18話海神・オスガーナの治療
「ねえ、ほんとにこんなところにいるの?」
「案外ふつうに泳いでいるかも、。あのクジラみたいに。
完全に暑さにやられているリンと会話をしながえあ海を散策していると、金ピカのクジラが泳いでるのを発見した。
「金ピカだねぇ、ん?」
「どうしたの、リン。」
「兄上が金ピカのクジラって言ってたような?」
「うえ!?一旦話しかけてみる?」
「そうするか。」
リンの許可を得たところで、深呼吸深呼吸。
「なにしてるの?フィーナ。」
「え、深呼吸。耳塞いでいた方がいいかも。」
「わかった。」
リンが耳を塞いだのを確認したボクは、思い切り叫んだ。
「クジラさぁあああん!!!こっちまできてくださぁああい!!あんた、海神様でしょおお!?治してあげるからぁあああ!!!」
「うっっさ。」
そのリンの呟きを華麗に無視し、ボクは金ピカクジラの反応を待った。
その声が届いたのか、金ピカクジラ・オスガーナ様は光の速さで泳いできた。。
「いや、速すぎなっ!?」
「ほんとだ。速いねぇ。」
「リン、なんでそんなに冷静なの!」
「分かんない、、」
そしてボク達が話していた間にオスガーナ様は本来の精霊体へと戻った。
「お主ら、イオルに聖女と聖騎士の加護をもらっているようじゃな?」
「そうです。魔法の傷、あるんですよね?」
「ある。」
「今治しますので。聖回復魔法 【聖なる灯】
黄色とオレンジの中間みたいな色の光が、オスガーナ様の体に入っていく。これで、、、
「治ったぁああ!!!治ったぞい!!!」
そう大はしゃぎで今にも踊り出しそうなオスガーナ様は言う。
「お礼は、わしの分身のイルダをやろう。」
そっかぁ、分身か。ラッキー!じゃなくて!
「分身!!?」
「そうじゃが、、ダメか?」
「いえ、別にいいです。」
「わかった。イルダ坊~。来なさい。」
オスガーナ様が呼ぶと、空中から小さな10歳ぐらいの上から色から青から水色にグラデーションになってる髪色で少し男の子にしては長い髪をして、金色の目をした男の子が出てきた。
「この人たちについて行って、色んな世界を見てきなさい。」
そうイルダというオスが一ナ様の分身に言うオスガーナ様。
「わかった、おじいちゃん!お兄ちゃん、お姉ちゃん。よろしく!」
「よろしく。ボクの各前はフィーナ。こっちが。」
「リンベルトだ。長いからリンでいい。」
「フィーナ姉とリン兄ね。うん、覚えた。僕のことはイルダでいいよ。」
「「よろしく、イルダ。」」
そして、ボクはイルダという弟みたいね感じのオスガーナ様の分身とともに騎士団へ帰還したのだった。




