いつもの白い場所
琥珀色の砂が上下を無視し、上り落ちる砂時計達。
一粒一粒が光輝き、その大きさに大小はない。
それは重力も時間もない空間。 光も闇も、そして影もない世界。
◆
――あぁ、なんでかなぁ――
誰かは分からないが、凄く不機嫌なようだ。
白い場所……いや、目が開いてるのか判らない。
呼吸は……やっぱりしていない。
手は……動かない。いや、腕が無い?
脚も……無い……。
なんだ、これは!? どこだ、ここは!?
――なんでこんな異物を混ぜるかなぁ。 しかもまだアッチと繋がってるし。 面倒くさいなぁ――
――コレって切れるのを待たないといけないよね?――
――えぇ!ソレこそ時間の無駄だよ!――
――ソレじゃぁ送り返すとか?――
――ソレは、力の無駄!――
――じゃぁ、ソノ辺に放置するとか?――
――ソノ辺ってどこさ?――
――ソコらへん?――
――ソレってコレが来た場所じゃないか――
――いや、ソノ横の――
――あぁ、コレか……なるほど! コレは良いかもしれないね!――
――だろ? ソコなら切れるまで放置出来るだろ?――
――確かに、ソウかもね!……って言うかココって盤上じゃないか!――
――ふフフ、ちょうど君の番だしね。どうぞ――
――ぐぬヌぬ、やられた! こんな弱そうな駒……せめて――
――あぁ!ズルい――
――ズルくない! ココ にクィーン!――
ボクはデッかい手のような物に摘ままれて、今度は暗い闇の中に――
――なんでクィーンなんだよ! それ♂じゃないか!――
――ココはクィーンで固めるんだよ!――
――ダメダメ!絶対だめ! えィ!――
――あぁ!そんな無茶苦茶な! ぐぬヌぬ ぁあ……まぁどうでもいいか――
――さて、じゃぁ次はボクの番だね。ココに魔羅!――
――あぁ!やっぱりズルい! じゃボクは――




