一章 終焉への導き 第三話 初めての魔法
アルが持っている魔法の種族、
使える魔法、
果たしてそれは何なのか。
第三話 初めての魔法
私は今私の家にいる、どうやらイアと同じ家に住んでいるそうだ、そして女王がいない理由もわからない、だから私は分からない事をイアに聞くことにした。
「ところで女王ってなんで不在なの。」
「女王様は王様が雇った暗殺者に殺されてしまいました、そして女王を継ぐ人も同じように。」
なるほど、ようは王様の考えで殺されたということか。
「その後その王様はどうしたの。」
これは流石に答えてくれないかな。
「王様は女王様を殺したということで死刑になってそのまま殺されてしまいました、なので今は新しい王様です。」
分からない、何でそれでアラン・ガリガットという人物がいなくなる、それに女王様候補は確か十五人だろ、多すぎる、国が黒魔術師を女王にしようとしてるという事か、でも何で黒魔術師を女王にしようとしているんだ。
「聞きたいことはこれだけ、明日魔法を教えてあげる、だから朝早く起きてきなさいよ。」
何で私に魔法を教えてくれるのかわからないけど私はこう返事した。
「分かった。」
朝がやってきた、言われた通り早く起きた、記憶が無い、何故私は記憶を消された、それが謎だ、黒魔術師について知りすぎてしまったと言うなら殺すほうが早いだろうし、黒魔術師の一番上に立っている【狂気の黒魔術師】を倒せるほどの力も持っていない、そんなやつをおそう理由がわからない。
とりあえず約束を守る為に外に出た、イアが使える魔法は回復魔法と水の魔法だ。魔法というものに頼らなかったから記憶が消された可能性がある、イアはそう判断したのだろう。
「アル、まずあなたがどの魔法を使えるかを調べます、目を瞑ってください。」
イアにこう言われた、私は言われるがままに目を閉じた。
「なるほど、水属性と火属性と黒魔術が使えるのね、黒魔術が使えるから狙われたのね。」
黒魔術を使えるなんて知らなかった、だが黒魔術を使えるなら記憶を消されることもないだろう。
「アル、黒魔術を使うことが出来るけど私は教えることができません。」
「どうして。」
「私は白魔術師なの、だから私は黒魔術が使えないの、ごめんね、だけど火属性と水属性の魔法は教えれるわ。」
イアが白魔術師ということは記憶が消されてから今まで話されたことがない。
「まず魔法が使えるけど杖無しで使えるか杖がいるか判断するわ、これは体の中のマナが多ければ杖無しで魔法が使えて
少なければ杖がいるの、マナが少ない人は杖であまり大きい魔法を使えないようにしているの、それじゃあ始めるから手を出して何か出ろと言ってみて。」
私は手を出しておおきく息を吸ってからこう言った。
「何か出ろ!!」
すると大きい炎のたまが出てきてその回りを勢いよく水が回っている。
「すごい、何も教えてないのに形の制御ができてる、それに杖無しで魔法を使えるわ。」
イアの反応からすると何も教わらずにこれだけの魔法が使えるのはすごいことのようだ。そしてイアは私が記憶を消される時に持っていた鞄を持ってきた。
「この中に何か使えるものが入ってると思うの、自分の物だから自分で使えるものを探してね。」
と言われた、私は自分の鞄の中身を見ていると白いカードが出てきた。
「それは、ブランクスペルカード、何でこんなに沢山持っているの、これは自分の好きな魔法を登録して使えるカード、まだ登録されてないものがこんなにあるなんて。」
私は全く分からない、なぜそんなすごいものが私の鞄に何枚も入っている。
「アルこっちには強力な魔法が登録されたものが何枚かあるわ。」
そう言って五枚カードを渡された。
「これは、黒魔術!!何でこんなものが、でも私が教えられないからちょうど良かったわ。」
そう言って渡された。
「そのカードを前にだしてこのカードに書いてる言葉を読んで。」
こう言われた、私はカードを前に出してこう言った。
「黒槍・クロニクルレイン!!」
すると空から黒色の槍が大量に降ってきた。
「これが使えてたら記憶が消されることが無かったのにね。」
イアにこう言われた。確かにそうだこれだけ強力な魔法が使えればやられることも無かった。




