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過去も異世界も含めればこんな人たちがいた!……きっと  作者: 夕暮れの家


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禅僧な彼女は今日も師匠と温泉に入って色々と学ぶ

「どうすれば師匠のようになれますか?」


 私は今日も師匠のお背中を流しながら問いかける。


 師匠からの返答はいつものようにない。


 師匠はただそこにあり続けるだけだ。


「これが只管打坐(しかんだざ)ですね!」


 余計な雑念を捨て、ただそこに座る。


 師匠は体現なさっている!


 師匠の周りにはアヒルやサル、時にはカメや小鳥まで集まってくる。


 師匠の穏やかな雰囲気がそうさせるのだ。


「和顔愛語(わげんあいご)ですね!」


 和やかな笑顔と温かい言葉で接することで、みんなの空気をなごませるのだ!


「流石師匠です!」


 背中を流した後は前も流す。


 師匠はいつも通りされるがままで少し幸せそうな顔をしていた。


 師匠は雨の日も風の日も変わらない。


「日日是好日(にちにちこれこうじつ)ですね!」


 晴れの日が良い日で、雨の日が悪い日ではない。


 どんな日も素直に受け入れれば、毎日が良い日になるということだ。


 私は今日も師匠との温泉を楽しむ。


「ギュッってしていいですか?」


 カピカピ~♪


 そう師匠が答えた気がした。


 全身で師匠を感じる。


 今日も私の師匠はなんて可愛いのだろうか……。


「あ~私もカピバラに生まれたかった……。」



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