四方を塞がれた部屋
「痛っ!」
私は急いで青白い空間に飛び込んだと思ったら、空間の幅が狭すぎてお互いにぶつかり合って地面に叩きつけられたはずだが……シラリアの姿はない。
「ペラは何処!?」
そう言って辺りを見渡してみると煉瓦造りの壁で目の前に私を見下ろすかのようにペラが立っていた。
「ペラ!大丈夫?どこか怪我とかしてない?」
私はすぐに立ち上がりペラに何か異常が起こってないか確認した。
「大丈夫だよ~、私も叩きつけられるようにこっちに来たんだけどね~。」
(とりあえず目立った外傷とかは見当たらないから大丈夫そうね)
「それにしても、ここは何処なのか調べないといけないわね、ここってペラの他に誰か居た?」
「今のところは誰も見てないよ〜それとこここの一部屋しかないみたい〜。」
ペラのことばかり見ていて周りを見ていなかった。
改めて周りを見ると真ん中に八人用のテーブルが置いてあって、その周りの壁にたながあってなんかの薬品やら機械やらがびっしりと置かれている、まるで倉庫のよう。
照明は真ん中に編笠型の電灯に電球が一つはめ込まれているだけで全体的に少し薄暗い。
「って言うかここ出口が無いじゃない!もしかして閉じ込められた!?」
「確かに〜よく見たら壁と棚だけでドアがないね。」
(やっぱりさっきの空間が怪しいわね、私とシラリアは同時に入ったはずなのに一向に出てくる気配がないし、この空間で何かが起こった可能性がある、不用意に動くのは危険ね)
「ペラ、もう少し待ってみましょう。」
私は疲れていたので床に座ろうかと考えたが、よく見てみると埃がすごい量積み重なっていた、まさに塵も積もれば山となるだったのでテーブルに直接座ることにした。
ペラはまだまだ元気そうで棚の機械をいじっている。




