表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KILL BLOOD  作者: ユート・ロビンソン
依頼No.57 剣聖
20/35

021


ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

これを激しい銃撃の嵐と常人は言うのか。

ワシにはこんな銃撃止まって見えるわい。

キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン

「全弾弾かれています」

「マシンガンでも無駄かよ化け物爺じじい

この『剣聖』相手に銃なんて美しさ、儚さがないものを使うな。

シュパン

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

「組長!!」

「もういい。手榴弾を使え!!」

「はい!!オラァ!!」

手榴弾か?

品のない道具を・・・・・・

シュパンシュパンシュパン

「信管の部分を切断された!?あれじゃあ爆発しないぞ」

「どけぃ!!ロケットランチャーで身体ごと吹き飛ばしてやる」

ふん。最終兵器がそれか。

ヤクザも地に落ちたものだな。

刀を使え。刃の美しき、古き良き刀を。

「死ねぇ化け物がぁー!!」

ピシュルシュル~

シュパン

ドガーン!!!!

「ロケット弾を両断しやがった!?」

「浜田組。組長。浜田流言はまだりゅうげんだな」

「ひぃぃ」

「死を恐れるな。痛みなど一瞬。気づいた時にはあの世行きよ。

ワシの刃を見よ。この透き通った刃をな」

「助けて下さいぃ」

「ヤクザが命乞いか。醜い。死ね」

シュパン

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

「組長。組長。組長―!!」

「お前達もヤクザの端くれならば、親の仇を取ったらどうだ?」

「ちくしょー皆行くぞ。死ねー!!!!」

そうだ最初から刀を抜け。銃など使うな。

「だが剣筋がなっとらん」

シュパンシュパンシュパンシュパンシュパンシュパン

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

ワシの渇望を止めれる者はおらんのか。

渇く。

ワシのこの刀がこの「新月」が血を求めて止まない。

誰ぞワシの覇道を打ち砕いてみせよ。



「またですね。今度は日本の浜田組が壊滅です」

最近巷ちまたを騒がせている。

謎の世界のマフィア・ヤクザの壊滅事件。

全て一人の人物が行っている所業らしい。

「見せて見せて~。この死体のところアップして。どアップ

うおー!!凄い切り口!!達人技だね!!」

「わかるんですか?楓さん」

「私を誰だと思っているの?私は剣の達人。KILLBLOOD様よ」

楓さんは歌舞伎俳優の如く大見得を切った。


そんな楓さんを気にせず「QA」を操作する。

今の時代は新聞より電子タブレットだ。ネットワークだ。

その日のニュースがすぐにわかる。手に入る。

時代って奴だ。進化したね~。

ネットワーク社会最高!!万歳!!


「無視するな~正一。あむ」

ガブッ!!

「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

楓さんの本気の吸血。

あむ。じゃないよ。可愛くないよ。痛いよ。

「ギャーギャーギャー」

僕は為す術もなく楓さんに血を吸われ続けた。

開校記念日で学校が休みの楓さんのテンションは高かった。

僕のブラッド・ドレインも。

吸血だ格好をつけて言ってみたかっただけだ。


カランカラン

「いらっしゃいませ。処刑のご依頼ですね」

「そうどす」

「どうぞこちらに」

僕と楓さんの前にってか、

応対椅子に最初から座っていた僕達の前に、

和服姿の美女が腰をかけた。

黒髪のショートカット。髪にはかんざし。

THE 京都!!

楓さんの次に好みのタイプ。

決して僕はロリコンではないぞ。女子高生はセーフだろ?アウト?


「うちは 柳生小春やぎゅうこはる いいますねん。よろしゅう」

小春さんが丁寧に頭を下げる。

京都弁の女子ってなんかいいよね。

「僕は神谷処刑事務所のエース。須藤正一です」

胸ポケットの名刺入れから名刺を差し出した。

完全に紳士モードの僕だ。

「エースは私でしょー。正一~」

僕の格好をつけるところだ。邪魔をしないでいただきたい。

抱き付かれて後頭部にあなたの胸が当たって気持ちいいですが。

「正一はんどすか。よろしゅう」

「で、どんなご依頼でしょうか?どんな依頼でも迅速に確実に処刑しますよ」

「ほなこの写真を見ておくれやす」

「どれどれ?」


僕は伊達眼鏡を装着して写真を確認した。

高齢の老人だ。白髪。

だが筋肉質の身体をしていて。

背中に龍の刺青と美しい日本刀を手に持っている。

柳生村正むらまさいいますねん。うちのおじいちゃんに当たる人どす」

「あ!?正一。正一」

「楓さん。今は小春さんとの依頼調停中です。しばしお待ちを」

「そのおじいちゃん。私の剣の師匠だよ!!」

「なんどすねん」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ