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最終話これからもずっと

さっきのことをリズット皇帝夫妻に伝え終わり、ボクは皇宮の庭をリンと散策していた。


「フィーナ、結局転移させられる前って何を言っていたの?っ聞こえなかったんだけど?」


そう足を止めて聞いてきたリン。


あ、、覚えてたのね?もう当たって砕けろ精神で行くか、、、。


「リンのことが好きって言ってたの!!!」


「は?」


ボクの言葉に動きが停止してしまったリン。


「え?もう一回言った方がいい?」


「言わなくていい!!」


そう早口に言ったリンの顔はリンゴみたいに赤くて。


「あ〜ぁ。おれから言おうとしたのに。先に言われたら恥ずかしいじゃん。」と小声で呟く。


「リンはどうなの?ちゃんと言葉にしないと分からない、、、」


ボクの言葉が最後まで紡がれる前に唇に何か、柔らかいものに塞がれた。


それがリンの唇だと分かったのはリンの顔が離れて10秒経った後だった。


「好きだよ、フィーナ。初めて会った日からずっと。」


その言葉とその前の行為に、リン以上に顔が赤くなったのは悪くないと思う。だってリンのせいだし。


「でも、精霊と人間は番になることはできないんだよね?だから気持ちだけ伝えようと思って。」


とても辛そうな顔をするリン。いや、ボク(精霊王)の場合はできるんだけどね?


そしてボクはリンの前に跪き、リンの左手を取って言った。


「リンベルト=フレアナイト。私の番になってくれませんか?」


ボクの言葉にリンは戸惑って言う。


「でも、精霊は人間を番にできないって文献に、。」


「普通の精霊は、、ね。精霊王だけは人間から番を取るんだ。」


「それならいいよ。うん、なる。」


リンの了承も得たからボクはリンの手の甲に口付けた


その瞬間、ボクたちの左手の薬指に精霊界でしか取れないクリスタルが嵌まった指輪が装着された。


「これで精霊の婚姻はお終いなんだけど、、、。リンは皇弟だし、式あげないといけない?」


「いや、別に挙げなくていいよ。皇帝だけ挙げたらオッケーな国だから。」


「そっか。」


そしてボクたちはこのことを報告するため、皇宮に戻ったのだった。


精霊王と婚姻を結んだ人間は半精霊化して寿命がなくなることと、右目が婚姻した精霊王の色になってオッドアイになることを伝え忘れていたボクは、次の日にリンに伝えた。「先に言ってくれたら、鏡を見たときに発狂せずに済んだのに、、。」とジト目でリンに言われたのは内緒である。









「お前は用済みだ」と追放されたので、隣国の騎士団に入ります! Fin


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