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色当てゲーム

「混んでるなぁ」


 宿から徒歩10分で行けるような場所。そこらじゅうの遊技場は激混み。


「あ、あそこめちゃくちゃ空いてるじゃん」


『色当てゲーム』


 その区画は3つほどのテーブルがあったが、ディーラー以外の人間はいなかった。


「何か理由がありそうですけど・・・・・・」

「まあ見るだけならタダだろ」


 現在時刻は15時過ぎ。

 もうすぐ16時になったらレートが倍。

 当初の4倍のレートになる。

 そのゲームの最低額が10ローナだったら40ローナ賭けなくてはならない。


「はいどうも。ルールは知っていますか?」

「知らないんで教えていただけますか?」

「わかりました。ルールは簡単、伏せられたカードの色を順番通りに当てられるかどうか、というゲームです」


 テーブルに置かれたディーラーの示した6枚のカード。

 赤、青、緑、黄色、白、黒。


「まず4枚これを伏せます。次に勝負する方がこのカードの色を予想して、同じように表で置きます」


「色と場所が正解が何枚、色だけ正解が何枚とお伝えします」


「4回の挑戦以内に全部正解することができれば、挑戦回数に応じた倍率で支払いが発生します」


「4回で全部正解にならなかった場合、賭けた金額は没収となります」


「挑戦時の倍率は4倍、3倍、2倍、1倍です」


 とのことだった。


「まあまあ難しいゲームだな」

「普通のトランプ系のやつより難しいですね」

「まあでもちょっとやってみっか」


 ということで。トニーは別卓。


「最低額の20ローナを賭ける」


 ドッグタグを渡し、賭ける額を伝えた。

 1回挑戦で最低額は10、最高額は100ローナ。

 開始より8時間以上、16時間未満なので2倍状態が適用されているため、最低額は20ローナになっていた。


「では・・・・・・はい、どうぞ!」


 ディーラーの若い男に促され、予想するためのカードを置く。


(まあ一手目であたることはまずないだろ)


 赤、青、緑、黄色をこの順番で置く。


「両方正解が2、色の正解が1」


 ということで、完全に当たっているものが2つ。

 場所は正解でないものが1つ。

 完全に不正解が1つ。


(これではわからないところが多い)


 次の回答は、赤、青、白、緑にした。


「両方正解が3つ、色の正解はなし」


(ということは・・・・・・)


 最後の一枚は3番目に黒だろう。

 赤、青、黒、緑。


「おめでとうございます! 3回目で正解! 2倍になります!」

「よーし!」


 20が40に。

 ひとまず勝ち方はわかった。

 最初は運、以降は頭を使えばかなりの確率で4回目までには的中できるだろう。


『5分後よりさらに倍率2倍が適用されます。ご注意のうえ、ゲームをお楽しみください』


 ということで。


「ちょっと小便して40ローナになったらやるわ」

「かしこまりました」


 遊戯キープ。

 トイレに行って、炭酸水を買って、席へと戻った。

 代金はしっかり小銭を持っていたので支払えた。

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