[第13話]2つの疑問
[放課後]
『さくら、ちょっと聞きたい事があるんだけど、』
「何かしら」
『夏休みに海に遊びに行くことになったんだよ。さくらも、連れてきてって言われてるんだけど来れる?』
「別に構わないわ」
『ありがとう』
「メンバーは?」
『俺とさくらと、友達とその彼女と、
この間転校してきた松本翔くんと、
松本翔くんの彼女の、
この間転校してきた神崎飛鳥だよ』
「…まつもと…かける……と、かんざき…あすか…?」
『そうだけどそれがどうかした?』
「もしかして、まつもとくんが、青森から、神崎さんは佐賀から転校してきた?」
『知らないけど…もしかして知り合い?』
「なんでもないわ」
『そうなの?』
「それよりも今日は柔道に行かなくていいわよ」
『なんで?』
「今日は、貴方の家で、貴方の両親と私の両親と、私達の6人で集まって、話があるんですって」
『父さん達仕事は?』
「今日は早めに切り上げて帰ってくるそうよ」
『そんな、早めに切り上げてまで、6人で話さなきゃならない話って何だろう?』
「さぁ。私も詳しくは聞いていないもの」
『そっか』
俺は今、2つ不思議に思っている。
1つは、松本くんと、神崎さんの名前をだした途端にあきらかに動揺していたのは何故か。
もう1つは、さくらの家族と、俺の家族全員で、話すことは、何か、だ。
先日、感想をいただきました。
感想をくださった
□megane様□
□くるりん様□
本当にありがとうございます。




