第2章 8話 特殊能力者
第2章開幕です。
やっとだーぁ!
読んで頂けると嬉しいです!
服を選び終わり、花鳥家に戻る雀蜂 昌と天真 爛漫、家に入ると花鳥 風月が立っていた、少し起こり気味の様子。
「2人とも何処に行っていた。」
と何も伝えずに出かけたのがいけなかったのか風月は不機嫌だった。それに爛漫は
「ごめん!突発的に思いついたまま出かけちゃって」
と手を合わせながら頭を下げ謝る、ショウもそれを見てすぐに頭を下げる。
「また、辻斬りとか、何かあったんじゃないかと心配したじゃないか」
と風月はため息をつきながら少しほっとした様にも見える。
「風月さんあの、話があるんです!」
とショウは風月に言うと風月は
「何だ、お前も何か言い訳か?」
とその一言に、爛漫も言い訳に見えてた!と言わんばかりに顔を引きつっていた。
ショウは
「いえ、実は話さないといけない事があって、さっき爛漫にも話した事で」
と言うと、爛漫ももしかしてと思い口を挟まず黙っていた。
「とりあえず部屋に行こうそこで話してもらう」
と風月は部屋に向った、2人はその後について行った。
その頃、シルシ大陸を目指す、蜜蜂 蝶香とリー・ヌンチャ
何もなくただ砂と石だけの砂漠をひたすら真っ直ぐ進む
リーはチョウカに話しかける
「なぁ、あの時の虫?になった時、あれも魔法なのか」
と巨大なミツバチになった時の事を聞いてきたようで、チョウカは
「あの時は無意識に使ったからな、まるで最初から使えるかの様な感覚だったから魔法なのか自分でもよく分からん」
と答えるとリーは
「なるほど、もしかしたら瞬間移動に使う羽と同じような感じで、チョウカ自体の特殊な力なのかもな」
と言うと
「なんだ、他に似たような事が出来る奴でもいるのか?妙に頭が冴えるなお前は」
と言うとリーは苦笑いをしながら
「いや、気になったて言うだけで、まぁ少しだけ心当たりが無いわけじゃ無いけど」
と曖昧な返しが来て、少しイラッときたのかミツバチが
「言いたい事があるならハッキリ言え!」
と強く言ってきた。
「チョウカと同じ能力とは限らないがこの世界でも特殊な能力、まぁ魔力や魔法とは別の力を持つ者がいるっていう事だけなんだが」
と言うとミツバチは興味を持ったのか
「詳しく聞かせろ」
と言った。リーは嬉しそうに
「シルシ大陸に着くまでに完結できるようわかりやすく話したる!」
と何か話し方が少し変に聞こえたがチョウカは特に突っ込む気にもならなかった。
特殊能力を持つ者、それは限られた人間だけが持つ魔法とは別の力。
その特殊能力も特徴があり国によっても違ったりする。
さらに魔法とは違う力と言うだけでなく魔力を増幅や強化する力もある。
そんな、特殊能力も限られた者、いや選ばれた者が使えるとする。
国によって違うのも能力自体の事もあるが、その力を使うために選ばれると言うことも必要なのだ。
「選ばれる?一体誰にだ?」とチョウカは気になり口を挟む。
「いや、これから説明するから」
これは神に近い存在に選ばれる必要がある。
選ばれた者はその力を身に纏う事で発動、色んな形、姿で能力は現れる。
だが、誰もが使える訳ではない、例え選ばれた者でも使えない発動しない場合もある。
「と、まぁこれが特殊能力って奴だけど話の中だと、チョウカの使う能力とはまた違うかなと思って」
と説明の後に誤魔化した理由も言うリー
「なるほどな、確かに私の能力とはまた別物の様だな。」
とチョウカは言った、そして
「お前の心当たりのある奴で能力がいるのか」
と追い討ちをかけるかのように、質問してくる。
「これも話さないといけないか」
とリーは少し嫌そうにする。
「まぁな、何故嫌がるんだ」
とチョウカが嫌がる理由を聞いてくる
「まぁ、俺の師匠が特殊能力者で実は俺も特殊能力持っます、すんません」
と答える、チョウカはあっそうと言わんばかりに話をスルーする
「えっ!何でスルーしたの!」
とリーはチョウカに突っ込むと
「それが嫌がる理由にもならんからだ、なんだ?師匠が特殊能力者だとまずい事でもあるのかそれともお前が特殊能力を隠していたのに罪悪感を持っていたのか?」
と二択の質問をするとリーはしぶしぶ
「両方です。」
と答える。チョウカはあっそうと言わんばかりにまたスルーした。
「えぇ!なんか反応してよ!」
とリーのツッコミは止まらなかった。
ショウは、風月に話した、人間では無いこと、この世界に飛ばされたということ、そして天の声の事。
すると、風月は
「天の声・・・」
とつぶやく
「その声の主に心当たりがあるんですか」
と聞くが、風月は悩んだまま何も反応が無い。
沈黙が続き風月がやっと口を開く
「明日、ヒボンの国での四天王会談がある。」
と言い始め、ショウは
「その、四天王会談とは?」
と聞くと
「私を初めとした、ヒボン最強の武士の4人と国王および関係者が集まる会談だ。その会談にお前達も連れていく」
と風月が言うと
「えぇ!私もですか!」
と爛漫も驚いて立ち上がる。
「俺もいいんですか」
と聞くと
「多分この話は今の大国戦争に大きく関係していると見ている。」
とまたショウにとっては初めて聞くことばかりだった。
「すみません俺にも分かるようにお願いします」
と少し申し訳無さそうにお願いした。
「済まない勝手にはなしを進めてしまい、まぁ明日出れば分かるだろ」
と何故か急にテキトウに返された、ショウも唖然としていた。
そんなショウを見て爛漫は
「まぁ風月はいつも途中で人任せになる所があるからごめんね」
と小声でショウに言った。
シルシ大陸、シルシ大門前。
そこは巨大な門があった。見張りは2人立っている。
「奴ら殺すか?」
とチョウカはいきなり物騒な提案をするからリーは
「いや待て!すぐに殺す方向に考えるなよ、そんな事したら後から面倒なくらい兵士とか出るぞ」
とチョウカに言う、チョウカはため息をつきながら
「じゃあどうやって中に入るんだ?」
と聞くと
「いや、入国書さえあれば誰でも入れるんだよ」
と言うと
「その入国書は何処にあるんだ?」
とまたチョウカは聞き返す。するとリーはポケットから1枚の紙を取り出しチョウカに見せつけるように紙を揺らす。
「実は持っているんだなー、俺が国を抜ける前にスパイの依頼で貰ったんだけど、結局国を抜けたから使う機会が無くてね」
と説明すると
「まぁ、お前にしてはやるじゃないか」
と言ってきたが
「いやいや、まだ一緒に組んで数日で俺の何が分かるんだよ」
と突っ込みを入れる。
だが、チョウカはそれをスルーして
「とりあえずその入国書もって行くぞ」
とチョウカはリーに言う
「相変わらず話を聞かないなー」
とリーはため息をつきながらチョウカと門へ向かう。
門の前に立つと見張りの兵士がチョウカ達の方へ寄ってくる。
「何だお前らは、入国書は持っているのか?」
と聞かれ
「はい、こちらに」
とリーは兵士に入国書を渡す。
「確かに確認した、だが・・・」
と言葉が詰まる兵士
「私たちは早く入りたいんだ早くしろ」
とチョウカが兵士を睨みながら言う。
「待て待てチョウカ!」
とチョウカをなだめ
「あのー、何か問題でも?」
と兵士に聞くと、
「今はやめておいた方がいい、門の向こうの街では今、第一兵団が見回っているいくら許可書があっても今はやめて置いた方がいい。」
と兵士は少し怯えた様な感じで話す、だがチョウカは納得行かないのか。
「第一兵団だか知らんが私は今すぐ入りたいんだ、入れろ!」
と兵士の胸ぐらを掴み怒鳴りつける。
「おい、チョウカやめろって!」
とリーは止めに入る、その時門の上から声がする。
「お取り込み中スンマセンがアンタら何もんかな?」
と大きな門の上で胡座をかいて、下を見ながらヘラヘラ笑ってこちらに話しかけてくる。
そいつは、目つきはニヤニヤとしており、髪は銀髪でボッサボサ、歳はかなり言っているであろうオッサンだった。
「あっ・・・あれは」
と兵士はオッサンを指さして震える。
「なんだ?はっきり言えよ」
とイライラしているチョウカは兵士を睨む。すると上からオッサンが飛び降りて来た。
かなり高い所なのに慣れているかのように平然と立っている。
「嬢ちゃん、その若いもんを話してやってくれないかい?」
とオッサンはチョウカに近寄ってくる。
するとチョウカは掴んでいた兵士を突き飛ばし小刀をだし警戒する。
その読みは当たっていた。
「嬢ちゃん、どうして俺が攻撃するってわかったんだい?」
と今、オッサンも小刀を出しており、今小刀と小刀の押し合いが始まっていた。
リーや兵士達もあまりの一瞬の事に固まっていた。
「ちょっ!あのオッサン何者だよ!」
とリーはつい口にでる。
すると兵士が震えながら答える。
「あの方は戦争兵団の第一兵団副団長カシム・センティピード様、このシルシ大陸で2番目に最強と恐れられる男です。」
リーは唖然としていた。
まさか、シルシ大陸を調査する前にとてつもない人を相手にしていると
まさかスタートからついてないなんてそう思ったリーだった。
続く
今回はチョウカ、急展開の回でした。
次回は主人公、でるよ・・・うん。




