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闘鬼~転生先は寿命以外で死なない種族、戦闘からは逃れられません(泣)~  作者: komofy
第4章入園直前編

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第538話師弟関係の利用

そう、生徒会の活動は前回のはウィリィンとしてはほぼ見学していただけであり、お試しみたいなものなので、次からが本番と言えるだろう。

ウィリィンはそんな感じに歩きながら考えていると、魔法陣のある部屋まで着き、館へと戻ってきた。


「さてと、日課するかな」


ウィリィンはその足で中庭へと向かい、鍛錬を開始する。

一通り、終えて疲労困憊の状態まで続けたのちに、入浴、マッサージを済ませ、食堂へと向かう。

食堂へと入ると、中にはアウィリィとルリィウィンが食事をしながらウィリィンのことを待っていた。


「お疲れ、ウィリィン」


「おかえりなさい、ウィリィン」


「ただいまです。

ルリィウィンママ、アウィリィママ」


ウィリィンは挨拶を返しながら席へと着く。

ほどなくして、ウィリィンの食事が運ばれてきて、食べ始める。

するとルリィウィンがウィリィンに話しかけてくる。


「魔法部に所属したようだな。

どうだ?うまくやっていけそうか?」


「はい、今日は部の様子を見学してきただけなので、まだ分からない部分は多いと思いますが、それでもとても有意義な活動ができそうだと思います」


「それは良かったわ。

自分にあったグループやチームを探して、所属してみなさい。

まあ、一回で見つかるとは限らないから、無理に合わせようとはしないようにね。

合わなければやめればいいのよ」


「はい」


そう、別に一度所属した後に合わなければ脱退するという選択肢は当然存在する。

最初に入ったところに固執する理由は一切なく、慎重になって選ぶのに時間をかけ過ぎるよりは気になったところを何か所か見て回って、その中から選ぶぐらいの心づもりでいた方がより自身に合った場所を見つけることができるだろう。


「あとは、早速部長に目をつけられたようだな。

弟子入りとは、なかなか懐かしい響きだな」


「え、ルリィウィン、弟子を取ったり、弟子入りするような感じには思えないけれど、学園時代何かしたの?」


過去を懐かしむような話をするルリィウィンに対してアウィリィは驚いたような表情を見せる。

ルリィウィンは完全に唯我独尊な感じであり、誰かを師として仰ぎ、教示を受けるような感じでもなければ、血縁など、深い関係性になければ人に目をかけて積極的に教えることも無さそうである。

となると、弟子なんて制度を使うとするのであれば


「ああ、便利だったぞ?

色々な資料を見放題だった。

おかげで色々捗ったな。

ああ、勿論、一時的に師匠になる人には十分な見返りを用意したぞ」


「ああ、そういうことなら理解できるわ。

それが制度としての正しい在り方かは分からないけれど。

となると、何人もの人に弟子にしてもらって、情報を得ていたわね」


制度の恩恵を得るために一時的に誰かに師になってもらい、利用していたということだろう。


「しっかりと契約を交わされているものだと中々許可を取るのが面倒なことが多いのでな。

この制度は重宝したぞ。

まあ、それでも手に入らない情報はうまく巻き上げていたがな」


「あんた、ほんと、我が道を行くスタイルね。

自身で調べるよりそういった手段に頼るような内容ってそうないでしょうに。

それに巻き上げたって、交渉なのか、話術なのか、直接身体に聞いたのか知らないけれど、まあ、よくやるわね」


全ての情報が弟子制度で得ることができるわけでは当然ないため、そうでないものに関しては色々と他の手段も活用していたようだ。

それでも、基本的にはルリィウィン自身の理解力から公式に存在している情報から自身で理屈を立てて理解できてしまうため、それほど機会は多くなかっただろう。

ただ、その分情報の希少性やセキュリティは高そうなので、よくやるなという感想は間違っていないだろう。


「まあ、メリットが大きいのは確かだ。

ただ、私のように完全に利害関係として契約のように扱うつもりが無いのであれば、ある程度その部長との相性といった部分に関してはしっかりと確認しておいた方がいいぞ」


「そうですね・・・。

そこまで割り切った関係性は難しそうなので、お互いに一緒にやっていけるのか確認していけたらと思っています」


「それがいいと思うわ。

あとは、授業は大丈夫そうかしら?」


「はい、毎日4科目、とても高密度な授業を受けれています。

勿論、無理はしないように気を付けてます」


「それは、良かった。

これで部活動が慣れてくれば、ひとまず安定した学園生活が送れるだろう」


「後は、各種イベントと、定期的な試験ぐらいかしらね。

ま、これも事前準備をして、普段の成果を発揮すれば問題ないからそこまで身構える必要はないわよ」


「はい、頑張ります」


そんな感じで話しながら食事を進め、食べ終えると、ウィリィンは自室へと戻った。


「ふう。

魔法の練習しながらっと、この指輪、どうしようかな・・・」


ウィリィンはギャマナからもらった指輪の処遇について考える。

ひとまず、ギャマナに何か尋ねられた時に持っていないと何かしら言われそうであるため、手元に持っておくことは確定として、腕輪が同じ機能を使えるため、わざわざこの指輪を使用する理由がないのだ。


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