第56話「結・アップデート」
《アース018からアース3018に修正した際にゲームがストップし、それにより修正が入りましたが大体終わりました。アップデートによるバージョンアップが入りました。修正個所をご確認下さい、それではゲームを再開します。また、アカウントカードは慎重に作るため作り直しです》
◇
ドアの世界外側。咲と姫がゲーム進行で駄弁っていた。
「しまったバージョンアップの日時と回数記録してなかった……」
「昔はちょびっと書いてたのにね」
「いやアレは半分冗談じゃったからなぁ……というか実際のゲームみたいに何度もアプデすることを想定してなかった」
天上院姫と天上院咲が話をする、こちらはエレメンタルワールドⅡに入ってからのアップデートという事で良いだろう。
ただし、これが過去、何回目のアプデで何日目のアプデなのか記録していない。
解っている事と言えば、これが今現在歴2030年ということぐらいだろう。流石に回数は最初から数えていないから解らない。
「タイプ相性表公開するの悩むなあ~」
「まだ熟考してないから微妙ってこと?」
「そう、まだ間が欲しい。これアカウントカードに手書きで数字記載する予定だから、簡単に変えられないんだよね」
「とか言って変えてるし……」
「いや……実力も文章量も少なかったとは言え。思考停止=沈黙は負け、なんて聞いてないんじゃよ!」
咲のツッコミに姫の悲鳴が木魂した。
どうやらタイプ相性表の公式発表は、また今度らしい。
◇
《バージョンアップ修正》今現在歴2030年4月2日〈火〉
政治タイプ→声質タイプに修正。
声優ラジオ・普通のライブラジオ。作品を基準にした場合、。政治の国会討論と声優ラジオはほとんど逆位置にある。そして文法と色彩と極端に相性が悪い。また、コミュニケーションの有無、対面〈発声〉か、ネット〈文章チャット〉かで変わって来るので、やはり相性がある。
タイプ相性の修正と新規タイプを2つ追加。
〈修正タイプ〉
・〈AI〉→〈機械〉に変更。
・〈政治〉→〈声質〉に変更。心の声を発信するエスパー型なので声の光闇の性質を持つリアルタイム性が特徴。喋らないで一人で考えながら作業する文法や色彩と極端に相性が悪い。国会討論の逆位置が声優ラジオ。特に、文法、小説だと考えながら書かなくちゃいけないから、耳も使えなくなる。ラジオの雑音が脳に来るので考えがジャミングされるようになるので。相性はよくない。
〈新規タイプ〉
・〈運動量〉。向量〈向きと速度ベクトル〉かける質量の物理学のニュートン力学。
・〈結界〉。外界と内界の境界線、領域の質、ルールとかの変更とかになる。
声質→文法→頭で考えながら文法を書くので、発声しながら文法を書くのは相性が悪い。文法はあまりはかどらない。自分で考えられない、速記なら話は別だが。
声質→色彩→悪くはないが、手で描きながら情報収集をするので、ダブルタスクになる。そもそも絵を描く時に何も考えてない、は間違いなので作画の時には何とかなるが、頭の中で考えを整理する必要がありなおかつ一人で作業をする、シナリオ・ネーム制作とはやはり相性が悪い。下書きが出来ている清書や作画では話は別だが。
〈機械の特徴〉
AIだけではフォローできなくなってきたので、基本的に原油を使い、エンジンを吹かせ、発電をして動く機械。テレビ、車、電車、飛行機、スマホ、パソコン、ネットなどもこれに該当する。どちらにしろ数字には滅法強く、賢術と機械が合わさると、相乗効果で計算やその他成果物も飛躍的に上がるが、選択肢が多くなり、問題も多くなる特徴がある。
〈声質の特徴〉
ほぼエスパー型のリアルタイム性で、善悪・裏表などが分かれる光闇タイプと似ている。口から口への口伝、伝言ゲームもこれにあたる。
この声質は、文法・色彩の場合、完全にラジオ形式なので受け手側に回ってしまうので、コミュニケーションは取れないが、頭の中の考えを聞くエスパーの声をラジオにして発信するという意味では、ただ心の声を聞きたい受け手とは相性がいいが。〈心の声の発信源〉とは2人でのコミュニケーションが取れないので相性が悪い。
また、声質なので言霊や、言魂、発声、言質、など言いようがあるが声にも善悪があり、光闇の性質がある。政治は基本真実を発信する発声で議事録を残すので。作品である文法と色彩とは相性が悪いが、真実ではなく理想側の声優ラジオとかだと逆位置的に相性がいい。つまり声の聞く耳の位置・場所の選択を誤ると逆効果になる性質がある。
作品を基点にした場合、国会討論の逆位置が声優ラジオ。
アニメ作品の本編が表側なら、裏側がアニメ作品の宣伝ラジオが舞台裏という意味で一番「裏」という意味でしっくり来る。
また、これはリアルタイム制での裏ルールに当たりますが。〈思考停止は自動的に負けとなる〉という公式が明言していない暗黙の了解があります。
〈公式の神のゲームでは明言していない〉、裁判・国会討論における〈擬制自白〉のロジックがあります。これは現実の民事裁判や討論の場では、相手の主張に対して「反論しない〈沈黙する〉」ことは、法律上「相手の言い分をすべて認めた〈自白した〉」とみなされるというルールがあります。
つまり、知らなかったから無言の相手は裁く、という暗黙の了解があります。
これにより、文法と色彩はどう足掻いても声質に勝てない、というルール上の不具合が存在する。〈今後どうするか検討予定〉
〈運動量〉
元が物理学の法則なので計算出来る。数字を使う、AIと賢術とは相性がいい。この学問は前後左右上下の向き、〈向量〉と速度が合わさる〈速度ベクトル〉と、重量、体重など元の質、作品の絵は物語のクオリティの面である〈質量〉による計算式が出来る。クオリティとは、物語と画力などの構成力など多岐に渡りその質量が決定される。計算式は、向きと速度×質量=答え。になっている。
〈結界〉
防御面に特化した進化。内界と外界、境界線を操るタイプなので、固有結界や領域展開、つまり国境線での攻防で発生する空間のルール作りに特化している。
国と国との国境線上での争いに近く、キャラの体質として、陸海空域などで発生します。あくまで陸海空域は例え話なので、実際の体質ルールは個々人で異なる。また費用という意味でのコストも個々人によって異なる。




