前へ目次 次へ PR 23/31 二十三話:同級生 小学校の同窓会への参加を二回見送った。三度目はなんとか都合をつけて出席できた。懐かしい顔ぶれとは話も弾み、楽しかった。数週間後、電話が鳴る。登録してあるが、見慣れない名前だ。同窓会では皆と連絡先を交換したし、不自然を感じずに折り返した。無味乾燥な女性の声にこの電話番号は使われていないと告げられた。流石に不審に思ったので、同級生に聞いて回った。名前の主は高校に上がってすぐ交通事故で亡くなったという。