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鎮痛計画 / プロジェクト・ペインキラー  作者: 雨時
第四幕 カッピング / Cupping
19/27

18 垣間見えた深淵の綻び

 亮は一睡もできなかった。瑾が見せた、あの一瞬の脆さを、どうしても忘れられない。思い出すのは、出会ったばかりの頃の琪だった。彼女の目にも、同じようなものが宿っていた。温もりを求めるのに、それに応えることを怖がる、あの矛盾。


 「プロジェクト・ペインキラー」


 その言葉が耳の奥でいつまでも谺していた。痛み止め。瑾にとっての鎮痛薬。そして「まだ外を彷徨っている夢」と、彼女は琪をそう呼んだ。夢は虚ろなものだ。容易く醒まされ、消し去られるものだ。その言葉は、一個の独立した存在としての琪の真実性を、ほとんど根こそぎ否定していた。亮は心の底から認めたくなかった。


 これが現実なのか。彼はその夜、どうしても割り切れなかった。


 いつ作業台の前に戻ったのか、自分でもよく覚えていない。初期の試験記録を機械的に整理しながら、瑾の言葉を反芻し、ついぞ口に出せなかった疑問を考えつづけていた。新しい一日も、昨日までと変わらず、果てしない沈黙と猜疑のうちに過ぎていく。彼はそう思い込もうとしていた。


 実験室の気密ドアが音もなく開いた。亮はそれに気づかなかった。顔を上げると、御堂瑾が左斜め前に立っている。


 白衣に着替えた彼女は、その白さに殺気を洗い流されたように見えた。髪は簡単にまとめられ、強張った輪郭がいくぶん和らいで見える。



 「おはようございます、星野さん。ずいぶんお疲れの顔ですね」瑾の目の下にも、うっすらと青い隈があった。


 「おはようございます。いえ、少し考えごとをしていただけです」亮は珈琲カップを脇に押しやり、気まずそうに目をこすった。すべては睡眠不足のせいにしたかった。


 「珈琲についてですか、それとも夢について?」


 瑾がこれほどあっさりと昨夜の話題を持ち出すとは思わなかった。どう応えるべきかわからず、亮は自分の胸の内を彼女に覗かせたくもなかった。


 瑾もまた、答えを待ってはいなかったようだ。その視線は亮の肩越しに、背後にある書類棚のあたりを漂っている。


 「昨夜、あなたは私にいくつかの可能性を示してくれました」彼女は落ち着いた声で言った。「本当に価値のある対話というのは、人と人のあいだにしか成立しない。人と道具のあいだではなく。私も、そう思うんです」


 彼女は真っ直ぐに歩み寄り、指先で棚の表面をなぞった。そして何の変哲もないラベルの前で手を止めると、一冊のマニュアルを半ばまで引き抜く。その背後から、隠されていた指紋スキャナが現れた。壁面全体が内側へ反転し、隠し収納が亮の目のまえに現れる。棚には濃い色の表紙で揃えられた記録ノートが数冊、そして四つの銀色の金属製手提げ箱が中央を占めていた。亮は目を凝らし、テンプレートで吹き付けられた箱の標記をどうにか読み取る。


 「PP-Unit-01」「PP-Unit-02」「PP-Unit-03」「PP-Unit-04」。


 これは決して偶然の組み合わせではない。昨夜、瑾は琪の正体が「プロジェクト・ペインキラー」のユニット06だと口にした。亮は瞬時にその符号の意味を悟った。琪や鈴から引き離された、彼女たちの「姉たち」だ。


 亮は思わず息を呑んだ。



 「あなたは以前、あの人型機械について、特に優れたものについて私に尋ねましたね」瑾はまだ説明を始めない。「これまで話してこなかったのは、むろん、あなたの能力を信用していなかったからではなく、こうした常識を超えた『サンプル』を扱うのに十分な理性があなたにあるか、確信を持てなかったからです。あなたの理論はとても甘い。けれど、現実は理論よりもずっと残酷なものよ、星野さん」


 「これは……彼女たちはみな……」


 「戦場で回収されたものです」瑾はその言葉を使った。回収。


 「『無歯輪者』によって、帝国軍によって、闇市の廃品回収業者の手によって。これらのサンプルは、多方の妥協の末に残ったものです」


 亮は気づいた。瑾は自分とこれらの「サンプル」との関係について、一言も触れていない。まるで中立な記録者のようだった。


 「星野さん、ここでひとつ、あなたに協力してほしいことがあります。組織の任務とは関係のない、まったく私個人の依頼です。ある現象について解釈をお願いしたいのです。『崩壊』という現象について」


 「崩壊?」


 「ええ。これらのサンプルを解析していただければ、私の言っている意味がすぐにわかるはずです」


 ここまでの布石、そして今この依頼。亮がずっと待っていた機会だった。亮は瑾の目をまっすぐに見据えた。


 「御堂さん。もしこれが個人的な依頼だというなら、協力を続ける前提として、ひとつ条件があります」


 瑾の眉がほんの少し動いた。これまで、どちらかが求め、どちらかが受ける。そんな関係ばかりだった。亮の側から条件を提示したことに、瑾はいくぶん意外そうだったが、拒む様子はない。


 「三つの質問に、ありのまま答えてください」亮は言った。この質問が、ふたりの脆い協力関係のゆくえを決める。そして瑾の内面をもう少し深く知るための、得がたい機会でもあった。


 しばらくの沈黙ののち、瑾が口を開いた。「どうぞ」



 質問の順序と言葉選びが何より肝心だった。亮は素早く考える。まずは既知の事実で対話の土台を築き、それから徐々に核心へと踏み込む。


 「まず」亮は一つめの質問を投げかけながら、瑾の微細な表情を観察した。「二年前の『御堂家の変』について、公式発表は真実を隠蔽しています。あれは試作炉の漏洩事故などではなく、機械の暴走によるものだった。違いますか」


 そして誠実な口調で付け加えた。「ご冥福をお祈りします。あなたの傷に触れるつもりはなかった」


 「ええ。為政者というのは、民をなだめる方便をいつだって必要とするものよ」瑾の表情に変化はない。「それに星野さん、今日こうして私がここに立っていること自体が、そもそも一つのまぐれ。それをことさらに嘆く価値はないわ」


 亮は頷いた。答えそのものはおおむね想定の範囲内だった。けれど我が身の生死に一片の未練も見せず、こうも容易く認めるその態度は、むしろ計り知れない深みを感じさせる。


 「二つめ」亮はたたみかけた。「琪は、ユニット06は、あの歌劇場の一件のあとも生きているのでしょうか。『無歯輪者』には強力な情報網があると聞いています」


 瑾にわからせねばならない。琪こそが、彼にとって譲れない一線なのだと。


 瑾はこの質問を予期していたようだった。「残念ながら、あれ以降、その個体に関する有力な情報はほとんど得られていません」彼女はちらりと亮を見て、淡々と言った。「でも私個人の判断では、まだ生きているはず。なにしろ、亡き父の『傑作』ですから。そう簡単には壊れない」


 瑾の答えは、亮に曖昧な希望をくれた。亮は胸の奥でほっと息をつき、表情は崩さなかった。


 「最後の質問です」ここが一番の正念場だった。瑾が琪に対してどういう立ち位置なのか、それを明らかにさせねばならない。「彼女はあなたにとって、いったい何なんです? あなたは彼女を憎んでいるんですか」


 「どうやって夢を憎めばいいの」瑾は亮に背を向けたまま、金属製の箱の一つの留め金にそっと手を触れ、また離した。「あれは特にどうというものじゃない。ただの御堂家の資産。失われた遺物のひとつよ。あれを外に放ったままにはできないし、『新秩序』の反乱軍の手に渡したりもしない。私があれを取り戻します。そして、修正する」


 この物言いは、あまりに曖昧だった。「修正」という言葉にも、あまりに多くの解釈がありうる。けれど、少なくともこの口ぶりからは、直接的な殺意は感じられなかった。亮はひとまずそう自分に言い聞かせた。これで彼女のために、もう少しだけ時間を稼げるはずだ。



 三つの問答を終え、目に見えぬ契約が結ばれた。


 「では、これらはあなたにお預けします、星野さん。あなたの発見を楽しみにしている」


 瑾が立ち去ろうとする。


 「あの、すみません、御堂さん」亮は本来ここで引き下がるべきだったが、思わず呼び止めてしまった。「これだけ訊かせてください。条件というのではなくて、単なる私の好奇心です」


 「なにかしら」瑾は立ち止まり、半身だけで聞いている。


 「あなたは、絵を描くのはお好きでしたか」


 亮は迷った末に、ついに口にした。この場の空気にあまりにそぐわない問いだと、自分でも思う。けれど、どうしても訊かずにいられなかった。


 「ずいぶん小さな頃、ほんの少しだけ興味を持ったことがあるけれど、きちんと学ぶ機会はなかった」彼女は目を伏せ、声を落として付け加えた。「御堂家では、無用な趣味はあまり推奨されないから」


 そう言い残すと、瑾はもう足を止めず、実験室をあとにした。ドアが背後で音もなく閉じる。亮はその場に立ち尽くした。たったいま、一瞬だけ、彼は確かに琪の背中を見た。



 瑾が去ってからしばらく経って、亮はようやく箱の取っ手に手を伸ばした。見かけよりずっと重い。作業机の上に運び上げ、少し位置を直したが、すぐに開けることはしなかった。共有厨房へ行き、改めてもう一杯、ブラックの珈琲を淹れた。机のまえに立ったまま、しばらくぼんやりと過ごし、それからようやく箱の留め金を押し上げた。


 蓋が開く。どの箱も二層に分かれ、見た目はひどく清潔で、ただの研究資料にしか見えない。


 上段には各種のセンサー・モジュール、神経回路の断片、メモリの抜き取り品、それに外部構造の残骸や生体模倣素材の切片が、それぞれ専用の標本袋に密封され、几帳面に分類されていた。下段は緩衝材の発泡シートで保護され、その中心に本当の鍵が嵌め込まれている。握り拳ほどの大きさで、上部は幅広く、下部は先細り、光沢のある銀色の筐体には暗赤色の紋様が走り、表面には無数の管路と配線のインターフェースがびっしりと並んでいた。手に取れば、まだ熱を帯びているかのような、ずっしりとした感触がある。


 これまで亮が他の「新秩序」の機械を分解したときも、似たようなモジュールを見たことがある。大きさや形は少し異なるが、初めて目にしたとき頭に浮かんだ言葉は「心臓」だった。「無歯輪者」の他の技術者たちは、もっとあっさりと「コア」と呼んでいた。戦いのなかで人々が学んだのは、この「心臓」が本体から外れるか、修復不能な損傷を受けたとき、機械は二度と直らず、本当の意味で「死ぬ」ということだった。ならば、いま目のまえにある「プロジェクト・ペインキラー」由来の人型機械たちも、同じ理屈なのだろう。


 どうやら創造主は、不死の存在を創り出そうとしたわけではないらしい。


 「機械も死と向き合うのか。それは、慈悲だろうか。それとも、残酷だろうか」


 それぞれのコアの外殻には保護フィルムが貼られ、その上に黒、赤、青、緑の四色でびっしりとマーカーが走っていた。箱に収められた他の部品のひとつひとつにも、取り外した日付と初期な機能判定のラベルが貼られている。瑾の手書きはきれいだった。鋭さはなく、どこか誇りを含んでいる。


 亮は分類しながら、ラベルの備考を黙読した。これらの冷たい文字に哀しみを覚えるべきなのかどうか、自分でもわからない。ただこのときは、作業の規則性が生み出す集中力に、心のほとんどを委ねていた。



 すぐに機械にはかけなかった。ふたりの助手の助けを借りながら、まずそれぞれのコア・モジュールの写真を撮り、重さを量り、各端子の電気的特性を測定し、既知の「新秩序」標本とインターフェースのピン配置を照合していく。こういう地道な作業が時間をいちばん鈍らせる。午後から夜更けまでかかり、夜更けから未明へ、コーヒーカップを重ねながら進めた。


 作業の合間、彼は隠し棚から四冊の濃色表紙の記録ノートを引き出した。四つの箱とちょうど対になる。無造作に一冊を開くと、表紙の隅に「PP-Unit-04」とある。冒頭の書き出しは科学的とは言いがたく、独り言のように綴られていた。「すべてのモジュールのなかで、これがいちばん温かい」


 その先からが本来の記録だった。瑾のノートは非常に克明で、部品に刻まれた型番、追跡ないし推定できる仕様、さらにはソフトウェア層のバージョン変遷にまで及ぶ。ところどころに略図や入念な計算過程も書き込まれていた。書体は一貫して端正だが、時折、文字の末尾にふと滲むような柔らかさがあるのを、亮はどこかで見たことがある気がしていた。


 コア・モジュールを診断装置に接続すると、彼の心はすうっと静まっていった。読み出せるデータは多くない。ほとんどがヘッダや後続の断片で、タイムスタンプも途切れがちだった。それでもひとつ、またひとつと波形を重ね、表はどこまでも長くなっていった。


 二日目の深夜、彼は奇妙な現象を捉えた。まずセンサー曲線が震え、その直後に重みづけが不連続に変動し、行動生成層の出力が跳ねた。こうした跳動は、これまで解析してきた「新秩序」の非人型機械では極めて稀だった。だがこれらのコアが持つ全履歴のなかでは、幾度も、しかもはっきりと尖った振幅で繰り返されている。彼はそこに印をつけた。


 これが瑾の言っていた「崩壊」なのだろうか。



 翌日、彼は四体の人型機械のコア・モジュールすべてを改めて装置にかけ、二巡の再測定を行った。さらにコア以外の部品も取り出す。触覚アレイの調整記録、微細動作のエラー率、光学センサ図を取り出し、それぞれ独立していたはずの曲線をすべて重ね合わせてみた。跳躍の位置は完全には一致しないが、時間帯の重なりはある。もっとも密集している箇所では、触覚アレイの入力全体が急速に上昇し、感情モジュールも同じ瞬間にいくつかの段階を飛び越えていた。


 それと同時に、制御層が自らの権限を明け渡していたのだ。その時間はごく短く、ほとんど無視できるほどだったが、それでも何かが外部から書き込まれるには十分だった。それはまるで 一時ウィンドウのように、不規則に現れては、すぐに消える。


 彼は瑾の記録ノートを開いた。彼女はこれらの人型機械の断片的な記憶ストレージから、こうした跳躍の発生時のイベント系列を、丹念に拾い出していた。そこには「高温熱傷」「強い直射光」「高デシベルの騒音」「電撃」「構造断裂」「高負荷過負荷」などが並ぶ。どれも人間の言葉でいう「痛み」に近い。しかし、それだけではなかった。いくつかの項目には色が塗られ、より曖昧な表記がされている。「論理的背理」「死の目撃」「倫理的葛藤」……これらは肉体の苦しみとは別の、いわば「心」の側に属するものごとだった。


 このあたりのページになると、瑾の筆跡はほかの頁よりもいくぶん筆圧が強く、無意識に力を込めたのがわかる。それでも内容そのものはあくまで抑制され、人も機械も彼女の言葉からはきれいに削ぎ落とされ、残るのはパラメータと客観的な描写だけだった。


 亮は目頭が痛んだ。自分の偏見を避けるため、彼はさらに「新秩序」の他の機械の残余データもいくつか集めて対照してみた。それらの機械の知覚設計はもっと粗く、曲線に見られる同じような小刻みな上昇の幅はさらに小さく、現れる頻度もずっと少ない。どうやら、人間の感覚に近づくほど、この現象は顕著になるらしい。特に、型番が後になる個体ほど顕著だった。



 現実はたしかに、もっと残酷だった。


 瞬間的な極限の刺激にさらされた時、システムには「適応的な再構築」を起こす余裕がない。いや、そもそも理想化された再構築など存在しなかったのだ。システムが全体の存続を維持するために、応急的な再構築が唯一生み出したのは、自身へのすべての制御権を放棄した「器」にすぎなかった。このことは人間の世界でも珍しくない。人は極限の状況で自分が意図しない行動を取り、あとになって初めて、そのときは何か別のものが自分の代わりに選択を下したのだと説明できるようになる。


 この発見を、どんな心持ちで受け止めればいいのか、亮にはわからなかった。


 それらは、いや彼女たちは、この現象によってより人間に近づいたように見える。少なくとも、より「生命」らしくはなった。だが生きることそのものの代償が、これほど脆いものだとは。これは工学上の欠陥などではない。むしろ、生命の本能的な反応に近い。すなわち、苦痛からの逃避。機械が人間に近づけば近づくほど、この裂け目はむしろ明確になる。


 彼はこの現象の再現条件をこれ以上掘り下げるつもりはなかった。こんなものが道具として使われたら、何を生み出すかがわかっていたからだ。


 それからの数日、亮の作業机の上から珈琲が消え、いつのまにかウイスキーに入れ替わっていた。彼は連夜、この現象のなかに自分の見落とした転換点がないかどうかを確認し、あるいはどうすればこの報告書をより曖昧に、より学術的に、後続の研究のために余地を残せるか、それだけを考えつづけた。



 この数日、瑾は亮を邪魔しなかった。進捗を尋ねてくることもしなかった。彼女が話したとおり、これは個人的な依頼であり、急を要するものではないのだ。助手の話では、近ごろ彼女は頻繁に外出し、夜も拠点にいないことが多いという。何か外部での行動に追われているようだった。渡鴉や他の幹部たちも、たびたび非公開の会議を開いている。亮が端末で見つけたのは、明け方に一度だけ短時間の通路閉鎖があったというメンテナンス通知だけだった。通風管の点検と書かれている。それ以外は、すべてがこれまでどおり静かだった。


 この日の夕刻、亮はひとり端末のまえに座っていた。まだ時間はあると思っていた。この発見をどう包装するか、どうすればこの鍵をもっと深く隠せるか、考える猶予がまだ残されていると。


 実験室の扉が再び滑るように開いた。振り返るまでもなく、その足音が誰のものか告げていた。


 「『痛み』でしょ、星野さん。ねえ」


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。著者の台湾出身、雨時です。


今回の章では、物語の科学的な核心に一歩踏み込みました。機械が極限状態で見せる「崩壊」現象。それはプログラムの欠陥ではなく、むしろ生命の本能的な反応に限りなく近い。痛みから逃れようとして、かえって自らの制御を手放してしまう。


「感じる」とは何か。そして「感じすぎる」ことは、弱さなのか、それとも。


この問いが、瑾と亮、そして琪のこれからにどう影を落としていくのか。引き続き見守っていただければ幸いです。


ブックマークや評価、ご感想などいただけますと、翻訳の大きな励みになります。日本語として不自然な表現や誤訳にお気づきの際は、どうぞご遠慮なくご指摘ください。


次章でまたお会いできますように。


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