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風の家紋(かぜのかもん)—僕が日本へ向かうまで—  作者: 和泉發仙


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第25話「旅の準備会議」

計画を現実に


 週末の夜、港町とシアトルをつないだオンライン会議が始まった。

 「Alright, let’s get serious. If we want to do the full trip, we need a plan.」

 ノアの声に、みんなの表情が引き締まる。


 カズヤが笑いながらも言った。

 「夢だけで終わらせへんってことやな。」

 ユウタは深く頷いた。

 「うん、ちゃんと計画して、絶対実現させる。」



資金のこと


 カイが冷静に数字を読み上げる。

 「Flights, JR pass, hotels, food… each person will need roughly this much.」

 画面に表示された金額に、シアトル組が小さく唸った。

 「That’s a lot…」

 でもジェイデンが笑って言う。

 「Then I’ll take extra shifts. Totally worth it.」


 港町組も「俺らもバイト増やすか」と相談を始めた。



ルートの優先順位


 ミナが地図を見ながら提案する。

 「まず、関西からスタートして港町を案内。それから関東、東北、北海道。四国と九州は…そのあとやな。」

 「四国は絶対!」とサラが割り込むと、カズヤが笑って言った。

 「ほな、四国もルートに組み込もうか。讃岐うどんは外せへんしな!」


 最終的に、「一筆書き」で全国を巡るプランが少しずつ形になっていった。



準備リスト


 最後にノアがホワイトボードに書き出した。

 - 旅費の貯金

 - 宿泊と交通の予約

 - 英語と日本語の簡単なフレーズ集

 - 地域ごとのおすすめ情報を共有

 - 緊急時の連絡手段


 サラが静かに言った。

 「It’s gonna be a lot of work… but we can do it.」

 その声に全員が笑顔で頷いた。



夢を語る夜


 会議の最後、ユウタが港町の夜景を映したスマホを見せた。

 「次はここで、みんなを迎えるから。」

 ジェイデンが笑顔で答える。

 「Then after that, you’ll ride with us across the U.S. Coast to coast. Promise.」


 その言葉に、画面越しの全員が拳を突き上げた。

 ――夢はもう、現実のカウントダウンを始めていた。



ノアのノート

•Step Twenty-Five: Planning, for real.

•「旅は準備から始まる。努力の先にある景色を、全員で見たい。」

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