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Kiss しよう♪  作者: HARU
11/15

心理作戦

「高希君っ!? えっ? 朝早くにどうしたの?」

「足の具合い大丈夫ですか?」

「痛みはあるけど」


「取り合えず病院に行って診察しましょう? 付き合います」

「だ、大丈夫だよ。ていうか仕事は?」

「有給使いました。お邪魔しまーす」

「えっ? あっ、高希君、待って! きゃあっ!」



抱き止められ、私を抱きかかえると、お姫様抱っこをしベッドに座らせる。



「その足で無理はしないで下さい。朝ごはん食べました?」

「まだ……」

「作りますね」

「えっ!?」

「しばらくは、憐花さんの家政夫させて頂きます!」


「えっ? でも、仕事……」

「勿論行きますよ。しばらくは俺が、憐花さんのお世話係になります」

「……高希君……」

「俺が、憐花さんの役に立ちたいから」



ドキン


「だから、何でも言って下さい」




しばらく高希君は私が普段の生活が出来る迄の間、部屋を出入りしてくれた。


職場では、衣千子が身の回りの事をしてくれた。




そして、普段の生活が出来るようになり、私の奢りで四人で食事をする事にした。




その日の帰り、高希君の部屋に寄った。



「今日は、御馳走様でした」


「別に良いよ。私からのお礼。まさか、仕事先迄の送迎と手料理迄作ってくれるなんて思わなかったから。お嬢様になった気分だったよ。ありがとう……正直、これだけじゃ足りない位だよ」


「じゃあ……」



グイッと抱き寄せる高希君。



ドキッ



「どんなお礼してくれる?」



ドキン



高希君は優しい眼差しで甘えるような口調で言った。


普段、滅多に見る事のない高希君の行動に私の胸はざわつきドキドキ加速する。



「えっ?」



私の片頬に触れるとキスをされ、そのままゆっくりと倒された



ドキン

私の胸が大きく跳ねる中、胸がドキドキ加速していく。


唇が離れ、私の体に高希君の重みを感じる中、私を優しい眼差しで上から見つめながら、頭を撫でる。



再びキスをし、深いキスをされ、私は高希君の首の後ろに手を回した。



唇が離れる。



「憐花さん……駄目ですよ」

「えっ?」

「俺達、まだ深い関係の段階じゃないですよ」

「そ……そうだよね……ごめん……」



後ろに回した手を外す私の手を押さえ付けた。



ドキッ



再びキスをし、私を起こすと抱き寄せた。




「お互いの気持ちがハッキリと分かって1つになった時、憐花さんを抱かせて下さい」

「……うん……」

「あっ! 今、うん。と言いましたね!」



抱き寄せた体を離す。



「えっ? あっ……いや……えっと……」

「撤回しませんよ! と、言う事は少し可能性はあるんですね」

「えっ? いや……そういう訳じゃ……」

「ええーっ! 違うんですか? 分かりました!」


「えっ?」

「俺、頑張ります! 憐花さんが俺の事を好きになって貰えるように」



ドキン



「高希君……それって……私の事……」

「違いますよ!」

「えっ!?」



クスクス笑う高希君。



「俺、憐花さんの本心分からないから、そう答えているだけですよ。と、言うより……そう答える事しか出来ません」


「高希君」

「お互いの本心が見え隠れしているし、嘘か本当か分からないので……お互いを探り合っている状況ですから。勿論、自分自身にも自問自答。違いますか?」


「そうか……そうだよね……」




私達は話題を変え、二人だけの時間を過ごした。


















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