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淡墨の化け物




赤い張り紙に閉店の二文字、黒川が通い続けたキョーイチの眼鏡屋は、今日で最後だった。人気のない入口で、黒川は一人佇んでいた。深く息を吐き、意を決したように店の扉を開いた。


「こんにちは、キョーイチさん」


声を掛けるも返答はなく、ただ時を刻む音だけが、店内に規則正しく響いていた。しばらく辺りを見回し、黒川はキョーイチがいつも腰をかけている椅子に座った。

本の一冊でも、持ってくれば良かった。壁に背中を預け、針の音に耳を傾ける。暇を持て余し、胸の奥に沈殿したままの記憶へと、黒川は意識を沈めた。



あれは、いつのことだったか。


赤茶色の土の上で、蟻が列を成して歩いている。その先には芋虫の亡骸、彼らはその死肉をせっせと巣穴へ運んでいる最中だった。男が地面に座り込み、ただその様子を眺めていた。時折、道をゆく人が男が放つ臭気に顔を顰め、足早に去っていく。男が身につけたボロ布は、かろうじて着物としての役割を果たしていた。

男の虚ろな視線は、蟻へと注がれている。男は何日も食べ物を口にしておらず、動くこともままならない。それでも思考が留まることを知らず、ぶつぶつと何か呟くばかりだった。できることなら、男は蟻になりたかった。何者でもなくなれるのなら、それで良かった。

突然、地面に大きな影が差す。誰かが目の前に立っている。それでも男は俯いたままだ。


「お前さん、こんなところで何をしているんだい?」


甲高い声が頭上から降ってくる。だが、男に反応する気力はなかった。


「無視をするな、愚か者!」


男は乱暴に髪を引っ張り上げられると、そこには上背のある、髪の長い女が仁王立ちしていた。ふわっとした衣服は、確かドレスと言うんだったか。上品な出で立ちに、男は目を奪われた。


「私の町に、お前は何しに来たんだい?」


楽しげに話す女の問いに、男はすぐには答えられなかった。


「……なにも」


男にはここに来た理由も、生きている意味も何もなかった。すでに女は男の頭髪から手を離し、思案を巡らせるように自分の顎を摩った。


「なるほど、質問を変えよう。お前の名前は?」

「なまえ……」


そう言えば、久しく呼ばれることはなかった。男の知り合いはみな、とうの昔に亡くなっている。彷徨い続け、いくつ歳を取ったかさえ、男には分からなかった。


「わからない」


名前すら無くしたことに気付き、男はまた地面へと頭を垂れた。今すぐにでも消えてなくなりたい。でも死ぬことすらできない男には、どこにも逃げ場などなかった。


「おやおや、それは困ってしまったね」


女は無邪気に笑った。女が来たことによって、蟻が列を乱している。それすらも男にはどうでも良かった。


「ならば、私のところに来ないか?」


女の白い手が、地面と男の視線を遮る。重い頭を何とか上げれば、柔らかく垂れた瞳がこちらに微笑んでいた。


「そう睨んでくれるなよ。照れてしまうではないか」

「俺は、別に……」


どうも目に力を入れなければ、世界の輪郭が定まらない。気まずさから男は、女の顔から視線をずらす。差し伸べられた指先は、しなやかで美しい。それに比べ、伸ばしかけた自分の手はなんと汚らしいことか。爪は割れ、垢で黒ずんだこの手では、到底触ることさえ許されない気がした。


「こらこら」


男が引っ込めかけた手を、すかさず女が掴み自分の方へと引き寄せた。男は力に流されるまま立ち上がる。やはり女の背丈は、男より頭一つ分大きかった。


「では行こうか」

「行くって、どこに?」


男が疑問を口にした途端、女は駆け出した。手を引かれた男も抗えず、必死に足を動かす。先程までぴくりとも動かなかった身体が、嘘みたいに軽やかに走れる。女に連れられるまま、人通りの多い商店街へと向かって行った。


「わっ、わ……」


人々が自然と避けて、女の前に道が出来る。風になったかのような感覚に、男はうわ言を繰り返すしかなかった。眼前で腰まで伸びる長い髪が跳ねる。男は静かに胸を高鳴らせた。


「着いたぞ。ここが私の家だ」


到着した頃には、男は呼吸すらまともにできずにいた。あれほど走ったと言うのに、女の方は息一つ乱れていない。ようやく男が顔を上げれば、古本屋と書かれた看板が、やけに目に焼き付いた。女が扉を開く。男も誘われるまま店内へ足を踏み入れた。

賑やかな商店街とは違い、物音すらしない薄暗い店内は少し埃臭かった。女の華やかさとは対照的の空間に、男は落ち着かずにいた。


「ほら。突っ立ってないで、風呂へ入ってこい。小便臭いぞ」


店の奥、更に奥の風呂場へ放り込まれ男は呆然とした。


「家に風呂がある……」


近頃はそんなものなのか。世俗から離れてしまった男には衝撃的だった。温かな空気を吸い込み、ほっと胸を撫で下ろす。着物を脱げば、それは最早ゴミのように思えた。


「……っ」


湯に浸かるなんて、いつ以来だろう。身体が解れていく感覚を噛み締める。とろける思考の片隅で、一つの疑念が過ぎった。


「出たあと、どうすればいいんだ……?」


また、あのボロ布を身に纏う気にはなれない。かと言って裸で出ていくほど、度胸もない。うだうだ考えている間にも、身体は熱を上げていく。


「……もう無理だ!」


いくら気持ちが良くても、いつまでも湯には浸かっていられない。男は覚悟を決め、戸を開けて風呂場から出た。いつの間に用意されていたのか、着ていた着物はなくなり、代わりに籠の中には白いシャツが入っているのが見える。着慣れない服に、四苦八苦しながら袖を通す。ひらひらと広がった袖口から、男の手は埋もれたままだった。


「……ありがとう、ございました」


男がひょっこり居間へ顔を覗かせる。男が小柄なせいか、服の方が大きく手も足も布が余っていた。これならば裸で出た方が、恥ずかしくなかったのではないか。羞恥心からもぞもぞ身体をくねらせた。


「ふふ、待ちかねたぞ」


女は畳を叩き、男を手招く。ズボンを初めて履いた男の足取りはぎこちない。それでも女は茶化すことなく、静かに見つめていた。


「まずは腹ごしらえからだな」


どこから出したのだろうか。男が瞬きする間に、ちゃぶ台には山盛りのいなり寿司が現れていた。酢飯の甘い香りに、男の喉が鳴る。


「さあ、たらふく食え!」

「……頂けません」

「何故だ?」


女は理解できないとばかりに、男の方へといなり寿司を押し付ける。男は必死の思いで目を背け、声を絞り出した。


「俺には返せるものが、何もない」


女は一瞬、きょとんとした顔をした。風呂に入れてもらえただけでも、男には有り余る施しだった。それも返せる宛がないというのに、ご飯までも頂くわけにはいかなかった。


「ええい、洒落臭い!」


腹を鳴らしながら、それでも頑なに顔を背ける男に痺れを切らし、女はいなり寿司を男の口へ押し込んだ。

じゅわっとだし醤油が口の中へ流れ込む。食欲に抗えず男は一口、いなり寿司を齧りとった。粒立った酢飯の食感を確かめるようにゆっくり噛み締めると、久しく感じていなかった旨味に身体が震える。気付けば、それはもう喉を通り過ぎていた。そうなるともう男の頭の中は、目の前にあるご馳走のことしか考えられなかった。一心不乱にいなり寿司を掴み取り、次々口へと放り込む。

消えたいと願いながら、なお生き延びようとする己が、ただ情けなかった。泣きながら貪り食う男の姿に、女は穏やかな笑みを浮かべた。


「……ご馳走様でした」


結局あれほどあったいなり寿司は全て、一人で平らげてしまった。満足感と羞恥心の間で、男はどんな顔をしたらいいのか頭を悩ませた。


「ふふ、満足したなら何よりだ。では、行くぞ」

「え?……どこに?」


腹が膨れた状態で、とても動ける気はしなかった。そんなことはお構いなしに、女は再び男の腕を引き外へ出た。


「ちょっ、ま……っ」


言葉を発そうものなら、食べたものがひっくり返ってくる気配に、男は慌てて口元を抑える。黙って女に着いて行くしかなかった。


「ロクスケー!ロクスケはいるか!」


着いた先は、古びた眼鏡屋だった。女は大声を上げながら店へ入っていく。


「……すごい」


ずらりと壁に並んだ時計に、男は息を呑んだ。それぞれが異なる時を示し、絶えず動く針が心地よい音を奏でていた。


「やかましい、静かにせんか」


店の奥から、煙管を加えた老人が顔を見せた。男にはぼんやりとしか見えないが、醸し出す雰囲気は気難しそうだ。


「こいつに眼鏡を作ってやってくれ」


女に押し出され、男は店主の吐く煙と顔がぶつかる。ジロジロと品定めするような、店主の視線が痛かった。


「また、ろくでもないもん拾ってきおって」


ふんと店主は吐き捨て、男から離れていく。それをただ男は視線で追っていくと、店主はくるりとこちらに身体を向けた。


「ボサっとしとらんで、早く来んか!」

「は、はい!」


来いと言えばそれで済むものを。思っても口には出せず、男はしばらく、店主の足らない指示に付き従った。




「……疲れた」


喉の奥から零れ落ちるような声だった。男が眼鏡屋の店主から解放されたのは、とっぷりと日が暮れてからだった。戻ってきた古本屋の居間はいつの間にか、帰る場所のような安心感さえある。男は畳の上でだらしなく四肢を広げた。


「おやおや、もう疲れたのかい?」


笑う女の声に、ここが人の家であることを思い出す。重い身体を叩き起し、男は姿勢を正した。


「身を清め、腹も満たした。……まあ、眼鏡は明日にでもできるだろう」


向かい合って座る女が、意味ありげに語りかけてくる。ちゃぶ台を挟んでいなければ、並べられた事実に胸が押しつぶされそうだった。


「もし、お前が恩義を感じているなら、ここで働かないか?」


差し伸べられた女の手に、光明が差す思いだった。できることならその手を取りたかった。しかし、やはり自分にはこの手は掴めない。男は諦めたようにかぶりを振った。


「おや、こんな古びた店では不満かい?」

「それは違う!」


思わず男は身体を乗り出した。本来であれば、これ以上ない有難い話だ。だからこそ、この話に乗るわけにはいかない。


「自分は歳を取らないから」

「え……」


男の思いが女の口を借りて零れた。図星を当てられ男は動揺する。悪戯が成功したかのように、女は無邪気に笑った。


「長く生きていると、知らなくても知っているものなのさ」


含みのある女の笑みに、ただならぬものを感じる。全てを見透かされているような感覚に、男は小さく身震いした。


「ならば尚のこと、ここにいる方がいい。なんせ、この町の人間は小さいことは気にしないからな」


高らかに笑う女に、そういうもんだろうかと男は首を傾げた。


「悪い話ではないだろう?」


狐につままれたような気持ちとは、このことではないだろうか。それでも男は、初めて出会う理解者に、身体の力が抜けていく。


「……はい、よろしくお願いします」


この人と一緒なら、自分の呪いも解けるかもしれない。微かな期待感に男は胸が踊った。


「よし!では酒を呑むぞ!」


女が手を叩き乾いた音が響いたと思えば、次の瞬間、その手には一升瓶が握られていた。栓が空くと、酒の芳醇な香りが男の鼻を擽る。


「いつまでも名無しでは面倒だ。お前は今日から黒川と名乗るといい」

「くろかわ、ですか?」


口にしてみるが、馴染みのない名前に気を取られ、受け取った杯から継がれる酒が零れそうになった。


「そういえば、あんたの名前は……」

「かんぱーい!」


男の言葉を遮るように女が音頭を取ると、勢いよく杯を傾けている。気持ちのいい呑みっぷりに、男は問いかけるつもりだった言葉を喉の奥へ押し戻した。

後で聞けばいい。男も静かに酒を口にした。




微睡む意識の中、柔らかく自分を包む毛布の感覚に酔いしれる。頬を擦り付ければ、ふんわりと、干した布と土、どこか獣めいたお天道様の匂いがした。

─俺、なんでここにいるんだっけ?

覚醒していく頭に鈍い痛みが走る。昨日は確か酒を呑んで……それから先は、あまり覚えていない。

男はゆっくり身体を起こす。しんと静まり返る室内に、女の気配はない。枕元には畳まれた衣服と一冊の文庫本が置かれていた。本に顔を近付け、文章に目を通す。身に覚えのある出来事の羅列に、男は目を丸くした。


「おーい、古本屋」


誰かが店に入ってきた。女が対応するだろうと。男は息を潜める。しかし一向に女は現れない。来客の声も段々荒々しいものになっていく。仕方なく男は着替えに手を付けると、昨日と違い誂えたようにぴったりな洋服に、嫌な予感が拭えなかった。


「……おはようございます」

「なんだ、お前。まだいたのか」


店先には眼鏡屋の店主が、煙管を吹かしながら立っていた。


「古本屋はどうした?」


あの女のことを言っているのだろう。たった今目が覚めた男にも、女の行方は分からなかった。


「多分、すぐ戻ってくるかと」

「あいつがそう言ってたのか?」

「いや……」


曖昧な返事しかできない男に、店主は深く煙を吐いた。


「お前はここで何してるんだ?」


今まで幾度となく向けられてきた、非難の視線。慣れきったつもりの男でもたじろぐほど、店主はジロジロと男を睨め付けた。


「ここで働くことになったんです」

「なんだって?」


不意に近付く店主の煙臭さに、男は顔を顰めた。


「じゃあお前が古本屋か。昨日の代金払いな」

「いや、俺は店主じゃない」


男は理解が追い付かず、思わず後退る。店主はそれを許さず、ずいっと距離を詰め、男の逃げ場を塞いだ。


「じきにあの人も帰ってくるだろうから、その時言ってくれ」

「あいつはもう、ここには戻ってこんよ」


心のどこかで感じていた違和感を、店主が鋭く突ついた。男は喉までかかった言葉は、音にならず消えた。


「ほら、こいつはお前のだろ」


店主から手渡されたのは、黒い縁の眼鏡だった。掛けてみると、目の前の店主はそれほど怖い顔はしていなかった。


「代金、払いな」

「えぇ……」


てっきり自分は、あの人の元で働くものだと思っていた。何も聞かされていない男は、困惑するばかりだった。


「はぁ……お前さん、名前は?」


呆れた店主が話題を変えてくれた。男はホッとして、昨日あの人に付けてもらった名前を、記憶から呼び起こす。


「黒川……です?」

「なんで自分の名前もシャンと言えんのだ」


店主に小突かれ、男は少しよろめいた。やはり口馴染みのない名前だったが、少なくとも、なかった時より幾分ましだった。


「全く、ろくでもないもん置いていきやがって」


ぶつぶつと恨み言を零す店主に、男は居た堪れなくなる。こんなことになるなら、昨日の内に色々聞いておくべきだったと、後悔しても遅い。


「あの……」

「なんだ?」

「俺は結局、どうすればいいんでしょうか……」


モジモジと尋ねる男に、堪忍袋の緒が切れたのか。店主はわなわなと身体を震わせる。


「知るか!てめぇで考えろ!」


耳元で怒鳴られ、男の視界が歪んだ。それでも店主の怒りは収まらないのか、大きな舌打ちが店内に響く。やっぱり、店主の顔は怖かった。




それからというもの、なんとなく始まった男の古本屋には、時折客が現れる。しかしほとんど本は売れたことがない。みな、何か相談事をここへ持ってくるのだった。

不思議なことに、誰一人として男が店主になったことを疑問にする者はいなかった。まるであの女が、初めから居なかったかのような町の人の振る舞いに、男は少し寂しさを覚えた。

悩み事は家庭内のことや怪奇事件、多岐に渡る。世俗に疎い男は、頭を大いに悩ませた。その都度、眼鏡屋の店主、ロクスケの元に駆け込んでは良く怒鳴られたものだ。


「おどおどするな、シャンとしろ。自分で考えやがれ」


それは最後まで変わらず、男の耳にタコができるほど聞かされた言葉だった。





僅かに人の気配を感じて、黒川はゆっくり目を開いた。眼鏡屋はあの時と内装は変わってしまったが、相変わらず心地よい針の音が響いている。店の扉が開いた。視線を向ければ、店主のキョーイチが帰ってきた。


「すまないねぇ、黒川さん。待たせちまって」

「いいえ、こちらこそお留守にお邪魔して、すみませんでした」


黒川は椅子から立ち上がり、キョーイチを迎える。やはりキョーイチの顔は、祖父のロクスケによく似ている。違う点があるとすれば、キョーイチはとても穏やかな人間である、ということくらいだろう。


「頼まれたもんなら、あの箱に入っているよ」


杖が指す先にダンボールが一つ、ぽつんと置かれていた。黒川が持ち上げれば、箱は大きさに反して中身はとても軽い。


「ありがとうございます。大変だったでしょう」

「いや、最後の仕事と思えば楽なもんさ。でもそんなに眼鏡があっても、顔が足りんのではないかい?」

「そうとも限りませんよ」


なんせ今年だけで、二本も駄目にしている。黒川にとってこれから先を思えば、眼鏡などいくらあっても足りないくらいだった。


「それにしても、寂しいものです。秋祭りの前にキョーイチくんがいなくなるなんて」


しみじみと呟く黒川に、キョーイチは一瞬キョトンと目を丸くした。


「……俺の事をそんな風に呼んでくれるのは、あんただけになっちまったなぁ」


思い吹けるように、キョーイチは壁に背を預ける。しばらくの間、時計の音だけが二人を柔らかく包んでいた。


「早くしないと、せっかく空いた老人ホームに入る前に、婆さんに会いに行くようになっちまうからな」


快活に笑うキョーイチに、黒川も思わず目を細めた。


「その時はどうか、奥様にもよろしくお伝えください。……ロクスケさんにも」

「ああ、言っとくよ。じゃあな、黒川さん」

「ええ、キョーイチくんもお元気で」


箱を抱え、黒川は店を後にする。振り返れば入口には、赤い札に閉店の二文字。こんな日が来るとは夢にも思っていなかった。見上げる看板の懐かしい面影に、あの頃の自分が顔を出す。

─この先、どうしたらいいのか。

少しずつ欠けていく町の欠片を眺めては、こんなことばかり頭を掠めていた。


「おどおどするな、シャンとしろ。自分で考えやがれ」


ふと、ロクスケの言葉が、黒川の口を借りて零れていく。


「時間はありますから、ゆっくり考えるとしましょう」


箱を抱え直し、黒川はもう振り返らなかった。今日、桜小町商店街のシャッターが、また一つ静かに降りていった。

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