↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
9/15

7.スタンピード対策会議

ーーライムが冒険者に招集をかけてから、10分後、ある程度冒険者が集まり、会議が始まる。


「それではいまから、スタンピード対策会議を始める。まずは、新人もいるから、自己紹介から。」


「それじゃあ、俺から行くよ。なんで新人がいるかわからないけど、ギルマスは意味もなくそんなことしないでしょ。俺の名前はリーク。『大仙』のリーク。Aランク冒険者だ。」


「アタシは、テミス。『魔剣』のテミスだよ。レイスと同じくAランクだよ。」


「オイラは、イータ。『巨大』のイータだよ。オイラもAランクだよ。」


「我が名はワイズ。『漆黒の堕天使』とは我のことさ。我もAランクだ。」


「俺は、ゼノム。『永遠《とわ》』のゼノムだ。特Aランク冒険者だ」


そして、腰に刀を携えている、異色の覇気を放っていた青年が自己紹介をする


「僕はエイト。『斬魔』のエイト。Sランク冒険者だ。」


それから、Bランク冒険者パーティのリーダーや、Aランク冒険者の紹介が続き、ラティエルの番になった。


「俺の名前はラティエル。二つ名も何もないただのラティエルだ。よろしく。」


「ははっ、ただのラティエルとは恐れ入ったな、お前、『飢餓の灰狼』を瞬殺したんだろ?確かにこの場にはいないが、少しは腕が立つ。あれを瞬殺とはただのじゃ通用しねえな。」


ゼノムが笑った後、そう言った。


「そうなのか?俺は普通じゃないのか?」


「はっ、Cランク冒険者パーティを瞬殺するのはふつうのやつはできねえんだよ。」


「そうか。」


全然わかっていない様子のラティエル。


「まあいいや、ギルマス、早く始めようぜ。」


「そうだね。本題に入ろうか。」


「おう。」


「まず、あのクソ大臣のせいで、S級ダンジョンのスタンピードを王都ギルドのみで対応することになったんだけど、はっきり言って無理に近い。」

「ーーでも、僕たちがやらないと人が死ぬ。冒険者はいつも危険と隣り合わせだ。もちろん強制はしない。」

「ーーその時は僕の命に懸けて止めるだけだからね。でも、この場に来ている時点で、皆参加してくれると思っているよ、僕はね。参加してくれる人はいるかな?」


その瞬間ラティエルも含めて、全員が手を上げた。


皆を代表して、ミストが口を開く。

「ーーギルマス、あんたダメなところもあるっすけど、みんなあんたに助けられてるんすよ。今恩を返さないでいつ返すんすか?」


その言葉を噛み締め、ライムは。


「そう…だね。僕はいいギルメンを持ったものだ。」

「ーーよし、みんなでこのスタンピード、乗り切ろう!」


『おう!』


「まず、おさらいだ。スタンピードとは、ダンジョンからモンスターが湧き出ることを言う。スタンピードボスは、通常のダンジョンボスよりも強くなっている。」

「本来S級ダンジョンのボスは、自然災害級の危険度だが、今回は、それを超える、国家災害級まで届くだろう。これは予想でしかないが、簡単に倒せる相手ではないだろう。」


「そうっすね。もっと、戦力が本来なら必要っすけど、贅沢は言えないっす。この場にいる冒険者だけで乗り切れるように策を考えるっすよ。」


「そうだね、ボスモンスターは僕が相手をしよう。フロアボスは、火力の高いミストとエイトに。フローリアは、殲滅に長けているから、魔力が続く限りモンスターを倒してもらう。どこかにフロアボスがいるだろうから、フロアボスには決して1人で挑まないように。そう簡単に1人で倒せる相手ではないからね。1人で挑むにしても、絶対に勝てる状況以外は、倒しに向かわないこと。」


「わかりました。」


「それでは私は皆様の支援と、回復に回りますね。」


「ーーそれでは、各自備えて、スタンピードを無事に乗り切ろう!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。