉ?」
「見逃す理由がない」
「リセルちゃん、シア様が厳しいよぉ……」
「知っているわ」
リセルは笑った
そのとき、練兵場を漂っていた星霧が、ゆっくりと薄れていった
リュネは消えていく光を見上げる
今日の自分は、リセルに勝てなかった
魔法の知識も、技術も、まだ足りない
これから覚えることは山ほどある
おそらく、最初の一歩ですら簡単ではないだろう。
それでも、負けたことで見えたものがある
短剣だけでは届かない場所。
収納だけでは埋められない隙間。
工夫だけでは乗り越えられない、知識の壁
ならば、学べばいい
シアのようになる必要はない
リセルと同じ魔法使いになる必要もない
自分の手札に、新しい一枚を加えるのだ
「よぉし……! リセルちゃん、明日からよろしくねぇ!」
「明日と言わず、今日から始めましょうか。まずは魔力を感じ取る練習ね」
「……今日からぁ!?」
「やる気があるのでしょう?」
「あるけどぉ! あるけど、心の準備ってものがぁ……!」
リュネは困ったように笑いながらも、逃げようとはしなかった
彼女の戦い方は、まだ完成していない
だからこそ、伸ばせる余地がある
短剣に、収納に、機転に――これからは魔法も加わる
誰かの道をなぞるのではなく、自分だけの戦い方を作るために
リュネは、次の一歩を踏み出した
だが、戦いは成長を待ってくれない
『星霧』
リセルの使用する魔法
戦闘時に霧のように展開され、視界を制限する
キラキラと光る星のようなものは結晶化した魔力であり、それを媒介として魔法を放つことが可能
また、魔力・熱・気配等に対する感知能力もあるためこの魔法の展開中リセルに死角は存在しない




