第2章 10話 マーヤ・ツマアカ
投稿です!
実は投稿したつもりになっていて、気づいて投稿しました。
読んで頂けたら幸いです。
小刀同士のぶつかり合い
それにしてはかなり激しくぶつかりあう。
片方は高速で四方八方から攻撃
片方は攻撃を受けながらも無傷で攻撃される度反撃する。
まさに、激戦。
「おいおい、まさかシルシ大陸に入る前に化物と戦うハメになるなんて、とりあえずチョウカに逃げるよう伝えないと」
とリー・ヌンチャは蜜蜂 蝶香とカシム・センティピードの戦いに割って入ろうとすると
「あんた、死ぬ気かよ第一兵団の副団長だぞ!」
と怯えて腰がぬけた兵士がリーに言う。
「いやーだって、俺と一緒にいた子もかなり化物ですから、止めないとどっちみち巻き込まれるかなーってね」
とリーは兵士にいう、兵士も唖然としてその後は何も言わなかった。
「うし、使いたく無かったけどしかたねーな!」
と腰にぶら下げていたヌンチャクを両手て両端を持ちかまえて
「天装・青龍」
そう言うと青い龍のような影がリーを包むように現れる。
そして、一瞬でチョウカとカシムの間に現れ
「なっ、そりゃまさか」
とカシムがリーを見て驚いている間で
「青龍波」
と手の平から魔力の塊をカシムにぶつける。
「いってーな」
と全く聞いている様子も無くカシムは再びリーの方を向こうとした時には目の前におり
「激・かかと落とし」
とカシムの頭にリーのかかと落としが直撃
「ゐっでぇー」
とさっきよりも聞いているのか唸り声が低くなる。
だが、全くカシムは傷がつかない
「まじかよ、あのオッサン頑丈過ぎるだろ」
とリーは驚く、するとチョウカが
「あの男、戦って見たところ私とはまた違う能力っぽい」
とチョウカが言う
「違う能力?」
とリーは疑問形に言うと
「私が高速移動ができるようにあの男は体が異常なまでに頑丈なんだよ」
というそして
「だが、それは物理だけの話みたいだけど」
と付け足して言う
そしてリーは
「まさか、俺の最初に放った魔力の球は効いていたのか」
と聞くと
「よく見ろ、お前のぶつけた所を」
とリーは改めてカシムを見ると、微かに頬に傷があった。
「よーく気がついたね嬢ちゃん」
とカシムがニヤニヤしながらチョウカ達の方を見る。
「だが、それも無駄だよ俺はある意味不死身だからな」
とカシムは言う、ある意味?不死身?この男は何を言っているんだと疑問に思うふたり
すると、向こうから兵士の叫び声が聞こえる。
「また何かか?」
とチョウカは振り向くと兵士2人は土下座をしている、
相手は小柄の少女?で赤い髪のサイドテール、服は宝石と金属のついた布の服で肌の露出も多い、そして腰に付けている2本のショーテル
すると、カシムが
「団長!こっちに面白い奴らがいるぜぇー」
その言葉に2人は目を疑った、あの小柄な少女が団長だということに
「カシム何に手こずってるんだ?」
といつの間にかカシムの横に立っている少女
「いやぁー、同類が現れて、ちょっと張り切っちゃって」
同類、戦っている中で何となく気づいていた。
やはりチョウカと同じ元虫だと言う事だ。
「そのちっちゃい女、お前はまさか蜂か?」
とチョウカが言った瞬間、既に首にショーテルの刃がぎりぎりの所にあり
「ちっちゃい言うなよ、こう見えて結構な年齢らしいんだからよぉ」
とチョウカは凍りついたかのように固まる。
チョウカは知っていた、この感じを
この少女はあの時の奴と同じ殺気を感じたのだ。
そしてチョウカはゆっくり口を開け言葉を放つ
「まさか、スズメバチか」
と聞くと少女はニヤニヤと笑いチョウカから離れ
「近いねぇー、ハズレではないよ、とりあえず自己紹介かなーぁ」
と少しゆったりした口調で名前を言う少女
「私の名はマーヤ・ツマアカ、君の言うスズメバチとは違う、人間からはツマアカスズメバチと言われてたかな?スズメバチの中では凶暴だとか言われたよぉー」
とニコニコしながら言う。
だが、チョウカはずっとマーヤから殺気のような感覚を感じていた。
「なぁ、お前らは何が目的だ?」
と言うと、マーヤはニッコリと笑い答えた。
「あなた達をここで始末する事でぇーす」
と笑顔とは真逆のセリフがでる。
チョウカは改めて小刀を構えマーヤに攻撃を仕掛けるが、見破られた。
瞬間移動で後ろをついたが、マーヤはチョウカが後ろに回った瞬間に同じ瞬間移動を使いチョウカの両肩にショーテルの歯を指す。
「うぐぁ」
とチョウカは唸り声を上げる。
だがショーテルの威力も少し低かったのか傷は浅かった、
「ショーテルはやっぱぁ、横に振るのが強いかぁ、やっぱ縦に降っても抵抗して威力落ちるねぇ」
とブツブツと独り言を言う。
すると、チョウカはスグに次の攻撃を仕掛ける。
「しつこぉいなぁ」
とマーヤはチョウカの方を振り向くと、ほぼゼロ距離にチョウカはいた。
直ぐにマーヤは瞬間移動で回避する。
「びっくりぃー、両肩に傷を追ってまだその動きが出来るなんてぇー」
とチョウカに言ったが
「はぁ?もう治ってんだよ傷なんて」
とチョウカは答える、マーヤはそれを聞いて目を緑色に光らせる。
チョウカは何かの攻撃だと思い直ぐに瞬間移動で攻撃を仕掛けたが
動きを読まれたのかマーヤは後ろにいた。
「なるほどぉ、君の能力面白ぉーい」
とチョウカを捕まえ絞め技を決める。
「なんだ、その目は」
とチョウカは聞くとマーヤは
「カシム、この2人私達の仲間にしよう!」
と勝手に話を進める。
いきなりのマーヤの発言にこの場にいる全員の空気は固まる。
シルシ大陸、第一兵団、団長室
「とりあえずぅー、蜜蜂 蝶香ちゃん、よろしくなのぉー」
とまるでさっきまで戦いがあったのを忘れそうになるくらい、マーヤのテンションにはついて行けない、チョウカとリー。
カシムはずっとヘラヘラと笑っており、チョウカはカシムを見る度イライラしていた。
「チョウカとリーって言ったか?、さっきまでは敵だったが今回は団長の気分のお陰で助かったな!ハハハ」
と何か他人事のようにいうカシム、チョウカは小刀を持って、カシムに刃を向ける。
「まだ、仲間になった覚えは無いぞ」
と殺意むき出しの顔でチョウカは言うが、カシムは動じず、ヘラヘラと笑う。
リーはこの光景に耐えられず、すぐにでも部屋を出たい気持ちだった。
「そうだぁー本題に入らなきゃだねぇー」
とマーヤはふらふらと歩きながら言う。
「あのねぇー、チョウカはまだ、知らないみたいだけど、私達虫にはこの世界で生きるために特別な力をもらうんだァー」
と言うがチョウカは
「そのくらい分かってる、この透明色の小刀に瞬間移動の時に出る羽、元の姿みたいな巨大化だろ?」
と言うと
「ざーんねーん!まだ私達はもう一つ能力をそれぞれ持って、しかも武器の色は虫の種族によって違くてー、さらに武器自体も何らかの能力を持ってるんだよぉー」
と説明するマーヤ、チョウカはムスッとした顔で
「それ位、さっきの戦いで分かったことだろう?」
と言うと
「実わぁーまだぁー武器の能力については私達もわからないんだァー」
と言う、するとチョウカは
「魔力に反応するだけじゃないのか?」
と言うと
「それだけならいいんだけどぉー」
とマーヤは人差し指を口に当てうーんと言いながら答える。
「で?お前達は何故私達を仲間にしようとおもったんだ?」
とチョウカは聞いた
「私とカシムわぁー、この世界の創造主を殺すためにいるのぉー」
と答えた、するとリーが
「はぁ?創造主を殺すって、神にでも挑む気なのか!」
と大声を張り上げて、チョウカにうるさい!ウザイと怒られる。
すると、カシムが
「チョウカ、お前さん天から声を掛けられなかったか?」
と聞いてきて
「なんだ?あの変な姿も表さない奴の事か」
と答えたる、するとカシムが
「その天の声からは、もしかして手違いで人間の体と入れ替わったとか言ってなかったかい?」
と聞くと、チョウカはまさかと思った。
「あの天の声が私たちを騙して意図的に連れてきてるとでも言いたいのか?」
とチョウカが言うと、カシムはビンゴ!と親指を立てながら言う、チョウカは近くにあったコップをカシムに投げつける。
「ちょ!何するんだよ!」
とカシムが言うと
「ウザイ」の一言でおわった。
カシムはそれはないだろ?とブツブツ言う。
そして、マーヤがチョウカを指さして言う
「その天の声こそがこの世界の創造主だと私は思うのぉー」
と言ったが、チョウカは
「じゃあ、殺す理由はなんだ?私達を騙してここに連れてきた事に理由があるのか」
と質問を返すと
「創造主の目的は、多分私達に備わった能力の一つ、それぞれ違う形で出る力を狙ってるんだと私は思う」
と語尾が伸びないだけでなく声のトーンも低く、さっきまでの不真面目さが感じさせない喋りをするマーヤに一瞬恐怖を感じたチョウカ
「・・・じゃあなんだ?、創造主は私達の能力を奪って何をしようってんだ、こんな能力をあげるくらいなら最初から自分のものにした方が楽だったんじゃないか?」
と一気に言うとマーヤは
「創造主は能力を手に入る方法を知っている、だからこそ、詳しくは分からないけど私達に能力を挙げたんだと思う。」
と答えた。
チョウカは、イマイチ納得がいかないのかマーヤに聞いた
「じゃあ、さっき話した創造主の目的はどこで情報を手に入れたんだ?」
と、どうやらマーヤとカシムの方が騙しているのではとチョウカは考えていた。
その事にマーヤは
「分かった、その情報を教えてくれた人に明日合わせよう。」
とマーヤは真面目口調で答えた。
チョウカは半信半疑だったが、とりあえずそうすることにした。
続く
読んで頂きありがとうございます
次回も出来上がっているので、この後すぐ、投稿されます。




