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第65章 狐族の少女たち

翌朝、早く に目を覚ました。

一夜 の狂喜 の後 も、体 はだるくならず、むしろ 異常 に精力的 であった。

理由 は分からなかった――以前、達美 と雪里 の二匹 の小娘 に弄ばれた とき はいつも 疲れ果てて いたのに。


青石 の小道 を歩き、朝の散歩 のように 村 の周囲 を巡った。

後ろ には 数十 の近衛女兵 が従う。

一夜 に六度 の情交 で、彩陽 はまだ 起きていなかった。

一人 の近衛 が知らせ に行こう とした が、俺 は止めた――数日 の旅 と昨夜 の宴 で疲れて いるはず だし、もっと 休ませる べきだ と思った。


この小村 の静けさ は世外の桃源郷 のよう であった。

戦場 での獣人 の殺戮 を見ていなければ、こんな 美しい村 が彼女たち の故郷 だとは 思わなかった だろう。

朝日 が昇り始め、多くの狐族少女 が起き出し、籠 を持ち 手を 取り ながら 新しい一日 の仕事 を始めて いた。


百万金貨 は各部落 に分配 され、大半 が道中 で越冬食料 の購入 に使われ たため、狐族 には ほとんど 残って いなかった。

これらの狐女 は可憐 で優しい が勤勉 であり、森 の中 で山 に頼って 生き ている が、それ以上 のこと は考えていなかった。


辛く て貧しい――それ が今 の狐族 に対する 俺 の評価 だった。

田舎 に行った ようで、環境 は美しい が考え は閉鎖的 だった。

森 の中 で食べられるもの が多くて も、需要 を満たす には 足りなかった。


草地 と砂漠 を分ける小川 が狐族 の村 のそば を流れ ていた。

何十 の女衛 を連れて 歩いて いく と、川 の水 は澄み 切り、黒い魚群 が壮観 な光景 を見せて いた――この小川 が獣人 の命 を支えて いること が分かった。


銀鈴 のような声 が朝 の静けさ を破り、小川 のせせらぎ と合わさ って 最も美しい旋律 を奏でて いた。

足早 に進む と、川辺 に人工 の石段 があり、その上 で十数人 の狐族少女 が洗濯 しながら 笑い合って いた。


彼女たち は薄着 で可憐 で美しく、白い足 を水 に浸し、天国のよう な光景 を形作って いた。

狐族少女 は本 当に 美しく、その青春 の活力 が朝日 の中 で最も 美しい絵巻 を織りなして いた。


こっそり と近づく のは スケベ の楽しみ であり、昨夜 は二匹 の狐 を存分 に弄んだ が、この可憐 な少女たち の魅力 には 抗えなかった。


しかし俺一人 であれば よかった が、背後 に十数人 の近衛女兵 がいる ことを 忘れて いた。

少女たち が突然 叫び声 を上げ、俺 の後ろ の女衛 からこっそり 隠れていた ことを 見つけた。


一人 の少女 が大声 で叫んだ。


「スケベ! 大スケベだ! 」


狐族少女 は天 の寵愛 を受けて いる。

その美しさ は獣人 も人間 も魅了 して やまない。

彼女たち が盗み見 されること は珍しくなかった。


「違うよ――あれ は人間 の兵士 で客 だよ。狐族 の客 だ 」


落ち着いた声 が聞こえ、洗濯 していた少女たち が集まり、好奇 の目 で俺 の隠れ場所 を見つめた。

その瞳 は水晶 のように輝 き、「傾国の美女」「国家が崩壊に至った女性」 という言葉 が浮かんだ。

この大陸 で多くの美人 を見てきた が、これらの狐族少女 は格別 に魅力的 だった。


普通 の少女 と同じ ように青春 の魅力 を持ち ながら、狐族特有 の媚態 があり、柔らか な身体 は花香 を放ち、優しい眼差し が人 を溶かす。


その中 で最も 魅力的な少女 がいた。

彼女 が中心 であり、俺 を見つめて いた。

少し の間 の後、彼女 は顔 を赤らめ、一歩 前に出て 尋ねた。


「あなた は狼将軍 ですか? 」


俺 の到来 は狐族 に知れ渡り、獣人 の生活 と越冬食料 のために 来た ことが 分かっていた ため、口調 には 尊敬 があった。

木 の陰 に隠れて いる俺 は出る にも 出られず、仕方なく 現れた。


「すまない――この山と水 の美しさ に酔い、迷い込んで しまった。邪魔 をしたな 」


厚顔 でも それは もう慣れて いた。

気まずさ を隠し、山水 を楽しんで いるふり をして 歩み寄った。


しかし目 の端 では 最も美しい狐族少女 をじっくり と味わって いた。

その姿 は可憐 であり、薄い衣 をまとい、袖 には 一つの縫い目 がある が清潔 で魅力的 だった。

彼女たち の貧しさ は分かった が、それでも 春の色 は隠せなかった。


水面 に浮かぶ蓮 のよう に輝き、目の前 の少女 は言葉 にできない ほど美しい。

もし古びた衣 がなければ、百合仙子 のよう に清純 であり、芍薬使者 のよう に奔放 だった。

今 は無関心 を装って も、彼女 を抱きしめて 愛したい と思った。


俺 の言葉 に少女たち は口元 を押さえて 笑った。

盗み見 は盗み見 であり、山水 を楽しむ ふりをして もバレバレ だった。

その中 の一人 の小柄 な少女 が大声 で言った。


「将軍 は嘘つき だよ! 明らか に若水(わかみず)姉 を見に来た んだ 」


俺 は笑い をこらえて いた が、その名 を知れた のは 嬉しかった――若水。

その名 のよう に優しく ただよ うような 名前 だった。

考え に沈ん でいる と、少女たち が口々 に言った。


「将軍 は若水姉 が好き なの? 好きなら 言えばいい じゃない 」


「そうそう――若水姉 は狐族一 の美人 で獣人部落 でも一番 だよ。まだ 恋人 はいない んだから 」


若水 は恥ずかしさ で顔 を真っ赤 にし、怒ったふり をして 言った。


「こ露、こ雪――また 余計なこと を言って るの?

族長 に言って 罰 を与えてもらう わよ 」


そう言う と俺 に向き直り、優しく 微笑んだ。


「将軍 お気に なさらない で――姉妹たち が冗談 を言って いるだけ です。

もし この風景 がお気 に入った のなら、ぜひ 長く滞在 してください。皆 も歓迎 します 」


若水 は最年長 ではない が最も 大人しく、礼儀 正しく 接して くれた。


もちろん 冗談が 本当 になって ほしいと思った が、大勢 の少女たち の前 では 自制しなけれ ばなら なかった。


「俺 も皆 の自由奔放 さと山水 が好き だ。

しかし族長 に約束 した獣人 の越冬食料 がある ので長く はいられない 」


「構わない よ――将軍 がいる限り、私たち が遊びに来る ことができる し、若水姉 も時間 を作って 来てくれる 」


狐族少女 は外 の世界 をほとんど知らず、月一 の大市 で物々交換 するだけ だが、誠実 で親切 だった。

俺 は救世主 と見なされ、精一杯 もてなそう としていた。

若水 は狐族一 の美人 であり、彼女 が付き添う のが 最高 のもてなし だと 思われて いた――これ は後 に若水 から聞いた。


「こ雪――将軍 には 靈嬌狐 と靈柔い狐 の二公主 がいる のだから、私たちが心配 すること はない よ。

行く よ――洗濯 が終わったら、家 に帰って やること がたくさん あるから 」


若水 はあまり 積極的でなく、一礼 して 洗濯物を抱えて 去っていった。

少女たち も甘い笑み を残し て去った。


狐族 は獣人 の一部 だが、その言葉 は人間 と変わらなかった。

若水 には 無作法 にできなかった が、小柄 で可愛いこ雪 には 好印象 を持った。

彼女 に「案内 を頼む」 と言う と、迷わず 承諾し、丸い顔 にえくぼ を見せて 笑った。


案内人 と言いながら、質問 が絶えなかった。

外 の世界 がどんな か、街** は賑やか か、美味しいもの** はある か、楽しいこと はある か――

質問 は多かった が、ナンパ の達人 である俺 は大げさ に答え、こ雪 は雀 のよう に興奮 し、外 の世界 に対する強い憧れ を抱いた。


村 を一周 して、収穫 もあった。

開発可能 な資源 が多く、例えば そこら中 のキノコ、タケノコ、干物 にできる食料、甘草 のような調味料 も認識 されていなかった。



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