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お姫様抱っこ


「おそら、あお~い」


三日間の訓練の結果、俺はどんなにグロイことがあってもあまり何も感じなくなった。


やったね


「よんだ?」

でたな諸悪の根源!!


「よんでねぇ、っよ!」

俺は起き上がる。


「いや~、それにしても自分を客観視してもだいぶやばいことをしているんだが、、、、よく私と交友関係つづけるね?」



「まぁ、腐れ縁だし、、」


「だし?」


「お前の性格を理由に関わらなくなったら、なんか負けたみたいでいやだ」


「あはは!!いいねやっぱり君は最高だよ」


「惚れてもいいぜ」


「、、、逆に君はどう思っているんだい???」



あ~たぶん恋愛的に見てってことだよな、、、


過去の記憶(彼女の栄光)がよみがえる


うん、やっぱりこいつはないな。

最低なことを言うが、顔と体は最高なのだ。


性格さえな~


「わかんねぇ」

俺は彼女の問いに返答した。


-------------------------------



「気分転換するか」

俺は自らを鑑定した。

ステータスオープンといって開くよりも、心の中で己を鑑定した方が速い


Lv20/30 鎌倉 西木 (かまくら にしき)男

種族 ギミックボス 


HP 480/480

MP 750/750

筋力 480

素早さ 750

魔力 820

防御力 510

幸運 900


固有スキル

Lv3/10 I am ギミックボス U(バグ)


派生スキル

Lv3/5 ギミック設置  Lv1/5 ダンジョン生成

Lv1/5 ダンジョン設定 Lv1/5  MP=質量

-------------------------------------------------------------------------------------

Lv5/5 鑑定(万能)Lv1/5  自己改造 Lv2/10 領域支配

称号

<感染者> <世界初のギミックボス> <門番> <不動> 〈ポジティブ〉


なんか意味わかんないスキル増えたな?


「どれくらいステ伸びた?」

葵が聞いてくる


「2倍以上3倍以下ぐらい?」

素直に答えると


「フフ、どうだい?ボクが考案した、レベル上げとグロデスク耐性を同時に得る訓練は」


、、、自慢、いや事実ためになったのだ感謝はしよう


「サンキュー」


「どういたしまして〜」

やつは嬉しそうに、しかしさもそれが当然のことのような表情で俺を見た。


「次はスキルについて把握しようか」


「OK」

え〜と新しく増えたスキルは

「Lv1/5 ダンジョン生成 Lv1/5 ダンジョン設定 Lv1/5  MP=質量っていうスキルが増えたぞ」

 

「効果は?」


「あ~見た方が速いわ」

「ダンジョン生成、範囲最大。ダンジョン設定 排除対象 魔物 」

俺は初めにダンジョン生成を使用した


すると、俺を泡が包み込んだ。


「・・・」

葵はこの状況に反応しなかったが、じっくりとこちらを見つめて泡を観察している。


泡は建物を貫通し、どんどん広がる。


バッ!


俺たちの視界に移っていたゴブリンやスライムなどが消え、この町には、、、、なるほど


俺の前にアナウンスが表示される。


<使用者、鎌倉 西木を対象として半径10Kmがダンジョンとなりました。>


「あ~、なるほど君を中心として同心円状のダンジョンができたのか。あの泡のようなものはダンジョンの範囲、そして魔物は結界の外に飛ばされたのかな?じゃないと泡の周りをなぞるように魔物が待機したりはしないしね」


ん?

ここから壁まで10KMあるんだけど結界の壁見えるの??

いや、なんかスキルでも持ってるのか。


「さすが、よ!サイコ、、、最高の幼馴染!」

あぶねぇ、言いかけた。


「当然だろう?」

あいつは自慢げだ。

なんかわかんないけど、俺といるときIQがとけるんだよな?


「ダンジョン設定は、今設定できるのはMPの9割を消費してダンジョンの位置を変える「ダンジョン移動」と生物を存在を認めるか認めないかを選択できる「生物認知」だけだな」


「さすがにデメリットはあるか、町、、いや今はダンジョンだね。このダンジョン内の人の数はわかる?」


「え~と、18万人くらい?」


πいやもうちょい精確に

人口密度は、、、18万人÷(10²×3.14)だから


「約573人/km²だね」

俺が答えを出すよりも先に葵が答えた。


「埼玉もだいぶ人減ったな。まえは1900ぐらいだったのに」


「そうだね」


時系列で考えると

感染者を発見(二日)→世界中で大流行(一週間)→魔物大量発生→(五日)→埼玉、人口激減!

こんな感じかな?


三日でかなりの人が殺されたのか。


「あ、そういえばお前の両親は大丈夫なの?」

まぁたぶん大丈夫だと思うが、、、


「ああ、どっちもちゃんと生きてるよ。僕のスキルで作った分身(全能メイド)がいるから当分は大丈夫。」


「え~、お前自分の親にメイド姿見られてもなんとも思わないの???」

羞恥心というものが足りないのではないかと俺は心配した。


「まあ、私の両親だし慣れれると思うよ」


蛙の子は蛙とはよく言ったもんだ。

こいつの両親は葵ほどではないが超優秀だしな、、、


「で?これからどうする?」


「ん~パパにいろいろ押し付けようと思ってたんだけど、どうしようかな?」


「え・押し付けたらいいじゃん」

自分の利益の為ならば何でもする葵がめずらしい


「いま、彼氏の家で泊ってくるいっちゃたしな」


「」


「?」


「、、、なんつった?」


「彼氏、、、」


「HAHAHAHAHAH」

俺は笑いながら、葵の手を引っ張り荷物のように持った。


「きゃ、、、、え?、、、、はぁ(クソデカため息)」


「(クソデカため息)じゃねんだよ!!?」


誤解を解かねぇとまずい!!!!!!!!!?


「どうせなら、お姫様だっことかさ、せめておんぶならまだしも、、、、荷物かて」


ええい、ぐちぐちいうんじゃない。

もとはだれの責任だ!誰、、、「の!?」


俺は突然上下左右が反転し、気が付けば葵の腕の中にいた。


「は?はわぁぁああああ!?!?!??」


胸部があったあたええあ?


「どうだい?これがお姫様抱っこというものさ」


「HA☆NA☆SE!!」


「なぜしゃくれる?別の人物だろうそれは」


「うるさい!?ちょま、マジ恥ずかしいから!!」


は!今こそこの新スキルを使う時!!!


うおぉぉ!!!!


俺はMP=質量をつかい、目の前にダイヤモンドに負けず劣らず硬い壁を作り出した。

MPはなんと50しか消費していない、、、お安い!


「とまれ!!!」


俺はこれでようやく止まったかと思ったが、、、


ばぎゃごっぎょん!!!!


効いたことがない音が響いた。


目を開けると、奴は足のけり一発でダイヤモンドの壁を破壊していた。


「・・・まじですか」


俺はこの状況をなんとか打破せんと努力したが結局、徒労に終わった。

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