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過去も異世界も含めればこんな人たちがいた!……きっと  作者: 夕暮れの家


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世界一心躍る仕事

 僕はAIイラストレーターだ。


 AIを用いて絵を描く仕事をしている。


 主に巨乳美女を描いているし、お客様も僕が描く巨乳美女を目的に仕事をご依頼してくださる。


 AIに描いて貰う美女は元は僕が拙いながらも描いた女性を元にしている。


 様々な女性を描き、AIに綺麗な絵にして貰っている。


 僕は世界一心躍る仕事をしている自負がある。


 なぜならば……


『この添付の女性を元に絵を描いてください。なお、胸の谷間は描かず空白でお願いします』


 そうAIに命令を出し、出てきた絵を更に命令を重ね、より良いものにしていく。


 しかし、AIに谷間は描かせない。


 谷間以外が出来上がったとき、僕の本当の仕事が始まる。


 そう僕の本職は、谷間職人なのだ。


 谷間とはただの線である。しかし、ただの線ではない。


 世界一心躍る線であり、そうでなければならない。


 なんども線を描いては消しを繰り返す。


 全身全霊で魂を込めた線を描き出す。


 そう皆が挟まりたいと思えるような圧倒的な谷間を作り出すのだ。


 お客様は知らない。皆も知らない。


 これは僕だけのこだわりであり、僕だけの仕事なのだ。


 僕の巨乳美女が人気になり、仕事が舞い込んでくるのは、この谷間のおかげなのである。


 さあ、つまらない前処理は終わった。今日も魂を吹き込もう。


 僕は世界一心躍る線を今日も描く。


 僕は世界一心躍る仕事をしている。

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