表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モブ顔の俺が男女比1対12のパラレルワールドに転生。またも同じ女の子を好きになりました   作者: #とみっしぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

350/355

350 人妻カオルは何かが変わった

3月5日。


勇太達4人は早くも日常に戻った。


勇太とルナの気分は変わりなし。去年の5月に保健室で音声オープンのセッ●スをしていたし、籍を入れたくらいではインパクトがない。


梓も勇太との籍は去年の7月末に入れていた。


ルナと同様に日常は変わらない。


カオルも変わったつもりはない。


けれどみんな大小の変化がある。特に変わったと周囲が感じているのがカオル。


結婚のためとはいえ2日も部活を休んだ。今日も早朝から勇太と走り、朝練に励んだ。


疲れ気味で眠るために教室に向かう。学業は?と言いたいが触れてはいけない部分だ。


教師も含めた色んな人に、おめでとうと言ってもらえた。



カオルがトイレに寄ってから自分のクラスに入ると、早くもハラダヨシノがユウキ君との話をさせられていた。


今日はお風呂タイムのことを赤裸々に語っていた。


運動の推薦で茶薔薇に入った、男子に縁がない女子ばかりの2年1組。カオルと違ってオープンなヨシノの話にかぶりついている。


もちろんヨシノは菩薩モードだ。話の内容はどす黒く煩悩だらけなのに、表情だけは菩薩だ。


「ヨシノ、お風呂はユウキ君と一緒なの?」 

「もちろん、どちらかの家に泊まるときは一緒でございます。2人の時もあれば、数人の時もございます」


「洗いっことかすんのか?」

「はい。ユウキ君がお好きですから」


「なんだよ、それ~」


「さすがに恥ずかしくもあり、前は遠慮するのですが…。洗われたあとは、お返しにユウキ君の珍宝を優しくモミモミいたします。するとカッチカチになるのでございます」


「くう~~、ヨシノが別世界の人間になっていく~」


「おほほほ。皆様にも幸運が訪れることをお祈りします」


ノーマルヨシノは元から気遣いが細やかで優しかった。修羅ヨシノとは真逆。だから男子と付き合い始めても、妬みなどは意外と少ない。


柔道関係の疎遠になった人まで連絡してくるのに困ってるくらい。


度が過ぎた相手は菩薩モードで、優しく言いくるめている。


ただクラスメイトが残念に思う点は、すでにユウキ君にはヨシノを筆頭に5人の彼女がいる。


ユウキ君は律儀にハーレムメンバーを大切にし、今のところは新しく彼女を増やす気がない。


何よりも、ユウキハーレムは女子の身長が最低でも168センチある。最低体重も64キロで肩幅が広い。ある意味、厳選されたメンバー構成なのだ。


そこが厳しいと思ったとき、再びカオルが脚光を浴びた。


さっきから、カオルに男子を紹介してほしいと言いに来る子ばかりだ。みんなの希望は、勇太の嫁ズではない。


カオルが持っている人脈だ。


「カオル、あんたヤマモトタロウ君、冬木ゲンジ君とも親しいでしょ」


タロウもゲンジも彼女を増やす気はないと言っていても、まだ気変わりしやすい中学生。


それに勇太も、去年の夏場にはルナ、梓、カオルの3人しか彼女はいらないと言いながら、月イチ以上のペースで嫁ズを増やした。ゲンジもタロウも、そんな勇太の弟子。


カオルの紹介から年下彼氏を狙う非モテ女子が増えている。


「お願いカオル~。ダメ元でいいからさ~」


頼んだ子も無理強いはしない。カオルの性格が豪快でいても恋愛には奥手という、この世界では珍しいキャラ。


けれど、今日は微妙に違った。


頭をボリボリかくのではなく、ルナのように自分の人差し指を唇に当てて言った。


「お茶くらいつきあってみてくれって、本人に話はしてみるよ。それでいいか?」


目の前のカオルが女の子に見える。


クラスメイトは思った。言葉遣いは変わらないのに、何か物腰が柔らかい。



これはセック⚫において、カオルが珍しい受けオンリーだという噂。それが本当だと思った。


見た目が肉食なカオルが、3人の伴侶を手に入れた。普通なら食い散らかすと思えば、身体を3人に食い尽くされているという。


他の子が興味津々となって、カオルに食い気味に尋ねた。


ダイレクトだ。


「カオル、セッ●スでは尽くされっぱなしだってな~」

「ど、ど、ど、どうしてそれを…」


「キョドるな。バレバレなんだよ」

「ルナちゃんや梓ちゃんが、聞かれるたびに勇太君とお前とのセック⚫話してるもんな」


「あ…」


なんで、黙ってるのに夜の生活のプレイ形式がバレているかと思えば、当事者が発信していた。


今頃気付いたカオルだ。


「それにしてもよ~、カオルって複数プレイが好みだったんだな」

「それも攻め手3人で、受けはお前1人だってな」


「そ、そんなとこまで…」


これは梓が反省しているところ。バラしたことではない。

勇太とカオルの1対1で、と思いながらも、梓はカオルが好きすぎる。


つい、アレが始まると参加してしまうのだ。


ルナもいるときは、当たり前に4人プレイ。


絶倫勇太、経験値で大きくリードするルナ、女性経験が豊富でツボを知り尽くした梓。


3人になされるがままの、夜の生活に慣れない人妻カオル。


顔を真っ赤にして、ナニかを思い出してもじもじしている。


「……やだ、見んなよ、な…」


クラスメイトの熱視線に気付いたカオルが、上目遣いでからかっている子を見た。


『あれ、カオルのくせに可愛い…』半数くらいのクラスメイトが欲情してムラッときた。



みんな、もじもじする希少女子カオル、オープンにエロ話をする普通乙女ヨシノを見比べて思う。


カオルって、この世界においては特異点。だからがさつで頭ボサボサなのに勇太ファミリーにいるのかも、と。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ