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回収作業


甲板についた三人は、他の船員と合流した。


「待たせたな。 ここに居る人員で流れ岩を回収するぞ。 全員準備は出来ているか?」


「出来ています」


「大丈夫です」


「よし、あそこに銃をもたせたやつらを集めろ。 流れ岩には巣が確認されている。 まずは俺が…」


ハイドは甲板に集まっていた船員に指示を出し始めた。






甲板から見える流れ岩には球体型の巣が埋まっているのが見える。


ユールとジグは、それをじっと眺めていた。


「巣だ…」


「あれが、巣か…」


「緊張してきたか?」


マキナの巣を見て固まる二人に、指示を終えたハイドが話しかけた。




「俺は平気です!」


「初めて見るので、少し驚きました」


「はっはっは、そうか」


ユールは振り向いて言ったが、ジグは巣を見たまま答えた。


対象的な二人を見てハイドは笑った。




「まぁ、今回は俺が前に出るから大丈夫だ。 お前らは後ろにいろ」


「はい!」


「わかりました」


ハイドに促された二人は、既に配置についている船員の方に向かった。




「良いか、お前ら。 まずは俺が前に出る、数匹だったら処理する。 数が多かった場合は援護してくれ」


「「「はい!」」」


「それと今回はユールとジグが参加する。 怪我させるんじゃねぇぞ?」


ハイドは既に配置についている二人の方を見ながら言った。




「宜しくおねがいします!」


「邪魔にならないよう努めます」


「大丈夫だ、すぐ終わるさ」


「ハイドさんもいるしな」


名指しされて焦りながら言う二人に、船員達は笑いながら声をかけた。




「よし、行くぞ! お前らは銃を構えろ。 流れ岩に梯子をかける間、警戒しておけ!」


ハイドは船員達に指示を飛ばす。


一つの班には銃を構えさせて待機。


もう一つの班には流れ岩に向かって梯子を掛けさせ、その間最初の班に警戒させた。




「落とすなよ! 慎重に持っていけ!」


ハイドの目線の先では甲板に準備してあった梯子を船員たちが数人で持ち上げている。


その梯子は大人三人は同時に通れる広さのもので、全部で三つ用意されていた。




「しっかり固定しろ。 俺が先に行く」


船員たちは船に梯子の片側を固定する。


梯子の先には長いロープが二本ついており、その先端は鋭く尖っている。


その先端を持ってハイドは流れ岩に飛び乗った。




「……。 とりあえずは動きはないようだな。 そのまま銃を構えておけ!」


船員に警戒させたまま、持ってきたロープの先端を流れ岩に突き刺し、鎚で埋め込んだ。




「よし、梯子を伸ばせ!」


言われた船員が頷くと、梯子は二本のロープに沿って伸びてきた。


他の二つも同じように埋め込み梯子を伸ばす。




「固定した。 何人かはこちらに降りて来い。 残りはそのまま警戒だ」


ハイドの言葉に数人がはしごを使って降りてくる。




「ここで待機だ。 確かめてくる」


「気をつけて下さい!」


「ああ、任せろ」


巣の方に向かうハイドに船上からユールが声をかけた。


その声に笑いながら武器を構えハイドは巣の方に向かった。









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