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KILL BLOOD  作者: ユート・ロビンソン
依頼No.52 爆女
18/35

Let's Rock

019


まずは僕と白いダークソウルズの死闘デス・マッチだ。


「何故、私の正体がわかったの?」

「追跡魔法「トラッキング」だよ。「白いダークソウルズ」あんたの反応は、

このNEO東京ドームまで残っていたからな」

「いつの間に魔法をかけたのよ」

「017チャプターをもう一度読め。僕は地味に魔法を唱えているぞ」

「やるじゃないの。惚れそう♡」

「キモイんだよ!!」

バンバンバンバンバン

僕はグロッグ17カスタムを連射する。

キンキンキンキンキン

僕が放った弾丸は四方に弾き飛ばされた。

白いダークソウルズは一瞬で巨大な鎌を具現化し、

僕の銃撃を鎌を回転させることで弾いたのであった。

「うふ♡料理してあげるわ♡」

「だからキモイんだよ!!「プロテクト」「ガンドライブ」」

僕は二種類の魔法を唱え、肉体と銃の火力を強化した。

効果時間は両方五分。五分以内に処刑してやる。いや一分だ。

「いくわよ♡」

白いダークソウルズは鎌を担ぎ、僕に接近してきた。

大鎌での一閃。

僕はギリギリで一閃を躱した。ネクタイが千切れる。

そのまま後ろに下がり、グロッグ17カスタムを連射する。

バンバンバンバンバン

「うぐっうぐっうぐっ」

「「ガンドライブ」で強化した弾丸だ!効くだろ?」

「好きになっちゃいそう♡」

本当に気持ち悪いダークソウルズだ。吐きそう。

「今度は私の番ね♡」

白いダークソウルズは両手で持つ大鎌を僕にむかって投げてきた。

楓さんなら怨月で楽々切り落とすだろう。

まぁ地味キャラの僕だ。そんなことはできない。

僕はしゃがみ込み、大鎌の投擲を避けた。

「武器を失ったな。行くぞ」

僕は走って接近する。

銃撃の嵐で処刑してやるぜ!!

「うごっ!!?」

油断。

白いダークソウルズの鎌はブーメランのように回転しながら戻ってきたのだ。

そして僕の背中から腹を貫いた。

「がはっ!!!」

白いダークソウルズにもたれかかるように、僕は血を吐き倒れ込んだ。

「うふふ。油断しているからそうなるのよ♡イケメン君♡」

「ぐふふ。油断しているのはどっちかな?」

「何?」

「フルバースト!!」

僕はグロッグ17カスタムの残り全ての弾丸十四発を、

白いダークソウルズの『核』左胸に銃口を直接当て、

全弾同時魔法発射した。


「いや~ん」


白いダークソウルズは『核』を破壊され地面にぶっ倒れた。

腹に突き刺さっている鎌も少しずつ消え始めた。

「最後までキモイダークソウルズだったな」

僕はキメ顔でそう言った。


次は私の番。

正一が白いダークソウルズを倒した前に、

私はデカブツちゃんをもう「処刑」してたんだけど、

ここはダイジェスト版でお送りするよ☆


巨大ダークソウルズの棍棒の一撃はまさに一撃必殺技。

一撃でNEO東京ドームの床に穴が空くほど。

でも巨体故に遅い。

私は得意のステップでその強烈な一撃を躱す。

そのまま「ソードドライブ」を発動して、

両足を切断した。

巨大ダークソウルズはバランスを崩し、倒れ込んで来た。

すぐさま私は空を舞い、

巨大ダークソウルズの首を両断した。

そして華麗に地面に着地し、いつもの決め台詞。

「これにて終劇♡」

刃を前でBの字に回転させ、怨月を鞘にしまった。


「やりましたね。楓さん」

「楽勝よ。ただデカかっただけよ♡」

私はマイクを手に持ち、そう言った。


「ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

会場が大歓声に包まれる。


久しぶりの観客有りの処刑タイム。

心の中では、すっーごい興奮したものよ。


「ビッグボマーちゃん。もう会場ごと爆破しちゃいなさい」

消えかかっていた白いダークソウルズがそう叫んだ。

まだ意識が残っていたのか。

もう頭部だけで後は灰になっているのに。


ってかビッグボマーちゃんって・・・・・・

僕達は後ろを振り向く。

楓さんが処刑したはずの巨大ダークソウルズの棍棒が開き、

そこには火がついた導火線と巨大な髑髏どくろマークが描かれていた。


あれは爆弾だ。


巨大ダークソウルズは最後の力で爆弾を振り下ろそうとしていた。

マジでヤバイ。

間に合うかこの距離で、僕はグロッグ17カスタムを導火線に向け、

トリガーを引いた、

カチカチカチカチカチ

しまった。

「フルバースト」を使っていたんだった。

弾切れだ。


爆弾が床に振り下ろされた。

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