第8話 さぁ、ダンジョンへ行こう
ダンジョンまでは、乗り合い馬車がある。
歩いて1日の距離だから、鐘2つ過ぎに着いた。
ダンジョンの入口にはギルドの出張所があり、魔石や素材の買取りをしてくれる。
いちいち街へ戻らなくてもいいね。
受付は無く、入ったら自己責任。
さて、早速入ってみますか。
1階〜9階まではサクサク進んだ。
魔物は〈スライム〉〈ゴブリン〉〈コボルト〉だったので、スルーした。
10階のボスは〈ホブゴブリン〉。瞬殺だったよ。
ダンジョンでも【オートマッピング】【索敵】【サーチ】【結界】は有効だった。チートだよねw
今日の目標を30階に決めて進む。
途中数ヶ所で隠し通路を発見し、[宝箱]を見つけていた。後でギルドに報告しよう。
隠し通路の[宝箱]の中身は[銀貨][銅貨][錆た武器]だった。ショボいね。
20階のボスは〈ハイオーク〉で、討伐は問題無し。
途中〈オーク〉〈ハイコボルト〉〈ホブゴブリン〉も出現。カサカサと音が聞こえたので、虫の魔物もいるらしいが、完全に無視!
25階でギルド証を発見。周りに武器や防具が無いので、戦闘中に落としたんなら良いけど、一応冥福を祈っておこう。
ランクにあった階層の探索は大事だよね。改めて心に刻もう。これはギルドへ持って行くよ。
今日予定していた30階のボス部屋に着いた。
29階までの魔物は、〈ゴブリンアーチャー〉〈ゴブリンメイジ〉〈ゴブリンナイト〉のパーティーや、〈ハイオーク〉〈ポイズンスネーク〉〈スラッシュバット〉が出現。Dランクのソロだと、だんだん難しくなるかな?
30階のボスは〈ジャイアントスネーク〉。噛みつき、締め付け、押し潰し、尻尾払いが攻撃だね。表面は硬いウロコで、素材はシールドにも使われているよ。
一応攻略方法はあるが、ソロでは難しそう。
身体の周りを魔法で冷やし、動きの鈍くなった所で、上顎から頭まで口の中から貫くとあった。
魔法に弱く、物理攻撃に強いのも特徴。
オレは【ウォーターランス】2発で仕留められた。
ボスを倒すと、[ウロコ][キバ][肉]と[宝箱]が落ちていた。
30階からボスは宝箱を落とすようになる。
今回は木箱で中身は[初級解毒ポーション]だった。
錬金術師はダンジョンで出たポーションの成分を【分析】して商品化しているそうだよ。
31階に繋がる階段で転移ゲートを登録し、本日の探索は終了。
帰還し野営の準備をしなきゃね。
ギルドの出張所で、素材の買取りをお願いすると喜ばれた。
特に〈ジャイアントスネーク〉の[ウロコ]と[キバ]は不足していたらしい。[ウロコ]は50枚あったけど、40枚を換金。[キバ]や他の素材は換金したが、[肉]はとっておいた。この後[唐揚げ]にして食べよう。
隠し通路の情報や、拾ったギルド証を渡すと驚かれた。
隠し通路の発見は約20年振りらしく、しかも3箇所だからね。何度も確認されたよ。確認出来次第、報奨金が貰えるんだって。
ギルド証は、街のギルドじゃなければ確認出来ないらしく、預けておいた。
夕食の時に周りから視線を感じたのは気の所為だろう。
翌日、31階からスタート。
今日は41階から50階で、依頼品の確保予定。
依頼品は[紫水晶]の中を50個以上、[紫電の欠片]10個以上、[クイーンスパイダーの糸]10個以上、[魔鉱石]の中を30個以上、[ドリルフロッグの角]20個以上となっている。
先ずは40階を目指しますか。
35階で隠し通路発見。【オートマッピング】で隠し通路、【索敵】で魔物が居るかも判るから簡単・安心だよ。
行き止まりの広い空間に[宝箱]か、鎮座。近づくと魔物が襲いかかって来るようだ。
天井をみると〈スラッシュバット〉がぶら下がってる。
先手必勝で【ウォーターニードル】を連射。20匹を仕留め[羽]と[魔石]を拾う。
[宝箱]は銀色。中身は[サイレントブーツ]だね。
【消音】が付与されていて、足音を消せるブーツだ。
何事も無く40階でボスを撃破。
40階のボスは[クレイジーホーク]。上空から羽の連射が特徴。体当たり、嘴、鷲掴みの攻撃と、スピードも厄介な魔物だ。
攻略法は、【ウォール】系で攻撃を防ぎ、羽根を狙って地面に落とすと書いてあった。
オレは風魔法で投網を作り、直前で開くイメージで投擲。捕らえた時、勢いがあり少し引っ張られたけど、無事捕獲。止めを刺し素材ゲット。
[羽][爪][嘴][魔石]が手に入った。
[宝箱]は銀色。中身は[ダウンケープ]だった。
【防寒】が付与されているけど、今は必要ないね。
【ネット】のスキルも追加されていた。
41階の転移ゲートを登録し、いよいよ素材確保を行っていく。
[紫水晶]は42〜43階で採取出来る鉱石。
[紫電の欠片]は43階〈サンダーラット〉のドロップアイテム。
[クイーンスパイダーの糸]は44階〈クイーンスパイダー〉のドロップアイテム。
[魔鉱石]はどの階層でも採取出来るが、41階以降で中サイズが取れ始める。
[ドリルフロッグの角]は47階〈ドリルフロッグ〉のドロップアイテム。
ミリーさん曰く、40階以降の素材は何処でも不足していて、高く売れるそうだ。
先ずは42階を目指しますか。
攻略情報には52階まで載っているので、採取ポイントに向う
途中、〈ゴブリンナイト〉〈ロックゴーレム〉〈ルビーゴーレム〉〈スラッシュバット〉を討伐。
〈ジュエリーゴーレム〉はレア魔物らしく、[ルビー][エメラルド][アメジスト]をドロップしたよ。
〈ロックゴーレム〉からは[魔鉱石]の小をゲット。
進むと[紫水晶]の採掘ポイントに到着。
[紫水晶]の他に[白水晶][赤水晶][碧水晶][緑水晶]が取れる。
【ロックボール】を水晶の根元に当て、それぞれの水晶を確保。大きさは小・中・大・特大があり、全て【アイテムボックス】にしまう。
ここでは、[紫水晶]中が32個で足りないので、43階のポイントへ向う。
尚、採取ポイントは1日経つと復活するらしい。
次は43階で〈サンダーラット〉の討伐。
【サンダーボール】を使用し、当たると麻痺状態になる。噛みつきと引っ掻きで軽微なダメージを受けるが、厄介なのは群れで行動。
油断して取り憑かれると、引き剥がすのに苦労する。
【索敵】で15匹の群れを発見。
狭い通路に【結界】を張り、群れを誘導。
結界に取り憑いたら、反対側にも【結界】を張り、封じ込める。
後は【ウォーターニードル】で止めを刺し終了。
【紫電の欠片】15個確保。
水晶の採取ポイントへ行き、[紫水晶]中も無事ゲット出来た。レア鉱石の[虹水晶]中もついでに確保。
水晶を取り尽くしてしまったよ。
44階では〈クイーンスパイダー〉の討伐。
粘り強く糸で絡める、硬い糸で刺す、噛みつきと足の爪で攻撃してくる。
厄介なのは、取り巻きの〈リトルスパイダー〉。
沢山の小さな蜘蛛が糸を吐き、動きを阻害してくる。
遠距離から【エアカッター】で〈クイーンスパイダー〉を両断。〈クイーンスパイダー〉がやられると〈リトルスパイダー〉は一目散に逃げて行く。楽だねw
[クイーンスパイダーの糸]は3個ドロップ。
残りを確保する為に、後3匹を狩り終了。
47階までは、[魔鉱石]を採掘しながら進んだ。
【サーチ】のおかげで楽々ゲット。
[魔鉱石]も小・中・大・特大を確保したよ。
途中、〈ケイブウルフ〉〈ホワイトウルフ〉〈シャインバタフライ〉〈ケイブベア〉の素材も手に入れた。
〈ホワイトウルフ〉はレア魔物なので、[毛皮]はガディさんのお土産にしようかな。
47階で〈ドリルフロッグ〉を探すと、【索敵】に複数の反応があるも、地中にいるらしく、目には見えない。
どうしようと考えていると、いい事を思いついた。
土魔法で地面に振動を与えてみると、〈ドリルフロッグ〉が飛び出してきた。
急な振動に驚いたのか、ピクリとも動かない。
遠慮なく【ウォーターニードル】で止めを刺し、素材をゲット。
ついでに〈ケイブワーム〉も飛び出したので狩っておいた。
〈ケイブワーム〉は[魔石]だけドロップしたよ。
さっきの土魔法で【シェイク】を覚えた。
数ヶ所で【シェイク】を使い、〈ドリルフロッグ〉を討伐。1回で複数出てくるので[ドリルフロッグの角]は50個以上集まった。
これで依頼品は全てゲット。
41階の転移ゲートに戻るのも面倒なので、50階を目指す。
新しく〈ケイブボア〉〈ケイブモス〉〈アサシンオウル〉の素材が手に入った。[魔力草][月見草][葛根]の錬金素材も見つけたので採取したよ。
50階のボスは〈ゴブリンジェネラル〉。手下として、〈ホブゴブリン〉〈ゴブリンアーチャー〉〈ゴブリンメイジ〉〈ゴブリンナイト〉〈ゴブリンソルジャー〉を2体づつ引き連れていた。
階層の後半は複数の魔物と戦闘になるので、ギルドではパーティー推奨と書いてあった。
先ずは大きく距離を取り、〈アーチャー〉〈メイジ〉を攻撃。他は【ネット】で一時行動を阻害しておく。
〈ジェネラル〉の動きが無いので、【ウォーターランス】で撃破。残りは〈ジェネラル〉となった。
遠距離から【ウォーターランス】を放つと、持っている剣で弾かれた。
〈ジェネラル〉は雄叫びをあげて、オレを威嚇。
【状態異常無効】により、恐慌状態とならずに済んでいる。
剣を振り上げ襲って来るが、スピードはオレが上なので回避する。
数回攻撃を回避したが、特殊攻撃が無さそうなので、反撃に移る。
【エアカッター】を円盤状にして上空に放つ。
〈ジェネラル〉に近づき攻撃を避け、両足首の腱を2発の【エアカッター】で切断。
倒れて四つん這いになった所へ、上空に放った【エアカッター】を首筋に当てフィニッシュ!
上空に放った【エアカッター】は、魔力糸を這わせ【魔力操作】でコントロールした。
結果は快勝だが、複数体の状況確認や、魔力コントロールで一番疲れたよ。
ドロップ品は[ジェネラルソード][爪]と深緑の[魔石]大だった。
[宝箱]は銀色で、[中級魔力回復ポーション]が入っていた。




