第23話 お米が踊るプチ同棲
帰り道、どうしても愛音を連れて行きたい場所があったので連れ行く事に。
着いた先は大栄の実家。
愛音はかなり緊張してる様子。
実家に着き大栄がドアを開けると、母親と祖母は大栄に目もくれず愛音の方へ。
「あらあらあらあら〜!!可愛いね〜!お人形さんみたいだね〜!!お顔小さいね〜!あれ!何でこんなに細いの?ちゃんとご飯食べてる?ここでいっぱい食べて行きなさい!亅
祖母と母親のテンションの高さと沖縄訛りにびっくりする愛音の手を引き実家のリビングへ。
「久しぶりだな、元気してたか?亅
「元気だったよ、あの、彼女の愛音亅
「彼女さん美人だな、良かったさ亅
「は、、初めまして!鈴木愛音と言います、たえくんとお付き合いさせていただいてます!亅
「あいねー、宜しくね亅
泡盛を片手にニコッとする父親のイントネーションにまたもやびっくりの愛音。
そして家族で夕ご飯、
大栄の家系は、
大栄、母、父、父方の祖母の4人家族。
そして愛音が沖縄特有の攻撃のマトに。
"おばーのかめーかめー攻撃"
沖縄の祖母はお腹いっぱいになっても
どんどんご飯を出してくる。
ありがたいがこれが本当に食べられない量。
「あいね〜、いっぱい食べてよ〜亅
「あいね〜、おかわりするでしょ〜?亅
「あいね〜、これも食べなさい亅
少し苦笑いの愛音を見て父親が、
「あいねー困ってるど!やめれ!亅
祖母に言うが
「あんたは黙ってなさい!亅
喝を入れられ黙る父親。
そう、沖縄の家では、祖母が1番強い。
祖母が絶対的な権力者。笑
そして楽しくご飯を食べ実家を後に。
「ご馳走様でした、とても楽しかったです亅
家族に頭を下げると母親と祖母が、
「あいね〜またおいでよ〜!亅
祖母と母は大栄を指差し、
「これ(大栄)いない時も1人でも遊びに来ていいからね〜!亅
と猫撫で声で愛音に話す。
帰り道の車内、
「すっごい緊張した!でも楽しかった!たえくんも2010年で私のお母さんに会った時こんなに緊張した?亅
「いや、あの時は今後何が起こるか知ってたから、本当どうにかしたい気持ちで緊張より折半詰まった感じだったかなぁ、、亅
「確かにあの出来事知ってたら折半詰まっちゃうよね、、亅
「もう大丈夫だから元気出してよ愛音亅
「ねぇ、たえくんも、あいねーって呼んでみてよ?お義父さんやおばあちゃん、お義母さんは、あいねーって語尾伸ばしてたじゃん、あのイントネーション可愛い亅
「沖縄、3文字名前の人は語尾伸ばされるよ亅
「2文字のたえくんは、たーえー、って呼ばれてたね、2文字は全部伸ばすんだね!亅
沖縄訛りに興味深々になりながら車内で流れる音楽のボリュームを上げる愛音。
「この曲すごくいい曲〜、歌詞がたえくんと私の身に起こった出来事っぽいね亅
「いい曲だよね、俺めちゃくちゃこのグループ好きなんだよね亅
「たえくんこのグループ好きなんだぁ!私もこれからいっぱい聴こ〜っと!それよりたえくん、2010年にいた頃から、このグループのあの有名なダンス知ってたって事?亅
「知ってたよ、曲探したけどあのダンス6年前に流行ったやつだったからあの世界では見つからなかった亅
何気ない話をしてるうちに家に着き、お風呂や寝る準備をして寝る時間までまったり過ごしてるとテレビから明日の天気予報。
「愛音、今からお米が踊るよ亅
「ん?ちょっとよく分かんない、どう言う事?亅
「いいから天気予報見てて亅
天気予報を見て笑いながら呟く大栄と頭がハテナ状態の愛音。
そして天気予報の踊るお米を見て謎が解ける愛音に大栄がふと思った事を愛音に聞く。
「そういや、何でエイさんっておばあさんの事オトさんって呼んでるの?亅
「だっておばちゃんの名前オトだもん、そのまんまだよ、しかも、凄いんだよ〜!亅
そう話しながらスマホのメモに文字を打つ愛音。
「見て!おばちゃんが"音"で、エイさんは、"栄"!私とたえくんの漢字入ってるの!亅
と嬉しそうにスマホの画面を見せてきた。
それからしばらくして2人は一つのベッドで眠りについた。




