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KILL BLOOD  作者: ユート・ロビンソン
依頼No.60 幻影
26/35

Sランカー

027


「おお。これは、ミラ様、KILLBLOOD様、よくぞ招集に来てくれました

会議は三十五階で行われます。どうぞこちらに。え~とあなたは?」

「私の相棒。だからいいよね」

「構わないだろう?Bランクの処刑人一人位」

「・・・・・・はぁどうぞ」

処刑連盟の人に露骨に嫌な顔をされる僕。

所詮Bランクですよ。僕は。いいんだよ~だ。


エレベーターに乗り三十五階を目指す。

「まぁ気を落とすな須藤さん。ちなみに私は二年で特Sランクに任命されたぞ」

「私は五カ月でSランクになったけどね」

その言葉一つ一つが僕の胸に突き刺さるんだよ!!

この天才どもめ!!


エレベーターが三十五階に着いた。

会議室まではまっすぐな廊下を進む。

「Sランクの処刑人の皆さまはすでにご到着されています。ではどうぞ」

扉が開かれる。


円卓のテーブルと十脚の椅子が並べられている部屋に

楓さん、ミラさんを含め九人のSランク処刑人が集結していた。

その豪華な顔ぶれを紹介しようと思います。


Sランク八位

焔の貴公子 ザ・ヒートマン

紅蓮の身体で悪を焼き尽くす処刑人。全身が炎できているらしい。本人談。


Sランク七位

雷帝    ブレイブ・アレクサンダーソン

雷属性の魔法使いの第一人者。雷の如く対象を貫き処刑する処刑人。


Sランク六位

鬼畜紳士  ドクター・バット

名前の通り、自身が開発した特注の金属バットで悪を撲殺する。狂気の科学者処刑人。

世界最高齢の処刑人。70歳。


Sランク五位

鋼鉄のサイボーグボディ アイアンブロー

鋼鉄の身体をもつ処刑人。そこから繰り出される打撃はまさに一撃必殺。

本部所属の処刑人。


Sランク四位

重装戦車 グランプ将軍しょうぐん

絶対破壊がモットーの処刑人。元軍人で暗殺のテクは他の執行者を凌駕する。

全身サイボーグの本部所属処刑人。


Sランク三位

音越え  ソニック・ブレイド

彼の処刑スピードは世界最速。何よりも処刑スピードを重視する処刑人。

両腕に装着されている刃、ソニック・ブレイドで悪を瞬殺する。


Sランク二位

『剣聖』  KILLBLOOD

我らがエース。楓さん。紹介はいらないでしょう?


Sランク一位

悪を収容する者  ヘル・プリズナー

あれどこにもいない?欠席?


特Sランク二位

切り裂きミラ ミラ 

僕の隣にいる仮面ヒーローの処刑人。世界二位の凄腕処刑人。SAM処刑事務所在籍。

最新格闘技術、サイバーアーツの使い手。

正体は不明だ。

棒読み。


そして

世界最強の処刑人 ヴィンセント・ゴールドマン が一番奥の椅子に鎮座していた。


「ゴールドマン!!!!!!!!!!!!」

ヴィンセント・ゴールドマンの

顔を見た瞬間に楓さんは怨月を抜き斬りかかった。

僕の隣から全く見えない超スピードで円卓の一番奥の席まで走って。


ガキィン!!!!


「早くなったじゃねぇか。ヴァンパイア娘」

「その名で呼ぶな!!私は斑鳩・B・楓 KILLBLOODだ!!」

ゴールドマンは楓さんよりも早く忍者刀・黒金を抜きその刃で、

楓さんの振り下ろした刃を受け止めていた。

「はいはい。KILLBLOOD様。KILLBLOOD様。

強くなりましたね~ほんとに。

師匠を殺したんだって?念願が叶ったじゃないか。

師匠越えおめでとうございます。花でも送ろうか?」

「どこから聞いたぁ!!」

楓さんがさらに刃を押し込む。

「当たり前のことを聞くな~。俺は世界中の処刑の情報を集めているんだぜ?

知らないわけがなかろうが。バカなんですか?バカなようですね~。

そのバカが俺に挑むなんて度を越した無謀と言えるな~」

「貴様ぁ!!殺す!!」

楓さんが眼帯に手をかけた。

ここであのヴァンパイア解放をする気ですか!?


「両者。そこまでだ」

楓さん。ゴールドマン。

二人の首元に手刀が当てられていた。

ミラさんも超スピードで二人に接近していたのだ。速すぎる。

「処刑人同士の私闘はNGだと言っただろ。二人共、刀をしまえ」

「おっとミラ、お前も早くなったな~。油断してたぜ(笑)」

「KILLBLOOD。お前もだ。刀をしまえ。その殺意もだ」

「・・・・・・わかったわよ」

二人は同時に刀をしまった。

「いつでもその首。取られると思え、ゴールドマン!!」

「はいはいわかりましたよっと」

二人は所定の椅子に着席した。

「うむ。それでいい」

ミラさんもそれを確認してから椅子に座った。


「全員集まったようだね。緊急招集ですまなかった。よくぞ集まってくれた」

世界処刑連盟会長 グレゴリー・スキャットマンが言った。


「会長~急すぎるぜ~俺のところにたくさん依頼も来てたのにだぜ~」

ザ・ヒートマンが言う。


「Sランカー全員に集まって貰ったのには、訳がある。例の『ファントム』そして、

「Killers9」の処理についてだ」


「ヒヒヒ。アレははったりじゃないんだね」

ドクター・バットが聞く。


「「Killers8」が起こしたあの惨劇をまた繰り返してほしくないのだ。

これは処刑人いや人類の存亡がかかった依頼かもしれないのだ。

高い報酬も約束しよう」


「五十億出せ!!」

会議の場が騒然となった。

「一人五十億だ。そして「Killers9」を破壊した奴に

百億用意しろ!!それでこいつらもやる気が出るだろ?」

ゴールドマンが言う。

「わかった約束しよう」

「「Killers9」の起動は今夜の零時だろ?それまで俺は別の依頼をこなして来るわ」

「ゴールドマン!!」

楓さんが睨みをきかす。

「なんだKILLBLOOD様。俺がいないと寂しいのかい?

やっぱり俺の事が好きなのかな?モテる男はつらいね~」

そう言って振り向くことなくゴールドマンは席を立った。

「待て。ゴールドマン!!」

「しつこいな~KILLBLOOD様。俺は金にしか興味ないんだよ。

じゃあな生きてりゃ夜にまた会おう」

ゴールドマンは目配せをし会議室を出ていった。


「ゴホン。他の処刑人達で外出したいものはいるかな?挙手して教えてくれ」

誰も手を上げなかった。

「では各自部屋を用意している。今日の零時前まで皆待機してくれたまえ。

必要なものがあれば全て用意する遠慮なく言ってくれ」


集まったSランク処刑人達は連盟本部の各部屋に向かう。

その前に僕は叫んだ。


「アイアンブローさんグランプ将軍さんソニック・ブレイドさん」

「ナンダ?」「何用であるか?」「何?」

「サイン頂けないですか?」


皆快くサインをくれた。


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