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鎮痛計画 / プロジェクト・ペインキラー  作者: 雨時
第一幕 キャラメルマキアート / Caramel Macchiato
3/22

02 ここの光は、とても優しい

 「Day 128、Kの日誌。

 北部雪山にてユニット03の痕跡を捕捉。流浪者の一団を保護しようとしていた形跡あり。

 その意識波形には顕著な干渉が見られ、異常な学習痕跡が認められる。自己進化の副作用か、それとも——(後略)

 備考:その表情は何かを訴えかけているようだった……馬鹿げている、機械に物語などあるものか。」



 琪はいつのまにか、琥珀時光の常連になっていた。


 彼女はたいてい夕暮れどき、街灯が灯りはじめる頃合いを見計らって店に現れた。相変わらず、まるで彼女のためにあつらえたかのような、その定位置に腰を下ろした。スケッチブックを広げる日もあれば、ただコーヒーを頼んで、窓の外の薄霧をぼんやり眺めているだけの日もある。灰青色の瞳は外の世界を映しながら、いつもその奥で、なにか別のものを見つめているようだった。


 スケッチブックには、このカフェにまつわる絵が増えていった。街角の街灯と霧。窓の外をゆっくり走りすぎるリベットだらけの列車。コーヒーの液面に映りこんだシャンデリア。真鍮のコーヒーポットに蒸気が残す染み。亮がうっかりカウンターにこぼしたコーヒーの跡——彼女の不意をつく質問にどぎまぎした亮が、手元をくるわせたときのものだ。ステンドグラスを抜けた夕陽が、テーブルの上に落とす歯車のかたちの光の斑。


 彼女はとても細やかに描いた。この店の空気そのものを、筆のなかに閉じこめようとするかのように。


 「きみの故郷にも、こういうコーヒー店はあるの?」


 あるとき亮は、彼女のそばでテーブルを拭きながら、ふとそう尋ねた。深く考えたわけではなく、ただ口からこぼれたのだ。これまでの自分にはないことだった。


 「うん……」琪のペン先が一瞬とまり、視線がすこし彷徨う。「海辺の店で、風がしょっぱくて、コーヒーにはいつも潮の味が混ざってて……でもあんまり描いたことないなあ。ありふれてて、つまらないから」


 彼女は俯いて、白紙のページを何枚か素早くめくった。亮もそれ以上は訊かなかったが、その一瞬のためらいは、ちゃんと胸の隅に留めておいた。


 日が落ちてすぐの時間、旅舎の灯板が霧のなかにぼんやり浮かびあがる。亮は通りの向かい側のガラスの反射越しに、老婦人が「本日満室」の札を螺旋階段の入り口に掛けるのを見た。片眼鏡の奥のまなざしには、どことなく得意げな色がある。


 「琪さん、夜の寝床は心配しなくて大丈夫?」


 亮はグラインダーの掃除をしながら声をかけた。コーヒー粉が機械のすきまに詰まっていて、彼はいらいらと小さなブラシでつついている。この古い機械はいつもこうだ。


 「とっくに延泊してるよ。しかも、おととい亮くんが見つけてくれたあのエラー金貨でね」


 琪の鉛筆の芯がぽきりと折れた。目がきらきらしている。


 彼女は首をかしげて、ことばを継ぎ足した。


 「帝国造幣局でもめったに出ない不良品で、歯車の模様に刻み線が何本か多いの。上の階のおばあさま、それを見たとたん、目が釘づけになっちゃって」


 亮は肩をすくめた。


 「琪さん、きみの観察眼は、ぼくのどんなアルゴリズムよりもすごいな」


 本気とからかいが半々だった。正直なところ、彼女のあの、ちょっと人を食ったような、それでいて尋常でない観察力には、亮もずっと密かに舌を巻いていた。この少女の目は、ものの表面を突き抜けて、その本質を見透かしてしまう。


 「211号室」と、琪は笑いながら小刀で鉛筆を削りなおした。「窓がちょうど裏路地に面してて、あそこで毎日おこる物語も、なかなかおもしろいんだよね」


 そう言って、彼女は画の上でにじんだ汚れを注意深く吹きとばした。そのまま、なにげなく流した視線の端が、亮をとらえる。一瞬で、自分の疑問のすべてを見抜かれてしまったような気がした。



 いつからか、亮は自分が琪の存在に慣れていると気づくようになった。


 彼女のひやかすような口調にも、コーヒーを注文するとき大げさに眉をしかめる癖にも。ペンを走らせる力加減や速度で、その日の彼女の機嫌までなんとなく推しはかれるほどだった。いつからか自分が、無意識のうちにドアのほうを気にして、あの銀灰色の髪を探しているのか——亮にはわからなかった。


 カフェの長年の孤独は、そうやって彼女によってすこしずつ追い払われ、亮の心のなかで幼い日の傷が築きあげた氷山もまた、音もなく溶かされていった。彼はときどき思う。この変化は、いったいいいことなのだろうか。でも考えなおすたび、そんな問い自体が馬鹿げているように思えた。


 「亮くん、今日のコーヒー」


 琪は顔も上げず、指先で画の上の陰影をそっとぼかしながら言った。


 「豆を変えたでしょ。あとくちがいつもと違う。きのうより、ちょっとえぐみが強くなった」


 亮はサイフォンのガラス球を拭いていた手を止めた。カウンターの下に置いた、さっき開封したばかりのコーヒー豆に目をやる。今日、気まぐれで、冷え込みに合わせて店の看板ブレンドに微調整を加えたのだ。誰にも話していない。


 「ちょっと口あたりにコクを出そうと思ってね。まさか一発で見破られるとはね」


 亮は苦笑いしながら、ぴかぴかに磨いたサイフォンを棚に戻した。


 「あたしの舌は敏感なんだから」


 琪がぺろりと舌を出した。


 「でも、きのうのほうが好きだなあ。もっと軽やかで、朝露を踏むみたいだった」


 亮は笑った。彼はずっと、彼女のこんな風変わりなコーヒーの評が、どんな専門的なテイスティング用語よりも好きだった。こんな生き生きとした感想のためなら、どんなに手間をかけても惜しくない——そう思いながら、彼はもう一度器具を取りだし、彼女の好んだ元のレシピで作りなおした。


 あたたかな色の液体が落ちていく。たくさんの言葉が、この一杯の温度のなかで薄れていった。


 窓の外の世界は、琥珀時光のようには穏やかではない。


 戦火の影はすでに、帝都のはずれの通りという通りにまで忍びよりつつあった。昼間はラジオが律儀に前線の連戦連勝を告げる公式発表を流しているが、その裏には別の話が潜んでいる。夜に響く負傷者搬送の汽笛のなかに、通行規制のかかった街路の沈黙のなかに。カフェは日ましに寂れ、ごくたまに旅人が隅の席にうずくまっては、まだ確かでもない噂話をひそめくくらいだ。


 「あの暴走しやがった鉄クズども、人を殺すのに骨一本残さねえって話だ……」


 「また二つも都市が落ちたらしい、帝国の防衛線もそろそろ限界だ……」


 「新しいスポンサーと、妙な技術が裏にいるらしい……」


 隅の席でなされていたひそひそ話は、亮が近づくとかき消えた。数人の客があわただしく勘定をすませ、なにかに追われるように足早に出ていく。


 夕方、アルバイトの少年アチョンが「汽車に乗り遅れちまう」とこぼしながら、椅子やテーブルを片づけていた。亮はまだカウンターのなかに残り、手にした帳簿を延々とめくっていたが、数字が綺麗なことはめったにない。


 琪はコーヒーをささげ持ったまま、カウンターの奥の古い写真に目をやっている。そこには老店主がもうひとりの白髪の老人と肩を並べて写っていた。琥珀時光が改装開店した日の記念写真だ。


 亮は彼女の視線を追った。


 「こちらは指導教官の白石教授で、元店主とは旧知のあいだなんだ」


 「教授、すごく厳しそう。もしかして、口ではなにも言わないけど、こっそり学生に飴玉でもくれちゃうタイプ?」


 琪が首をかしげて、真面目な顔で、それでいてとりとめもない想像をふくらませる。亮は彼女のそのたとえに思わず吹きだし、しょうがないなと首を振った。


 「厳しさはたっぷりだが、飴玉はないなあ。帝国の制御科学分野では重鎮でね。最近は忙しくて、コーヒーを飲みにここへ戻ってくる暇すらないんだ」



 その日の午後、琪は突然おもいたって、この「墓地みたいにうら寂れた」空間にすこしは活気を加えようと言いだした。


 彼女はどこからか手作りの紙の花や、カラフルな古い電飾を持ってきていた。亮がドアを押しあけると、すでに彼女はてきぱきと椅子のうえに立ち、つま先立ちで、電飾を銅管に巻きつけようと奮闘していた。銀灰色の髪が動きにあわせてゆらめき、くちびるからは、どこで覚えたのかわからない歌がこぼれている。


 「これでちょっとしたオペラハウスの気分でしょ、バリスタさん」

 琪がいたずらっぽく振りかえると、電飾のこまかな光が彼女の灰青色の瞳に映りこみ、いっときは童話のなかの一情景のようにも見えた。


 「ちょっと手伝ってくれない?」


 亮は差しだされた紙の花を受けとり、いっしょに壁の隅に飾りつけながら、冗談めかして返した。


 「オペラハウスがこんなにがらんとしているものかね。きみくらいだよ、そう思うのは」


 だが心のなかではすっかり、生き生きとした彼女のようすに胸を打たれていた。まちがいなく彼女は亮の灰色の世界に踏みこみ、有無を言わさずすべてを変えつつある。抵抗すべきかどうか、自分でもわからない。そもそも、抵抗したくなどなかった。


 その夜、琥珀時光に初めて色とりどりの灯りがともった。紙の花の影が灯りにゆれて、琪はカウンターの上で脚をぶらぶらさせながら、亮がいれたホットコーヒーを味わい、満足げに目を細めた。


 「亮くんのコーヒー、やっと優しい味になったね」


 彼女の声がふわりと耳に届いて、亮の胸の奥にすとんと落ちた。なにか言いかえすべきだったが、なにも出てこなかった。



 だが、どんなにあたたかな時間でも、現実には抗えない。


 真昼の陽射しは厚い雲のうしろに隠れ、ラジオがざあざあと雑音を走らせたかと思うと、突然、国境の戦況を伝えはじめた。数人の客があわただしく勘定をすませ、硬貨がレジ皿にぶつかる音がいやに不安げに響いた。


 「もう閉店?」亮が腰をあげて、入り口の鎧戸(よろいど)を半分ほど下ろすのを見て、琪が声をかける。


 「定期点検だよ、気にしないで」


 亮がカウンターの裏にしゃがみこみ、配管をいじりはじめた。ほんの小さな言い訳だった。実際は、すぐ近くまで軍靴の音が迫っているのを聞きつけたのだ。また面倒な立ち入り検査がくる。彼女に心配はかけたくなかった。琪はテーブルにもたれて静かにその様子を見ていたが、ふと目がうつろになり、なにかにふれたように見えた。


 亮が顔をあげてなにか言おうとすると、ラジオが突然こう告げた。「帝都中枢貴族区の邸宅にて昨夜、暗殺事件が発生。議員が衛兵の護衛のもとで喉を掻き切られ、犯人の足取りは完全に途絶えております……」


 「十数人の衛兵がいたのに、影すら見えなかったって……そりゃ幽霊だろうよ」


 店に残っていた最後の老客がふるえ声で言い、場の空気はにわかに冷えこんだ。


 琪の手がカップをぎゅっと握りしめ、目のなかの輝きが一瞬で色を失った。だがすぐに彼女は強くまばたきを何度かして、その呆けたようすを無理やり押しこめる。もう一度顔をあげたときには、いつもの気の抜けたような笑顔を貼りつけていて、さっきの異変はまるで光と影のいたずらだったかのようだ。


 「琪さん、今日のコーヒーは口に合った?」


 亮がわざと不自然に話題をそらした。


 琪はカップを置いた。


 「やっぱり苦いけど、砂糖をいれればなんとかなるよ。ときどき思うんだよね……人を幸せにする魔法みたいだって」


 彼女はもっと深い答えからするりと逃げて、逆に亮へ問いを投げかえした。


 「亮くんはさ、どうしてそんなにコーヒーが好きなの?」


 亮は不意をつかれて、グラスを拭くリズムを乱した。脳裏に、姉が入院していたころの家の、不気味なほど静まりかえった日々がよぎる。薬瓶、診断書、そして両親の、日ごとにことば少なくなっていく姿。あの息の詰まるような空気を思いだすのは、いまもつらかった。


 「ぼく?さあ、なんでだろう。考えたくないことを考えずにすませたいだけかもね」


 亮は自嘲ぎみに笑った。


 「子どものころは、大人たちがコーヒーは大人の味だって言うのを聞いた。疲れも苦しみも忘れさせてくれる、薬みたいなものだって。最初は苦すぎて嫌だったけど、なんども口にしてるうちに、いつのまにか習慣になってた」


 亮が言わなかったのは、姉の病室の外の廊下で、夜ごとに飲みくだした一口ひとくちの苦さが、ほんとうはすべて自己麻痺だったのだということだ。


 それを聞いて琪の目がぱっと輝いた。


 「痛み止めみたいに?コーヒーをそんなふうに言った人、初めてだ。すごくおもしろいね」


 そう言って、彼女のまなざしはカップの底に残るコーヒーの輪に落ち、どこか考えこんでいるようだった。


 亮は彼女のその反応にすこし驚いた。たいていの人なら、そんなたとえは奇妙に思うはずだ。だが彼女は、まるでなにかの共感を見つけたかのように、真剣に聞きいっていた。


 琪は閉店までいるのが常だった。


 亮が帳簿を照合しているあいだ、数字の羅列がぐにゃりとゆがんで、姉のカルテにあったあの、見ているだけで頭の痛くなるラテン語の用語に変わる。そんなとき彼がふと顔をあげると、いつも琪はまだ隅の席にうずくまっていた。


 「琪さん、部屋に戻って休まなくていいの?」


 「上の階は静かすぎるから」と、彼女は決まってそう言った。「それに、亮くん、ひとりでここにいると、なんだか寂しそうに見えるんだよね」


 あるとき彼女はそう言い足して、すぐにうつむいて絵を描きつづけた。拒まれるのを怖れていたのは、むしろ彼女のほうだった。


 以来、深夜のおしゃべりは習慣になり、とくに雨の夜はそうだった。窓の外に雨音がとばりのように降りしきり、蒸気灯のあかりが水けむりのなかでぼやける。


「きみは毎日絵を描いているけど、なにをのこしたいの?」


 ずっと訊こうと思っていたことを、亮はついに口にした。


 琪は鉛筆を置いた。


 「いろんなもの……うん、たくさんのものだよ。あたしにとっては日記なの。この目で見て、感じたこと。消えないものを、描いてる」


 琪の笑みがすこし薄れた。


 「描くことは、あたしが世界を確かめる手段なんだ。描いたものだけが、本物で、あたしだけの記憶だから」


 彼女はもう、あの気まぐれな旅人ではなくなっていた。たくさんの秘密を背負いこみすぎた人のようだった。


 そう話しながら、琪はスケッチブックの表面を指でそっとなぞった。そこには琥珀時光のカウンターが描かれていて、亮の額にかかる髪が蒸気と絡み合い、背後の戸棚には大小さまざまな瓶が並んでいる。外はいつしか雨足が弱まり、蓄音機からピアノ曲が流れて、店のなかではコーヒーの香りがいっそう深くからみあった。


 深夜、亮は研究ノートを整理していた。グラフや数式が灯りのもとでひどく色褪せて見える。集中しようと努めても、頭のなかには何度も琪の笑顔や、月桂樹と星砂の実の入りまじった香りがよぎった。


 ふと顔をあげると、琪の席はもぬけの殻だった。いつのまにか部屋にもどったらしい。だが、あの紺色の表紙のスケッチブックが、机の上に置き忘れられていた。亮はためらった。明らかに私物だ。手をだすべきじゃない。でもその手帳は、ただ静かにそこにあって、まるで見知らぬ世界へ彼を覗きこめと誘っているかのようだった。


 吸いよせられるように歩みより、画帳を手にとる。指先がしばらく表紙にとどまっていたが、ついに彼は最初のページを開いた。


 絵は、彼女が歩いてきた帝国の風景を切りとったものだった。大時計塔が黄昏のなかにそびえ、歯車が回転しながら長い影を落とし、文字盤が残光を反射している。南西部の砂漠にぽつんと立つ駅舎が風砂に抗い、風に削られた鋲が烈日にきらめき、蒸気管が地平線へと蛇行する。北の雪山の蒸気管は寒風に嘶き、巡回兵の松明が氷面に揺れている。国境の真鍮灯が濃霧のなかで揺らぎ、車窓にぼんやりと映る旅人の影。


 彼はとてもゆっくりとページをめくった。


 琥珀時光を描いたページだけが、筆致がふわりとやわらかかった。シャンデリアの映りこみが光のかけらのように散り、銅のコーヒーポットから蒸気がたなびき、何枚も何枚も、亮の後ろ姿ばかりが描かれている。気になったのは、スケッチブックを隅から隅までめくっても、波も漁船も、一枚たりとも描かれていないことだった。彼女のいう「海辺の故郷」など、まるで彼女の人生に最初から存在しなかったかのように。


 亮は眉をひそめたが、この細部をすぐには説明できなかった。彼はスケッチブックを閉じて、自分に言いきかせた。すっかり見慣れた景色なんて、ただ描く気にならないだけかもしれない、と。


 スケッチブックを元の位置に戻そうとしたとき、最後のページが目に入った。まだ未完成の絵で、やはり琥珀時光の片隅が描かれている。細く、かすかな震えのあとが残る文字で、こう書かれていた。線のふちに、かすかな震えが見てとれる。


 「ここの光は、とても優しい」


 そのとき、亮の胸が高鳴った。彼女のいちばん柔らかな部分を、期せずして覗いてしまった。でもそれは、あまりに遠く、本当の意味で触れることなどできそうになかった。

読了ありがとうございます。雨時です。


今回の第2話では、琪がすっかりこのカフェの日常に溶けこみ、亮との距離がすこしずつ縮まっていくようすを描きました。とはいえ、降り積もるような戦争の影は消えず、彼女のふとした表情や、スケッチブックに描かれなかった「海」は、なにかを密かに予感させます。


二人のあいだにはまだ、言葉にできないもの、お互いが抱える空白が静かに横たわっています。それがいつか、どんなかたちで表面化するのか──この穏やかな時間は、あまり長くは続かないかもしれません。


さて、次回はちょっとしたお出かけの話です。戦時のマーケット、小さな出会い、それから一匹の怪我をした猫。日常の向こう側が、ほんのすこしだけ顔を覗かせます。


それでは、また次の更新でお会いしましょう。


ブックマークや評価、いつも励みになっています。ありがとうございます!

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