異世界転生した僕は、僕の体を揉んでみたい
「なぁなぁ、知ってるかこれ女性の胸と同じ感触なんだって」
ぷにぷに
「へぇ~こんな柔らかいのか~」
ぷにぷに
僕はいつもこいつらにぷにぷにされている。
童貞で前世を終えた僕は今世は揉まれる立場になった。
僕も揉みたい。知りたい。
僕はスライムに転生した。
ぷにぷに
今日も僕はこいつらにぷにぷにされている。
「へぇ~こんな感じなんだ……」
町の悪ガキが流した噂が一気に広まり、こそこそと触りに来る童貞が後を絶たない。
(ん~)
僕は僕を揉もうと何度も試みたが、手も触手もない僕は僕の感触がわからないままだ。
(どんな感触なんだろう?)
そんな悶々とした日々を過ごしていたある日。三人の女性冒険者が現れた。
「最近、ここら辺にスライムが出ると聞いて討伐に来たがどこにいるのだろうな?」
「さあ~わからないから依頼が出たんでしょ?」
「そうっすよ。さっさと討伐して帰りたいっす」
6つの立派なスライムを持った女性だ。僕は草の影に隠れた。
僕は特に人間を襲ったことはない無害なスライムなのに……。
コソコソ息を潜めていたが……このままでいいのだろうか?
僕はこっそり木の上に隠れることにした。
そして、タイミングを計り勇気を出し……一番立派な二つの同族の谷間へ飛び込んだ!
ぽにゃん!
ああ~これが僕の感触か~
「なんだ?このスライムは私の胸に飛び込んで来たと思ったらスリスリしてきて」
「なんか懐いている?」
「へぇ~結構可愛いっすね」
僕はここで終わるだろう……しかし、一片の悔いなし!
「これを討伐する気にはならないな……」
「そうねぇ~」
「飼っちゃえばいいんじゃないっすか?自分も抱っこしたいっす!」
「ダメだ!私の子だ!」
強く抱きしめられ気が遠くなるほどの感触を味わい。僕は緊張の糸が切れたせいか、そこで意識がなくなった。
次に目が覚めたとき、楽園が広がっていた。
「綺麗綺麗しましょうね~」
浴室で目が覚めた僕の体は固くなっていただろう……スライムだけど
ぷにぷに
僕はあくまで僕の感触が知りたいだけだ
「あんっ」
ぷにぷに
スライムの感触とはなぜこうも心躍るのだろうか……。
僕の幸せな人生がここから始まった。




