20話ソルーナ王国への転移(一部リンベルトside)
「今日は何する?イルダ。」
「ん〜、、水遊び!!」
「そっか、今日は暑いもんね。」
イルダを連れて帰った一週間後。ボクたちは水遊びをするため、騎士団の訓練場に来ていた。
「フィーナとイルダじゃん、どうしたの?」
胡座をかいて座っているリンはボクたちに声をかける。
なぜ胡座?まぁいっか。
「リン。今から水遊びをするんだけど、どうする?」
「おれは見ておくよ。」
「わかった。」
そしてボクは抱っこしていたイルダを降ろしてルール説明をしていく。
「今日は、水流弾だけ。騎士団のみんなも良いよね?」
「「「はい!!」」」
「じゃあ、始めっ!」
そうボクが言った瞬間、イルダは一瞬で100個の水流弾を作り、10人の騎士団員にそれぞれ10個ずつ当ててしまっった。やっぱり強いなぁ、イルダは。
騎士団のみんなが水流弾をイルダに当てようとしても、跳ね返して当ててしまう。
天才、、、?
そう思った時、頭に頭痛とともに嫌いなクソ王太子の声が響いた。
《フィーナ、国に帰ってこい。父上たちが言っている。》
念話、、か。ソルーナの呪いはこんなこともできるんだ、、すごいね。でも。
「《お前らの元には帰らない。絶対に。》」
《無駄な抵抗はよせ。体の自由が無くなるぞ?》
「は?」
そんなこともできたのか、。でも、人間の血が入っている人類だけでしょ、どうせ。ま、わざと強制転移されて、絶望を与えてから殺すのもいいかもしれない。
「フィーナ、どうしたの?」
そう考えるも頭痛が酷く蹲っていると、リンが心配そうに覗き込んできた。
「ちょっとソルーナ王国に行ってくるけど、助けにきてね?」
「?うん。それはもちろん。でもちょっと鑑定させて。原因を確認したいから。」
「わかった。」
【鑑定結果】
名前:フィーナ=ラルフ
年齡:18歳
称号:聖女、女神ルーナに愛された者、次期精霊王
契約者:竜神ヴァルトリス、光の伝説級精霊ルート
各属性との相性:火∞ 水∞ 雷∞ 風∞ 土∞ 光∞ 闇∞
状態異常:ソルーナの呪い(ソルーナ王族の命令に背けない。体を操られる。)
「え?君は、、、」
「ごめん、ちょっと行ってくる。一時的にバイバイ。君のことがずっと____だよ。」
《転移で俺の所に来い》
「《はいはい、わかりましたよ〜だ。》」
そしてボクは転移魔法を使い、ソルーナ王国へと向かったのだった。
【リンベルトside】
フィーナが決着をつけるためにソルーナ王国へと向かった。
じゃ、2人を呼んで行く、、か。 イルダは、、遊ばせておこう。
そう考えていると、丁度ヴァルトとルートがフィーナの気配が消えたのに気付いたのか、訓練場に来た。
「どうした、リンベルト。フィーナの気配がここから消えたが、、、。」
「姫様が、、お消えになった、、。」
ルートは膝から崩れ落ちたけど、、まぁいいよね。説明をしよう。
そして今までの説明をした後。ヴァルトとルートはブチギレた。
「あのクソゴミ、、、!!!幼少期に刻んでおいた呪いを今使うとは、、、!!」
「あのゴミカス、、万死に値する。早く殺しに行きましょう!!」
え、、?みんな殺す気満々なんだけど、、?おれもそうだけどさ。
フィーナがいたら、お前もかよっ!!ってツッコミそうだなあ。
ま、、、。
「(ロベルトクソ王太子を)殺しに行きますか。」
「「おー!!!!!」
「俺の背中に乗れ。ソルーナ王国なんて10秒で着く。」
「わかった。」
そしておれたちは竜化したヴァルトの背中に乗り、ソルーナ王国に向かった。
【リンベルトside END】




