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僕と出会い

都合上前後編になってしまいました。

 「キャー、光様ー!」


 「光王子ぃー|こっち向いてぇー|」


 今日も可愛い女の子達が僕を呼ぶ。彼女達のために期待に応えてあげよう。





 「おはよう、子猫ちゃん達☆」


 『キャーーーーーーーーーー|』


 可愛い女の子達に囲まれて僕は幸せだ。女子大を選んで正解だったな。

 でも彼女達には悪いけど、僕には本命の娘がいる。今自分が住んでいるマンションにその娘がいる。

 その娘は普通の人間じゃない。でもそんなこと関係ない。僕はその娘が好きだ。

 今になっても忘れない。出会った時のあのときめきを・・・。




 僕は幼い頃からよく男の子と間違えられた。原因は僕の容姿にある。僕が男の子みたいな見た目をしているからだ。

 その所為か小学校の頃から女の子達に囲まれていた。何処へ行ってもすぐに女の子が寄ってくる。

 さらに自宅でも母親と四つ上の姉に可愛がられ、姉の部屋には女の子同士の恋愛に関する本が沢山あった。

 そんな環境にいた為か僕は女の子といる事に喜びを感じるようになった。いつかは漫画のような恋愛をしたいと夢見るようになった。



 でも僕は知ってしまった。この国では同性の結婚は許されないと・・・。だから僕は決意した。大人になったら日本を離れて何処かの国で可愛い女の子と過ごそうと。




 そして月日は流れ、僕は大学生になった。もちろん中学・高校は女子校を選び、大学も女子大にした。ちなみに姉は大学を卒業した後、恋人(女性)と一緒にアメリカへ行った。母は喜んで姉とその人を見送った。

 大学生になった事で僕は一人暮らしを始めた。母は『素敵な娘を見つけたら紹介してね☆』と僕を応援してくれた。

 大学の近くにある『ムーンライト』というマンションに引っ越して、僕の新しい生活が始まった。何故か入居者が少ないけど、立地条件と通学の便と大家さんである美月君が(可愛くて)良かったから気にしないことにした。

 でも、思えばあれは運命だったのかもしれない・・・。




 それは引っ越しした時、このマンションには僕の他に3人住んでいると聞き、その人達に挨拶まわりをした時だった。上の階に住むキャバ嬢の雅さんに挨拶した後(案の定男と間違えられた。しかも何故か舌打ちされた)、その隣の部屋のインターフォンを押した時・・・










 その娘が現れた。


 「おかえりーおにーさ・・・あ。」


 それはまさに、運命だった。

次回はその続き

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