第10章 美女を手玉に取る
俺 は 純凰 の蕾が咲き、雌しべが露わになった 美しい肢体 をきつく抱きしめ、丁寧に愛撫した。
春の潮が過ぎた後の 春の気配は一層濃く、
純凰 という美女将軍 は今や その最も美しい風景 を俺 のために 広げていた――動人心魄 だった。
「鳳――後悔はしないか? 」
手は彼女の 誘惑的な豊かさ に絡め、口ではわざと そんな言葉 を投げかけた。
冗談 だ――俺 の女 が、嫌がるわけがないだろう?
嫌がっても、俺 は離さないがな。
「あ、あなた……まさか、私を置いていこうって言うんじゃないでしょうね? 」
案の定、純凰 は俺 の手 が彼女の体を弄っている のさえ構わず、顔を上げて尋ねた。
その表情 には動揺と痛み が浮かんでいた。
誰が この鉄血の大将軍に感情がない などと言えるだろう?
ただ他の者よりも深く 心の奥に埋めていた だけだ。
それが今 一気に溢れ出し、誰よりも烈しく、
飛蛾が火に飛び込む ように迷いなく なっていた。
「お前はどう思う? 」
俺 は彼女の動人的な身体 に手を這わせ、離れる気は毛頭なかった。
目も足りない――その魅惑の風景 は見足りず、愛し足りない。
俺 のスケベな笑み を見て、
この可憐な美人 は決して怒らず、むしろ嬉しそうに笑った。
彼女は知っていた――自分の美しさ なら、この男を夢中にさせられる と。
彼が夢中になれば、純凰 は信じた――彼は自分の柔情から逃げられない と。
彼女は知っていた――この邪悪で俊美な男 に、自分は屈服した と。
彼女はすべての栄誉を投げ捨ててもよかった――ただこの男だけを、心から自分のものにできれば、それで十分だった。
その時、彼女は初めて知った――愛とは、これほどまでに人を幸福にするものだ と。
「ふふっ 」
彼女はついに 思わず笑い出した。
「このスケベな顔を見たら、あなたが手放すはずないって分かるわ 」
少しの喜び といくぶんかの不安 を含みながら、彼女はそう言った。
俺 の同意 を切に望んで。
俺 はそれを聞いて、彼女をさらに強く抱きしめ、
からかうように 言った。
「俺の嫁は賢いな。夫が エロい狼 だってよく分かってる。
お前の言う通りだ――絶対に手放すもんか 」
俺 は感じ取れた――この小女が 俺 の胸の中で震えている のを。
彼女は あまりに感動していた。
涼やかな感覚 が俺 の肌に広がった――彼女は泣いていた。
涙に濡れたその様子 が、俺 に格別の心痛 を与えた。
これが あの颯爽たる女将軍 だろうか?
今のこの可憐さ に、普段の英姿の一片もない。
「どうした、嫁よ。何があった? まさか 俺 が嫁 って呼ぶのを嫌がってるんじゃないよな? 」
俺 は 純鷹 から聞いていた――
ここの男は、自分の女を「嫁」と呼んではならない と。
純凰 のような高権の人物 なら、男は彼女を「将軍」と呼ぶしかない と。
それが彼女たちの 崇高な地位 を示す のだと。
「違うの……違うのよ。私はただ嬉しくて……
あなたが私を手放さないって言うなら、あなたは私を好きなんだってことでしょう?
私は本当に、あなたに好きになってほしいの。本当に……
『嫁』って呼ばれるのが好きなの 」
――それは喜びの激情の涙 だった。
彼女の感動 には本当に汗顔 させられる。
そんな一言 で、この小女 はこれほど感動する とは。
彼女は知らないのか? 俺 はただ適当に言っただけ だということを。
この世界の女は、男の甘い言葉を聞いたことがないのか?
だが、その時 俺 は知らなかった――
豊豊ちゃり大陸 には愛が存在しない ということを。
女の主導権 と彼女たちが生来持つ羞恥心 が、自ら愛を乞うことを許さず、
男の懦弱さと卑屈さ が、愛を語る勇気を持たない。
純凰 が初めて、ある男のものとなること がこれほど幸福だと知った のは、これが初めて だった。
「よし、もう泣くな。旦那が心配するだろうが。
誓ってやる――必ずお前に優しくし、一生お前を幸福にすると 」
これは 俺 の本心 だった。
この腕の中の小女 に感動して、発した言葉 だ。
だが、この小女 は涙を収めるどころか、
ますます 荒波のように溢れ出し、
その動人の絶世の顔 を水晶のように輝く真珠 で満たした。
それが一層 可憐で愛おしく、
無意識に漂わせる 楚々とした眼差し は、さらなる誘惑 をまとっていた。
その瞬間は、ほとんど永遠のように思われた。
俺 は苦肉の策 を講じた――
彼女の ピクピクと動く小さな口 にキスをし、
その熱い香舌 を弄った。
彼女は桃色の情夢 に沈み、
涙 は羞恥の色 に取って代わられた。
彼女は紅潮し、まるで花嫁 のようだった――俺 の花嫁 だ。
これからの道がどうであれ、この女は 俺 が決して捨てない と誓った女 だ。
「俺を信じ、俺を愛せ。この一生、お前は俺の女だ。
俺がお前のすべてを背負う 」
短いその言葉 の後、俺 は再び
血の滴りそうな彼女の香唇 に激しくキスをし、
その甘美さ を思う存分味わった。
その主である彼女 は、俺 の情話 に陥り、
この一生、二度と 目覚めることはなかった。
絡み合い、舞い合い、二羽の蝶のように――
俺 は花を弄び、蕊を摘み、彼女の優しさ を存分に味わった。
この別格の小女 は今 春心を動かし、情蕾を開き、
満面に春の潮 を浮かべて、俺 の腕の中で 男女の愛 を享受し、
一刻も 離れたがらなかった。
蓮の如き 滑らかな腕 はきつく 俺 の首に絡まり、
じっと 俺 の目 を見つめ、深情は柔らかく水の如く、濃くて溶けがたい。
「嫁よ、疲れないのか? 」
俺 は本当に この小女に降参した。
俺 の幾度もの求愛 は、初めて身を開いた彼女 にとって、
耐え難いものだったはず だ。
だが奇妙なことに、どんなに疲れても、彼女は目を閉じず、
ただ静かに 俺 を見つめている。
「疲れたわ……あなたが激しすぎるのよ。
でも、眠りたくないの。あなたを見ていたいの。こうして見つめていたいの。
こんなにも 見飽きない男がいるなんて、知らなかったわ。
一生見ていても足りない 」
――この鳳将軍 は本当に 情に動かされていた。
この大陸では 放蕩 と言われても仕方ない言葉 が、
彼女の口から 自然に こぼれ出た。
俺 は言葉を失った。
この小さな優物 は、身体の可憐さ だけでなく、
その嬌声 もまた 深く 俺 を魅了した。
布団の中から 大きな手を伸ばし、彼女の 繊細な細腰 を抱き寄せ、
もう一方の手 で彼女の玉手 を握り、深い情を込めて言った。
「安心しろ。お前が目を覚ます時も、必ず俺はそばにいる。
これからの日々、お前はいつでも俺に会える。
なぜなら――俺はお前を離さないからだ 」
男の豪気 がほとばしり、俺 はこうして この女を屈服させた。
純凰 は酔いしれた――彼女はついに、伝説の 真の男 を見つけたのだ。
四姉妹・四鳳将 の生涯の願い を叶えた。
この一生、彼女に未練はない。
遠山のように深い瞳 はついに 長い睫毛に覆われた が、
その顔には かつてない笑み が浮かんでいた――それは 美夢が叶った悦び、心からの真実、
幸福が彼女を包み込んでいた。
一夜の春夢、情縁は塵に結ばれ――
俺 はこの可憐な肢体 を包み込んで 夢の中へと落ちた。
朝が来て花が開く――柔らかな陽光 が春の気配満ちる寝室 に斜めに差し込む。
可憐な美人 はまだ目を覚まさない。
しかしその絶世の姿 は朝の光に潤い、一層 水晶のように透き通り、神彩が艶やかだった。
俺 は知らなかった――
この小女の 眠りの嬌態 がこれほどまでに 人を魅了する とは。
無意識に動く小さな口、紅く滴りそうな その姿に、
俺 は侵食の渇望 を覚えた。
こんなに愛らしい女 は、本来 男の愛玩物 として、
男の腕の中で 愛され尽くすべき ではないか?
どうして 残酷無情な戦場で 人を斬り合う ことができるのか?
その時、俺 は目の前の景色 に心を奪われ、
心の中に 万丈の豪気 が湧き上がった。
俺は 好きで愛する者たち をあのような日々 には 送らせない――
必ず この大陸の運命 を変えてみせる、と。
世の中の至る所に愛を満たし、すべての女に 愛の意味 を知らしめる と。
――しかし 俺 は知らなかった。
創造主神 でさえ語らなかった願い を、
俺 が無意中に悟っていた ことを。
そして 豊豊ちゃり大陸 の果てしない長い道 を歩み始めていた ことを。
奇花異蕾、競い合い咲き誇る その道は、
俺 を人生の百花繚乱の春 へと導いていた。
俺 が彼女の動人的な顔 にキスをした とき、
まだ唇を離す間もなく、
夢の中の人が 顔の異変を感じ取った のか、
澄んだ大きな瞳 がその瞬間に開いた。
そこには幸福な少女の春情 がきらめいていた。
昨夜の 艶めかしい椿の色 はまだ消えておらず、
俺 がこっそりと口づけている のを見て、
彼女は 最も純美な笑顔 を見せた――その喜び は今にも 舞い上がらんばかり だった。
本当に――その感覚は最高だった。
彼女が目を開けた瞬間、自分の身体に こんなにも夢中になる男の目 を見る ことができた。
狂おしくはあるが、それが彼女の愛をかき立てる。
なぜならこの男は彼女の愛する人 だからだ。
愛する人に愛される――それは彼女が成熟して以来の 最大の願い だった。
今日、ついに その感覚 を知ることができた。
白玉のように 香る 柔らかな手 を上げ、
俺 の盗み食いする身体 を抱き寄せ、
俺 の頭 を彼女の 豊かにそびえる胸 に押し付けた。
昨夜の歓愛の情熱 はまだ完全には引いておらず、
白い乳房 には依然として 歯の跡 が濃く残っていた――ここで俺が遊んだ証 だ。
今は さらに密着し、抱き合うことで 骨の髄まで溶けるような滋味 があった。
「純凰――お前の身体は本当に柔らかいな。
こうして寄り添うと、最高に気持ちいい。
そうだ、嫁よ、普段はどんな手入れをしてるんだ?
兵を率いて戦いながら、どうしてこんなにスタイルを保てるんだ? 」
俺 は彼女の潔白な身体 を飽きることなく撫で回しながら、尋ねた。
「だ……旦那…… 」
少し戸惑い はあったが、それでも彼女は言葉を紡いだ。
「私は普段、牛乳で身体を洗っているの。
これは 大姉さん が編み出した方法で、
女の肌に良いって聞いたから。
だから 風雨や日差しに晒されても、浸かれば元に戻るの 」
純凰 は情動的に 俺 の耳元 でそう囁いた。
「なるほどな――見ろよ、この白さ、この柔らかさ、滑らかさ。
まるで 牛乳のように 高く豊かにそびえている…… 」
俺 が言い終わる前に、純凰 は手で俺の口を塞いだ。
言わなくていい――
なぜなら 俺 は今 その大きな手 で彼女の 誘惑的な豊かさ を揉みしだいている からだ。
そのスケベな言葉 は、彼女には 耐え難かった。
「旦那、もうひどい! 私を 乳牛 みたいに言うなんて!
もう嫌だ! もう触らないで! 触らないで! 」
この小女 は嬌声を上げながら、手で俺の侵攻を阻もうとした。
彼女の甘美 を存分に味わわせてくれない。
「よしよし、冗談だよ。旦那がお前に 色仕掛け してるんだ。
俺は嫁の 豊かさ が好きなんだ。
わあ、弾力もあるし、触ってて本当に気持ちいい! 」
俺 は大げさに 彼女の魅惑の風景 を揉みしだき、
春の暖かさ と情熱の波 を引き起こした。
その美人 はただ快楽に沈み、もはや抵抗することも忘れた。
「あ、あんた……口がうまいわね……私…… 」
この小女 が 俺 の敵うはずがない。
情愛 において彼女は 三歳児 も同然 だ。
俺 の一つのキス が彼女を 我を忘れさせる。
だが彼女は後悔しなかった――
女として、俺 のすることすべて が、彼女たちが渇望する感覚 だからだ。
紅い唇 が血が滲むほど に紅潮し、今にも滴り落ちそう になるまで、
俺 はその唇を離さなかった。
幸い、昨夜の彼女の囁き があまりに激しかった のを案じて、
これ以上 彼女を犯す のは控えた。
そうしなければ、確実に 春色満ち、嬌喘が響いていただろう。
彼女のその春色 は好きだが、それ以上に 彼女への愛おしさ が勝っていた。
彼女の肢体 を傷つけたくなかった。
俺たち は部屋の中で 嬌声を交わし、春の情動 に満ちていた。
外に立つ女護衛たち はたまったものではなかった――
漏れ聞こえる絶え間ない啼き声 が耳に入る。
門口で見張る純鷹 は焦って 行ったり来たり していた。
彼女は中で何が起きているか よく分かっていた。
こんな時に邪魔するわけにはいかない。
だが――皇帝の命令がある。
彼女は 近衛隊長 として、将軍に伝える義務 がある。
しかし――昨日の平手打ち がまだ痛む。
「トントントン…… 」
あまりに不適切なノックの音 が、俺 と小女の歓愛 を遮った。
ノックした純鷹 もまた慎重に、緊張した面持ち だった。
その様子 に、隣のこ狐 も口を押さえて 笑いをこらえていた。
「誰だ? 」
純凰 は当然 機嫌が悪かった。
こんな早くに、誰が邪魔に来たのか――
彼女は思わなかった――今日が 自分の人生で 最も遅い起床 だということを。
愛する人ができれば、寝坊するのが 最も当たり前のこと だと。
「将軍、女皇から御使いが参りました。
宮中での御議事があると」
外の 純鷹 は早口で それだけを言い終え、余計な一言も 口にしなかった。
将軍の怒りが 自分に 向かわないように。
だが――今回は 純凰 は怒らなかった。
その口調は むしろ穏やか だった。
「純鷹か。分かった。用意しなさい。すぐに行く 」
俺 がそばで抱きしめ、見つめている だけで、
この美人はもう怒りを失っていた。
あるいは 純凰 は学び始めた のだろう――
女は男の前では、優しさを何よりも優先すべき だと。




