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第45章 艶っぽい誘惑

「清凰(せいほう)将軍――本将軍 はお前 のような小娘 を嫁 にしたい とは 思っていない。

熟れて もいない、未熟 でも あるし、色っぽいもない、風情 もない 」


俺 はでたらめ を言い、小女 をひどく 怒らせた。

確かに 彼女 は若い が、スタイル は問題 なさそう だった――むしろ 一般 の女 よりも はるかに 優れて いた。


「あ、あなた……! 」


清凰 は鳳将 として、誰 もこんなに 無礼 に扱ったこと がなかった。

口論 をしたこと のない彼女 は俺 の敵 ではなく、指 を突きつける だけで、反論 の言葉 も見つからなかった。


「お前 が嫌なら、俺 もあまり 乗り気じゃない。

だから 機会 を与えよう――三日以内 に赤電帝国の大軍 を撃退 できたら、月光城解放 の功績 はお前 のもの だ。

そうすれば 女皇の約束 も無効 になる。

もちろん もし 清凰将軍 が本将軍 に嫁ぎたい のなら、無理して もいい けどな 」


その挑発 に清凰 は吐血 しそう になった。


「よし、よし―― 私 が戦死 するか、清の兵団 が全滅 するまでは、あなた にその機会 はない 」


歯を食いしばって そう言い、清凰 は純凰 の方 を見た。

この時 の彼女 は一人 では 自信 がない ことを 悟り、純凰 の助け が必要 だった。


口 は開かず とも、純凰 は分かって いた。


「よし――二姉さん が手伝う。絶対 にあの悪い奴 に嫁がせたり はしない から。

さあ、対策 を練ろう 」


この四妹 の顔 に再び かつてのクール の輝き が戻った のを見て、純凰(じゅんほう) は安堵 した。

この旦那 が何を 企んでいる のかは 分からない が、再び 戦意 を取り戻した のなら、四妹 は大丈夫 だった。


二人 は同時 に俺 に向かって 冷たく 鼻を鳴らし、手を携えて 去っていった。

この大敵 に対し ては 共闘 するべき だと いうこと だった。

ほんの数言 で清凰 は鬱屈 を晴らし、姉妹 の絆 は再び 修復 された。


「はあ……本将軍 は本当に そんなに 嫌われて いるのか? 」


俺 は自分の かなり イケメン な顔 を撫で、困惑 してつぶやいた。


「違うよ――嫌い じゃなくて、本当に 本当に 嫌い なんだ 」


風間ひら も去り際 にそう言い、俺 の男としての自信 を打ち砕いた。


傷ついたふり をして、こっそり 笑っている彩陽(あやひ) を見た。

金髪 が風 に舞い、口元 を押さえて 微笑む姿 は実に 魅力的 だった。


「狼将軍 は実は なかなか いい男 だと 思うよ……ただ ちょっと スケベすぎる けど 」


彩陽 も逃げる ように 出ていった。

しかしこの近衛隊長 との 距離が 日々 縮まって いること は感じられた。

俺 は落雲 には 心 の中 で敬意 を抱いて いた――

この異世界 で最も 俺 を理解 している のは 彼女 だった。

俺 がスケベ だと分かって いながら、わざわざ 彩陽 のような艶やかな美人 を近衛 に配置 したのだ。

彩陽 だけでなく、数百 の近衛 もみんな 一級品 の美女 だった。


彼女たち に次々と 貶 された ので、もう 外 に出る 気も なくなった。

しかし近衛 の話 では、純凰 が彼女たち全員 を呼び集め たそう だ――風間ひら、彩陽、そして 石涯 と氷川山頂し も呼ばれた。

今 では 純凰将軍 が俺の女 だと 皆知って おり、彼女 の言葉 には 皆 敬服 していた。


俺 はベッド に横たわり、これらの小娘たち が三日間 の約束 のために 集まって いること は分かって いたが、黙って いた。

今夜、純凰 が色仕掛け で攻めてくる ことは 予想 していた。

この小女 はすでに ベッド の上 での誘惑 を会得 し、困ったこと があると、裸の美しい姿 を見せつけ、可憐な曲線 をくねらせ、俺の欲望 を刺激 してくる。

男 というもの はどうしても それ に弱い。


やはり、日が暮れる と、近衛 が夕食 を運んできた――六品 の料理 と一壺 の甘酒。

どうやら 豊豊ちゃり大陸 で最も 貴重な珍品 だそう だ。

くそっ、前世 の炭酸飲料 と大差ない のに、珍品 だと。

料理 をがっつき、酒 を茶 のように 飲み干した とき、純凰 が入ってきた。


彼女 の異変 はすぐに 感じ取れた――お風呂上がり の清らかな香り が春の夜 の気配 を帯びて いた。

小さな部屋 は彼女 が入ってきた 瞬間から すべて が変わった。

門口 の女衛 は心得顔 で笑い合い、戸 を閉めて くれた。


「まあ、旦那――酒 を水 のように 飲んじゃ ダメだよ。酔っぱらう よ 」


女 は女 だ――甘酒 しか飲めない のか。

俺 は心の中で そう思い、最後の一滴 まで飲み干した。

しかし 炭酸飲料 として はなかなか 悪くなかった――これから は常に 持ち歩こう。


俺 は笑い ながら言った。


「これ が酒 か? 水 と変わりない な。

嫁よ――機会 があれば、前世 の酒 を飲ませて やる。

あれ こそ酒の極品 だ。一滴 で三日 酔える 」


俺 がこんなに 酒 を欲しがる のを見て、純凰 は眉 をひそめ、軽く 駆け寄って、空っぽ の酒壺 を取り上げた。


「酒 はいい けど、旦那――明日 の四妹 の作戦 を考えて よ。

彼女 の部屋 の灯り はまだ ついている んだから 」


俺 は顔 を上げず、好物 の料理 を味わいながら 言った。


「あの小娘 は未熟すぎる。堂堂 たる鳳将 がこんなに 脆い のでは、もっと 苦労 をさせねばならない。

片付け はこちら でやる が、他人 に依存 する習慣 はつけさせるな。それは 非常に 良くない ことだ 」


「旦那――分かって いるよ。

でも 明日 の戦い は危険 だし、舞焔(まいえん) がいなくても、赤電帝国の陣営 は依然 として 厳正 だ。

四妹 が軽率 に夜襲 をかけても、勝てる 見込みはない 」


どうやら 午後 の会議 で良い案 は出ず、風間ひら と彩陽 の示唆 で、純凰 の枕元作戦 が発動 されたよう だ。

もし この世 で変わった方法 を思いつく者 がいる とすれば、狼大将軍 だけだ。


「もう、旦那――お願い だよ。四妹 のために 何か 考えてよ。

早く 考えれば、早く 寝られる んだから 」


入浴後 の衣 は薄く、透けて はいない が、彼女 が俺の膝 に座る と、豊かな臀 が震え、敏感 な反応 を引き起こした。

柔らかく 厚い尻 が熱 を帯び、俺の欲望 は高まって いた。


さらに 耐え難い のは、この神聖 な鳳将 が媚態 を見せる ことだ。

紅い唇 が甘えた声 で耳元 にささやき、温かく、柔らかく、魅惑 の春の気配 を漂わせ、全身 の情欲 を波立たせる。


こんな時 に「ダメ」 と言える はずがなかった。


この小女 を抱き、ベッド に歩み寄り、手 を一振り すれば、クリーミーな白翡翠 の肌 が露わ になり、欲望 の火 が完全 に点火 された。

その目 には 淫らな光 が宿り、口元 には かすかな笑み が浮かぶ。


「それ は嫁 がどれだけ 俺 に尽くすか だな 」


キス が落ちる。

求め がある のなら、純凰 は今回は 本当に 女の矜持 を捨てた。

臀 が俺の手 の中 で高く 突き出され、一気 にその秘所 に貫かれた。

羞恥 の仮面 を捨てれば、享受 するの は愛の喜び の真髄 だ――

俺 も身の下の女 も、共に愛の天国 で交わり、溶け合った。


すべて を忘れさせる春の啼き声 が愛の絶頂 で潤い を得た。

外 でこっそり 聞いていた女たち は耐え難い 思いを していた――

特に あの わがままな青春の清凰 は恥ずかしさ に死にそう になって いた。

まさか この艶っぽい春の風景 が、常に冷たく 氷の ような純鳳 をこんなに 淫ら にする とは。

三人 の情の花 の蕾 がこの淫 の気配 の中 で初めて 激情 を覚えた。


「恥ずかしいよ……純鳳 がこんなに なるなんて。

それに 彩陽――お前の 出した 案が 悪い んだ!

あの 嫌なスケベ の盗み聞き なんてさ 」


もし風間ひら が止めなければ、清凰 は剣 を持って 切り込んで いただろう。


彩陽 も秀麗な瞳 を見開き、あの年齢制限 のある光景 を初めて 経験 した。

清凰 の文句 に対し、彼女 は心の中で 叫んで いた――

この案 は純鳳将軍自身 が考えた ものだ と。

彼女たち がそれを 真似る とは思わなかった。いや、そもそも これは 真似 ではない――純鳳 は狼将軍 の女 なのだ から。


「よし、よし――見終わった なら 戻ろう。見つかったら まずい だろう。

純鳳将軍 はもう 方法 を見つけた はずだ 」


中の潮 は収まった が、あの未知 の愛 の幸せ に風間ひら も少し 迷い を覚え、早く 離れたい と思った。


しかし彼女たち の盗み見 が俺の目 を逃れた はずはなかった。

俺 はわざと 激しく 動き、彼女たち に聞かせて やった――からかう ために。

情花 の処女たち がこの激情 に感染 し、今ごろ 下着 は泥濘 になって いるだろう。


激しい愛 の後の快感 は最高 だった。

しかし純凰 はじっと していられず、体 は疲れ切って いたが、誰か が待って いるのを 思い、よろめきながら 起き上がった。

その目 は俺 を睨み、「やりすぎ」 と責めて いたが、すべて は彼女 の誘惑 が原因 だった。


「方法 は簡単 だ――今すぐ 噂 を流せ。

舞焔(まいえん)将軍 が暗殺 に失敗 し、捕らえられて 処刑 されたと。

そして 城楼 の一番高い場所 に一つの遺体 を吊るせ。

誰も 疑わない だろう――主将 が一夜 が明けても 戻らない ことなど ありえない からだ 」


言い終わる と間もなく、この小娘 は俺 の言葉 を聞かず、別れのキス もなく 去っていった。

その夜、彼女 は戻ってこなかった。

清凰 が彼女 を狼の巣 に戻す はずがなかった。


純凰 が一夜 を明かさなかった のは 清凰 の引き止め のせい だが、一つ の誤算 があった――

その夜、彼女たち四人 は一つのベッド で眠った ことだ。

その艶やかな光景 は言うまでもない――男 なら誰でも 想像できる。

しかし彼女たち の話題 の中心 はいつも あの 最も嫌いな狼将軍 だった。


なぜ あの大スケベ はこんなに スケベ なのか、なぜ 雲国に 現れたのか、彼 はどこ の出身 なのか、彼 の何 が一番 嫌い なのか――

女 が集まれば、いつも どうでもいいこと を話す ものだ。

しかし彼女たち はそれを 面白がって いた。


人を嫌う 理由は 一つ しかない が、人を好きになる 理由は 何千 もある。

もしかすると 嫌悪 もその一つ かもしれない。

しかしこの時、三女 に質問攻め にされた純凰 はそのこと に気づかなかった。

彼女 が目覚めた とき、それが 好奇心 から愛 への 過程 だと気づいた ときには、すべて が遅すぎた。


愛 には 後戻り はない――誘惑 された心 はもう 戻れない。

まるで 種 が蒔かれ れば、いつか 芽吹く のは 誰にも 止められない。

この夜、その種 はいつの間にか 三女 の心 の中 に蒔かれて いた。

それが いつ 芽吹く のか は誰 にも 分からない。


しかしいずれにせよ、その痕跡 は永遠 に残る。




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