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大切な戦闘

 神は死んだのか、謎が深まるばかりだ。というか姫を助ける以前に魔力がやばい体が限界だ。本来は治癒魔法をかけないといけないだろうが魔力が足りない。


 でも姫様が待ってんだ。俺は体を引きずって扉の前につく。


 この先に姫様がいると考えれば痛みを忘れることができた。


 扉を開けた先には姫様とその臣たちがボロボロの囚人服に見を包んではいたが無事だった。


「大丈夫?なんでこんな小さな子供がこんなところに⋯⋯って怪我してるじゃない!」


 あぁ、やっと姫様の顔を見れた。生きててくれてよかった。ってやばい意識が⋯⋯


 俺の意識は完全にそこで途切れた。



 こうして教会での戦いはセレスの勝利という形で締められた。しかしこの話でもう一つ重要な戦いがあることを忘れてはないだろうか。


 それはジルンとルキルの街中央の戦いである。この戦いはこの教会の戦いよりも悲惨で思いもよらない結末になるとはまだ誰も知らなかった。


 ージルン視点ー


 「ルキル、まだいけるか」


 ルキルは静かに頷くがいつもの威勢はない。俺と違ってこいつは攻撃を受けすぎている。


 明らかに教団の奴らはルキルを狙って攻撃している。


 いくら天才だとはいえまだ子どもだ。当たり前だが多くの大人に攻撃されれば負ける。


 考えろ。このままだとルキルを守れない。


 ここまで統率の取れているのは違和感がある。となればどこかに司令塔がいるはずだ。


 でもそれを狙ってどうする。その間にルキルがやられるかもしれない。


 ならば下の奴らを揺さぶるほうが賢い作戦かもしれない。奴らに恐怖させる。


 俺はナイフを拾った。


 そして戦闘スイッチを入れる。


「僕は正義の味方なので君たちを殺す気なかったんだけどねー、ガキ狙う外道どもにそんな恩情いらないよねえ」


 さーて殺戮ショーを始めようか。

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