三話 恋愛の低年齢化に伴う会議
「さて、今から会議を行う。」
聡介は三年三組の教室の教壇で二十一人の生徒の顔を見つめながら言った。
「議長佐伯蓮、頼めるか?」
「はい。」
蓮が教壇に進み出た。
「それでは、緊急事態です。」
「緊急事態?」
男子生徒Aが首をひねる。
「男子生徒A答えましょう。」
「名前でいえ!まあ、いいや。学校が無法地帯とか?」
「生徒会がごみだってよ聡介。」
「うるさい。」
「男子生徒A不合格!」
「さあ、みんなでせぇの!バラバラ体!おいしい血液の宅配便!」
「黙れ蓮。」
「えーっとですね。ごほん。軽く咳払いをする。」
蓮はバァンと教卓を叩いた。
「私が言いたいのは、このクラスにカップルも元も一組もないということだ☆何故これを凡人どもは理解できない!天才の孤独を!あなたに愛を教えるのは私・・・」
「るせえ黙れ。」
男子生徒Aが言った。
「はいはい、俺開成にいけたかも。つまり!カップルを作ろうという事なんです!とある魔術の禁書目録ではなくて調査では小学生の二十三パーセントが付き合っているんですよ!」
「うん、何でお前小学生のデータ出したん?」
男子生徒Bが言った。
「俺たちの精神年齢が小学生だからに決まってんだろ。」
と蓮。
「知っているか、我々の年代では五十二パーセントが一回は付き合っているのだよ。」
「つまり半分は〇貞?」
「そうだ。」
「はい、というわけでですね。」
聡介が蓮を引っ込めていう。
「恋バナ行こか。」
「カラオケにしろよ。」




