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思ったよりも

 2-6に罠があったということは次のマスはほぼないはずなのだ。

 横移動を刈る目的で置くことは無いはずだ。

 と、いうことは!


「3-6だ」

「・・・・・・そう来ると思ってましたわよ!! トラップ発動! アウトですわ!!」

「げ、マジかよ!?」


 ということで2機目を失った。

 3機目、最後だ。

 同じところをたどって、4-7まで戻った。


「罠探知」

「ありませんわ」


(ナシ、と)


 こいつの思考は思ったより単純ではない。しっかりとこちらの裏をかいたりできる。

 だが、次の1マスにはない。

 5-7へ。

 

「罠探知」

「2つ」


(2つか・・・・・・)


 一番可能性が高いのは進む道。


(ここで切りどきか?)


 一度だけ安全に進める権利。

 どのみち最後の1機。これを使わずに終わってしまうのはもったいない。

 たとえ練習だとしても、どうせなら勝ちたい。


「安全に進める権利を使うぜ」

「・・・・・・どうぞ」


 あからさまに苦い顔をする。

 おそらくアウトのマスでもあったのだろう。

 6-7へ。


「罠探知」

「ありません」


 どうやら消えた罠はカウントされないようだ。

 そのまま7-7へコマを。


「罠探知」

「1つですわ」


 前か左右。

 今までのバランスを考えると-6のマスに大量設置していることは考えにくい。

 ということで7-6へ。


「最後の罠探知」

「1つ」


(そうなると前よりは横がくさいか?)


「もう6に罠ないだろ?」

「・・・・・・さあ?」

「前に進むぜ」

「・・・・・・かかりましたわね!! 3マス移動!」


 移動させられた。

 8-9へ。


(罠探知はもう無い。前に進むしかないか?)


 9筋の情報はないし、下手に移動してもどうしようもない。

 一応、1マス下がって7-6まで戻ることができれば安全になる可能性はあるが、道中に危険がある恐れもある。


「・・・・・・前に進む!」


 下がらない。

 罠の可能性が高いとしても横にはいかない。


「当然ア・ウ・ト!」


 終わった。

 負けだった。


「今回は勝ちを譲るぜ」

「まあ。全勝してさしあげます!」


 ということで練習終了。

 これからは金、もといローナがかかった戦いだ。


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