↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/67

第22章 偉い(エロい)狼将軍

予期せぬ傷の治療 が、俺 に三女の艶色 を味わわせた。

素早春香 の静かで賢しい こと、花月 の艶やかで真情 あること、

そして小姫君・柔伊 の可憐で純真 なこと――

そのすべて が俺 に真の愛の 歓びと幸福 を味わわせた。

達美 と雪里 と別れたとき の心の痛み も、この瞬間 に完全に 癒された。


実は 誰も 知らない――

この三女の 略奪 が俺 の体 に天地がひっくり返るの変化 をもたらした ことを。

あの クソジジイども の二つの異なる真勁 が俺の筋脈 で融合 し、

一冷一熱 が玄陰の処女の蕊深 のエネルギー の中 で快適な平穏 を得た。


微かに 意を動かせば、その二つの力 は一つ になり、

全身 に飄々として 仙人のごとき 感覚 が生まれた。

女皇の詔勅 が下った後、俺 は驚喜し、いくぶんかの羞恥 を帯びた 花月 を連れて 柔城の衛営 に向かった。


視察 と言いながら、実際 は体内のエネルギー が翻り、発散したい という欲望 があった からだ。

本来 花月 を連れて 七情剣法 を試そう と思った が、

彼女 は搾り取られたばかり で全身 がだるく、今 の出巡 は俺 と同じ馬車 に乗り、俺の胸 に寄り添って いるほど だ。

まして 彼女に 刀を振るわせ、槍を弄ばせる ことなど できようはずがない。


「岡見旦那――柔城の京統合軍 には 雲国第一の剣豪・風間ひら がいるんだよ。

あの人 は純凰姉さん でさえ 敵わない ほどの達人 なんだ。

きっと 楽しませて くれるよ 」


俺の手 はもちろん おとなしくない。

この 情花が 初めて開いた 美人 の体 を存分に 弄んでいた。

豊かで 大きな 乳房 は巍然と そびえ、

紅い果実 は俺の揉みしだき で潤んだ鮮やかさ を見せていた。

この馬車の中 でもう一度 彼女を 抱きたい と思うほど だった。


「どうしたんだ?

お前と純凰は 仲が悪い と聞いた が、今じゃ 『姉さん』 なんて呼んでるのか? 」


純凰の将軍府 で数日 を過ごすうち、俺 はふと 純凰 が愚痴っていた のを思い出した――

柔城で 一番 淫らな女 はあの 可憐な小娘 だ、と。

何しろ 彼女は 京都禁衛の統領 として皇殿と城を守り、

通りすがる 美男子 にいつも 色目を使っている、と。


「もう、旦那――ひどいよ。

私と純凰姉さんの仲は 悪くないんだから。

ただ お互いに 少し 負けず嫌いな だけだよ。

今は もう あなたの女 になったんだから、先に入った者が 姉 でしょ。

これからは 彼女を 姉さん と呼ぶしかないよね 」


いつもは 女尊男卑 だった彼女 だが、女が生来持つ 守られたい、愛されたい という心 が、

一度 情愛が動けば、他人の目 も気にしなくなる。


この 嬌蛮で 鋭い統領 が温情と優しさ を放っている のを見て、俺 は信じ難かった。

こんなに 簡単に 彼女を 完全に 自分のものに できるとは――

彼女の体 だけでなく、彼女の心 も。

彼女を見つめ、柔伊 と素早春香 の深い眼差し を思い返し、

俺 は心の中で 誓った――必ず 彼女たちを 幸せにする と。


「よし――安心しろ。

俺の女 になった者 は、絶対に 辛い思い はさせない。

純凰 は気が合いやすい 女だ。

お前が 『姉さん』 と呼べば、過去のこと はきっと 忘れる 」


どうやら 純凰 のことが 本当に 心配 なようだ。

この いつも 怖いもの知らず の小女 が、初めて 情愛に 震えていた。


「うん――やっぱり 旦那は 私に 優しいね 」


力いっぱい 俺の胸 にもぐり込み、花月 は心の中で 柔伊 と素早春香 の羨ましがる様子 を思い浮かべた。

彼女は旦那 と一緒にいられる――一分一秒 を共にできる。

彼女も 武将 であり、特別な剣法と魔法 を持っている からだ。

あの 二人の妹 とは違って、女皇 に宮中 に留め置かれた。


「そうだ、月儿――まず 柔城の 現状 を教えてくれ 」


艶福 に浸り、女皇の嘱託 を忘れかけて いた。

少し 正気に 戻り、すぐに 尋ねた。


花月 は俺より もひどかった。

俺 が彼女の可憐な顔 をつまむ まで、彼女は 我に返らなかった。

初めて 愛の滋味 を味わった ばかりで、言うまでもなく あの床第の 悩殺の神仙の滋味 を無限に 反芻して いたのだ。


「うん――雲国は 豊豊ちゃり大陸 で最も強い帝国 じゃない の。

特に 女皇が 即位したとき、雲音王 との内紛 で帝国の実力 はすでに 分散 してしまった。

正規の 玉、潔、氷、清 四つの兵団 を除けば、

残る兵力 は柔城の護城禁衛 と雲音王の辺境兵力 だけだ 」


花月 はそう言い終えると、少し 息を整え、

振り返って 深く 俺 を見つめた。

俺 が問い詰めない のを確認して、続けた。


「柔城禁衛兵団 は本来 帝国最強の兵種 だったんだ。

ただ 残念なことに、今回の 清凰将軍 の連続した失策 で、

女皇 はその中 から大部分の精兵 を増援 に送った。

そうでなければ 雲音王 に反乱の機会 など与えなかった だろう。

だけど 清凰将軍 は結局 赤電帝国の進攻 を防げなかった 」


「護城禁衛 は三区 に分かれている。

外城 は総兵力二万の京統合軍 で、雲国第一の剣豪・風間ひら が統率 し、雲都 の外郭警護 を担当 している。

中城と内宮 はそれぞれ二万 で、私と荷蓮 が共同統領 している。

ただ 私が正 で彼女が副 だ。

残る は女皇の近衛・黄金鎧近衛 だけど、彼女たちは 皆 剣士の達人 だが、五百人 しかいない。

戦場 では あまり 役に立たない 」


この小女 の穏やかな説明 で、俺 も柔城 および雲国全体 の兵力状況 を理解 した。

そして何より、今回 の敵 となる雲音一字並肩王 が十万の大軍 を率いて いること も分かった。

皇権の闘争 は歴史の潮流 で珍しくない。

だがいずれにせよ、雲ここ女皇 と雲音奈 は同族 であり、同じ雲国 の者 だ。

国難 に乗じて攻める のは、確かに あまり 理性的 ではない。


「幸将軍――着きました 」


俺 が雲国の大まかな状況 を把握 し、豊豊ちゃり大陸全体 の情勢 を花月 に話させよう とした とき、

花月の部下 の小隊長 が馬車 の前 に歩み寄り、朗らかに 報告 した。


初めて 将軍 になり、初めて 軍を率いる――

俺 の心 は実に 興奮して いた。

その興奮 のあまり、迫り来る 大軍との戦い、その残酷で 悲壮な殺戮 を忘れかけていた。

花月 を支えて 馬車 を降りた が、出迎える者 は一人も いなかった。


花月 がそっと 口元を覆って 笑った。

俺の顔 に浮かぶ 失望の色 を彼女は 見逃さなかった。


「まあいいや、旦那――風間ひらは そういう性格 なんだ。

女皇以外 には誰も 顔を立てない の。

隊長――軍営に 入れ! 」


出迎え がなければ、自分たちで 入るしかない。

くそっ、大将軍 になったら 純凰 のように 道中で 歓迎される と思って いたのに。

初めて 自分の部下 を視察 に来て、門前払い を食らう とは。

あの 京統合軍の剣豪 がどんな 人物 か、じっくり 見てやらねば なるまい。

それ以上 口を開かず、数十の近衛 に囲まれて、軍営 に入っていった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。