表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闘鬼~転生先は寿命以外で死なない種族、戦闘からは逃れられません(泣)~  作者: komofy
第4章入園直前編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

537/664

第537話帰り道

「ご明察ですね。

腕輪の方は分解するなんて考えもしていないでしょう?」


「は、はい。

というか、そもそも壊せる気すらしません」


この腕輪、何で出来ているのか不思議なぐらい頑丈にできており、壊れるどころかウィリィンが1日中つけていても傷の1つすらつかない。


「に対して、指輪なら分解、破壊してもいいお墨付きです。

それに腕輪ではできても指輪にはできないことはあるでしょうから、その差を調べるのは有意義な確認になると思いますよ。

ただ、あの場で使えることが判明すると、この言い分は覆される恐れがあったので、その前に決定しておく必要がありました。

後からであれば、一度渡している手前、幾分か説得しやすいですからね」


腕輪は構造及び機能が高度過ぎるというのもあり、仮に分解ができたとしても、難し過ぎて何も読み取れないだろうが、指輪であれば当然まだまだウィリィンにとっては分からないことだらけではあるものの比較的、解析可能だろう。

また、腕輪に同様の機能があることは渡す前に判明するのと渡した後で判明するではギャマナの説得しやすさが大きく変わる。

前だとより他のものをという話が先行するが、後からであれば一度渡すことを決定したという建前的な部分に加え、ウィリィンの使用感や状況を追加で説得材料にすることができる。


「なるほど...」


「まあ、ギャマナ部長と関わっていればよくあることです。

ウィリィンさんも今後関わることになると思いますので、よろしくお願いしますね。

っと入り口に着きましたね」


そんな感じでナタトと話していると、入り口まで辿り着く。


「本日はありがとうございました」


「こちらこそ、ありがとうございました。

生徒会や勉強など、色々あると思いますが、魔法部の戸はいつでも開いていますので、いつでも来てくださいね」


「はい、これからよろしくお願いします」


ウィリィンは頭を下げてナタトに挨拶をし、施設を後にし、帰路へと着く。

ちなみに、魔法部は活動にノルマなどが存在しない。

基本的に各々が目標に向かって取り組んだり、契約を結んだりして活動を行っているからだ。

なので、基本的にはウィリィンは生徒会の活動をメインにしつつ、空いている日は基本的に魔法部へとお邪魔するような形となるだろう。


「そういえばバッチ、しっかり見てないな。

あんまり大きくマークに変化はなかったような気がするから意識してなかった」


ナタトによって加工を行われたので見た目に変化が起きているはずだ。

ウィリィンは胸から外して、じっくりと見ると、生徒会を表す盾のマークの背景部分に杖が描かれている。

杖は魔法部を表すマークで、メインの部活の後ろに表示されるのがサブの部活の表示のされ方ということだろう。


「なるほど。

マークは事前に知ってたけど、こんな感じで後ろに出て、ちょっと目立たない感じになるんだね」


部活動を調べた際にマークについては一通り目を通しているし、マークは施設の外や中にも掲げられている。


「ま、そんなことより。

魔法について、色々学べるといいな。

だけど、自ら積極的に動かないと、何もできないで終わってしまいそうな感じもあるか」


グループにしろ、チームにしろ、自身で選んで決める必要性がある。

勿論、道筋は引かれてはいるだろうが、積極的に会話に混ざっていく勇気がなければ無為に時間を過ごす羽目になることは確実だろう。


「最初はそこら辺の流れを教えてくれるようなところに入るかな・・・。

勿論、全体的に見てから判断するけど。

あ、魔法部の掲示板を見ることができるようになってる・・・。

結構色々あるから、悩ましいな。

夜しっかり見よう」


腕輪を起動し、魔法部の掲示板を開くと、グループ、チーム、講義について色々表示された。

ウィリィンがやりたいことに合わせてフィルターをかけたり、並び替えたりすることも可能であるが、結構な数があり、判断が難しいため、歩きながらではなく、しっかりと時間をとって考えることにする。


「あとは、弟子の件か・・・。

ナタト副部長の話を聞くと、どうしても二の足踏んじゃうなぁ・・・。

ギャマナ部長が選んだ人達だろうからどれも優秀な人だろうし、その人達がいたたまれなくなるんだとすると、やっぱり厳しいんじゃないかと思うよねぇ。

確実に大きく成長できる機会ではあると思うけど、全滅みたいな感じで話されるとちょっとなぁ」


弟子入りについては話の中で今も継続している弟子がいる、円満な形で解消した、みたいな話が一切上がらなかったのが大きく不安を感じさせている。

それに、ウィリィンは今、学園などで多くを学んでいるわけであるが、まだまだ基礎的な内容が多い。

それらをしっかりと学んでからでも遅くないのではという気持ちはどうしてもあるが、早く弟子入りすることでより早くから高度な学びを得られるのではないかという気持ちもある。


「そういえば、生徒会としっかり両立できるのかという問題もあるか。

授業はイベントがなければ基本的に時間が決められているから、何とでもなるだろうけど」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ