Let's Rock
019
まずは僕と白いダークソウルズの死闘だ。
「何故、私の正体がわかったの?」
「追跡魔法「トラッキング」だよ。「白いダークソウルズ」あんたの反応は、
このNEO東京ドームまで残っていたからな」
「いつの間に魔法をかけたのよ」
「017チャプターをもう一度読め。僕は地味に魔法を唱えているぞ」
「やるじゃないの。惚れそう♡」
「キモイんだよ!!」
バンバンバンバンバン
僕はグロッグ17カスタムを連射する。
キンキンキンキンキン
僕が放った弾丸は四方に弾き飛ばされた。
白いダークソウルズは一瞬で巨大な鎌を具現化し、
僕の銃撃を鎌を回転させることで弾いたのであった。
「うふ♡料理してあげるわ♡」
「だからキモイんだよ!!「プロテクト」「ガンドライブ」」
僕は二種類の魔法を唱え、肉体と銃の火力を強化した。
効果時間は両方五分。五分以内に処刑してやる。いや一分だ。
「いくわよ♡」
白いダークソウルズは鎌を担ぎ、僕に接近してきた。
大鎌での一閃。
僕はギリギリで一閃を躱した。ネクタイが千切れる。
そのまま後ろに下がり、グロッグ17カスタムを連射する。
バンバンバンバンバン
「うぐっうぐっうぐっ」
「「ガンドライブ」で強化した弾丸だ!効くだろ?」
「好きになっちゃいそう♡」
本当に気持ち悪いダークソウルズだ。吐きそう。
「今度は私の番ね♡」
白いダークソウルズは両手で持つ大鎌を僕にむかって投げてきた。
楓さんなら怨月で楽々切り落とすだろう。
まぁ地味キャラの僕だ。そんなことはできない。
僕はしゃがみ込み、大鎌の投擲を避けた。
「武器を失ったな。行くぞ」
僕は走って接近する。
銃撃の嵐で処刑してやるぜ!!
「うごっ!!?」
油断。
白いダークソウルズの鎌はブーメランのように回転しながら戻ってきたのだ。
そして僕の背中から腹を貫いた。
「がはっ!!!」
白いダークソウルズにもたれかかるように、僕は血を吐き倒れ込んだ。
「うふふ。油断しているからそうなるのよ♡イケメン君♡」
「ぐふふ。油断しているのはどっちかな?」
「何?」
「フルバースト!!」
僕はグロッグ17カスタムの残り全ての弾丸十四発を、
白いダークソウルズの『核』左胸に銃口を直接当て、
全弾同時魔法発射した。
「いや~ん」
白いダークソウルズは『核』を破壊され地面にぶっ倒れた。
腹に突き刺さっている鎌も少しずつ消え始めた。
「最後までキモイダークソウルズだったな」
僕はキメ顔でそう言った。
次は私の番。
正一が白いダークソウルズを倒した前に、
私はデカブツちゃんをもう「処刑」してたんだけど、
ここはダイジェスト版でお送りするよ☆
巨大ダークソウルズの棍棒の一撃はまさに一撃必殺技。
一撃でNEO東京ドームの床に穴が空くほど。
でも巨体故に遅い。
私は得意のステップでその強烈な一撃を躱す。
そのまま「ソードドライブ」を発動して、
両足を切断した。
巨大ダークソウルズはバランスを崩し、倒れ込んで来た。
すぐさま私は空を舞い、
巨大ダークソウルズの首を両断した。
そして華麗に地面に着地し、いつもの決め台詞。
「これにて終劇♡」
刃を前でBの字に回転させ、怨月を鞘にしまった。
「やりましたね。楓さん」
「楽勝よ。ただデカかっただけよ♡」
私はマイクを手に持ち、そう言った。
「ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
会場が大歓声に包まれる。
久しぶりの観客有りの処刑タイム。
心の中では、すっーごい興奮したものよ。
「ビッグボマーちゃん。もう会場ごと爆破しちゃいなさい」
消えかかっていた白いダークソウルズがそう叫んだ。
まだ意識が残っていたのか。
もう頭部だけで後は灰になっているのに。
ってかビッグボマーちゃんって・・・・・・
僕達は後ろを振り向く。
楓さんが処刑したはずの巨大ダークソウルズの棍棒が開き、
そこには火がついた導火線と巨大な髑髏マークが描かれていた。
あれは爆弾だ。
巨大ダークソウルズは最後の力で爆弾を振り下ろそうとしていた。
マジでヤバイ。
間に合うかこの距離で、僕はグロッグ17カスタムを導火線に向け、
トリガーを引いた、
カチカチカチカチカチ
しまった。
「フルバースト」を使っていたんだった。
弾切れだ。
爆弾が床に振り下ろされた。




