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モブ顔の俺が男女比1対12のパラレルワールドに転生。またも同じ女の子を好きになりました   作者: #とみっしぇる


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354 人妻ルナの日常は変わらない…つもり

勇太と籍を入れたルナだけど、カオルと同じく高校卒業まで別居。


将来は『勇太村』の村長に梓、自分は副村長になるから梓とのLIMEが増えたくらい。


婚姻から5日後、3月8日も普通に過ごしている。


自分の部屋で起床してリビングに行くと、双子の妹純子と両親がすでに食卓に着いていた。


「う~眠い~、おはよ、お父さん、お母さん、純子」


「ルナ、結婚しても何も変わらないな」

「ははは。お父さん、もうしばらく家でお世話になります」


純子と一緒に電車に乗ってパラ高に向かう。勇太、真子、麗子と合流するが、最寄り駅にはルナ姉妹が最初に到着当したようだ。


ルナ、純子で話していると、他校の1年生女子2人組から声をかけられた。


手にはお菓子の袋を持っている。ルナは歌手である純子のファンかと思った。


「あ、あの、これルナさんに。良かったら食べて下さい」


「え、私に? 純子じゃなくて…」


「はい、ルナさんです」

「よかったら今度、私達とお茶して下さい」


2人は顔を赤くして去っていった。ルナからしたら意味不明である。「なんで美人でもない私?」


「やるな~、ルナお姉ちゃん」


純子には分かる。去年から雰囲気も良くなったが、最近はセクシーさも激増している。


一挙一動がなぜか妖艶な感じなのだ。


前は勇太のセットでモテ女と言われていた姉が、完全にソロデビューという感じでセクシー界で人気が出てきた。


「純子、あの子たちの目的ってなんだろう」

「ん、どういう意味」


「なんでピンポイントで私にお菓子なんかくれたんだろう」


純子は苦笑した。ルナは元々、何かに興味を示すと視界が極端に狭くなった。自分の評価も気にしなかった。


だから、自分はモテない女の認識のまんまだ。


現在は勇太やファミリーのみんなが円満だったり、妹である純子が共通の友人と再び仲良くなったり、そんなことばかり喜んでいる。


さらに勇太ファミリーで暮らす『勇太村』の運営を考え始め、なおさら周囲を見なくなった。


自分の注目度が高いのも、勇太のオマケ程度だと思っている。


「お菓子をくれた子はルナお姉ちゃんと仲良くなりたいんだよ」

「ありえないよ~。美形の純子ならともかく、モブ顔の私だよ~」


そこに麗子が来て、勇太、真子も合流した。


「どうしたの?」


「真子、さっきさ、ルナお姉ちゃんが他校の1年生ファンにお菓子もらったんだよ」

「へ~え、やっぱ、そういう感じになってきたか」


「だよね~」


真子。麗子も最近のルナを見て納得している。


「やっぱりってなにが? 純子や真子の方が色々ともらってるよね」


「ほら、私は勇太君のお陰でメジャーデビューできたから」

「私のは、勇太君にもらった誕生日の歌を歌う対価だよ」


「う~ん。私に何の価値があるんだろ、勇太」


「みんな、ルナの可愛さに気付いたんだよ」


「え…。勇太ってば~」


顔を真っ赤にして勇太に背中パンパンするルナを麗子、純子は微笑ましい目で見ている。


吉田真子だけはエロいことを考えている。


今月中、間門嘉菜が留学する前に勇太と結ばれる予定だ。予定日は3月14日。


麗子、純子は素材が美女で、その上に勇太と付き合う前から独特の雰囲気を持っていた。

勇太とセック●しても、セクシー上昇度は極端ではないだろう。


だけど自分と嘉菜のペアは数か月前までは奥手コンビ。色気はなかった。


あのファミリーの『がさつ担当』のカオルでさえ勇太に抱かれて、艶やかになった。


自分が勇太と結ばれたあとは…などと考えると、顔が熱くなってきた。


と、同時に恐ろしいことが頭をよぎった。


最愛のパートナー嘉菜のことだ。


嘉菜は自分と身体の関係を持って、凜とした中に可愛さが備わってきた。


これに妖艶さまでプラスされたらと、セッ●スにおいて攻め手である真子は、うっひょ~であると考えていた。


今、気付いた。嘉菜は、今月末から経営学を学ぶためアメリカに留学する。真子も高校を卒業したら合流する予定だけど、1年の空きがある。


『マカド』の次期社長という面では真子の意見にも厳しく反論する鉄の意志を持つ女。

だけどプライベートタイムに入ると、キス1回でとろけるほど押しに弱い。


ましてや美女。


「ニューヨークに住んでる欧米美女が、本気で嘉菜さんを口説きにきてしまう。勇太君の嫁ズ仲間ではあっても、平凡顔の私は捨てられるんじゃ…」


美女、可愛い笑顔に加え、セクシーまで備わる嘉菜がアメリカ女にNTRされる可能性が頭をよぎってしまった。


「勇太君との初夜は、留学から帰るまで我慢すべきでは…」


余計なことを心配している。


「真子が前を歩きながら、ぶつぶつ言ってるよ」

「嘉菜さんがどう、といか言ってるね」

「もうすぐ、1年間のお別れがくるから寂しいんでしょ」


「ほら勇太、行こうよ」

「あ、うん、オッケー」


勇太とルナは後ろから真子に近付いて左右から、カオルにやるみたいに乱暴に肩を組んだ。


「うへっ」


「委員長、ひとりごとばっか言ってないの~」

「悩みがあるなら言ってみなよ~」


モテてる勇太、そして単体でもモテるようになったルナ。だから今のシーンがスマホ撮影されてネットに流されて反応はある。


ヘイトは真子に集中した。


『マコさん、ずるい』

『勇太君だけじゃなく、ルナさんまで独り占め』

『私もルナちゃん成分が欲しい』



この書き込みを見ても意味不明なルナ。とりあえず学校に向かった。

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