濃い味には胸焼けするタイプです
恐怖の委員会活動の時間がやってきた。
放送準備室の前にピアスあいてる人がいる。
なんで!?中は入れないじゃん。
怖くて声かけれないし、ネクタイの色が黄色だから二年の先輩だし。
こうなるならギャルと一緒に来たらよかった……。
「あれ?ケラランじゃん!話すの初めてだっけ?で、どしたん?」
待って、ケラランって何?誰?
え、俺に話しかけてるんだよな。この声あのギャルだもんな。
「んーっと、放送準備室ってこのへんだよね?」
近い!おいギャル!む、むねの熱が俺の肩にいるんだが!?
俺はモブだから我慢できる。おい、自分を大事にしなきゃダメだろう。
ムニン
……だから近いって!!
「あの、百瀬s「「あれー!?ムーニン先輩じゃん。おひさー」
何でみんな俺の言葉に被せたがるのか。
うわっ推定先輩がこっち来たし!
「あらん?ちゃーちゃんじゃないの!
この学校ってことは聞いてたけど、もしかして放送委員?」
「そうそう!ケラランと一緒に放送委員」
「ケララン。また珍妙なあだ名つけたわね。
って、ちょっと!あなた!なによ、かっわいいじゃない!」
「 」
俺は処理落ちした。
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ガヤガヤガヤ
「あれ、きおくがない」
「おっすーケララン起きた?」
ピトッ……おでこがあたたかい。あたたかい?
って、顔近い!顔面つよい!ひょえぇぇぇこわいよー。
「うん。熱なさそうやね。びっくりしたじゃん。急に動かなくなるからさー。
あたしじゃ引きずっちゃうから、ムーニン先輩にお姫様抱っこして運んでもらっといたよ。ウケる」
「 」
お姫様だっこで…… お姫様だっこで…… お姫様だっこで……
(エコーかかって聞こえてきた)
よし。落ち着け俺。考えるのをやめよう。何かを失ってしまう気がする。
てか、また近いってば!!
「あらん起きたの?」
「は、はい」
「あなたちゃんと食べてるの?軽すぎよ!
私と尻あったからには、いい男に育ててあ・げ・る」
すごい鳥肌たったんだけど!?この人オネェ様って人種だよな逆らわんとこ。
「仁。ここにいたのか」
うわっまた厳つい先輩きた。
「んもう、仁はやめてっていってるじゃない!」
「それは二人きりのときにな?」
あ、厳つい先輩がオネェ先輩に何か囁いたら真っ赤になった。
距離近くない?そういうことなの?
「かななん先輩じゃん!お久ー」
「あぁ、ちゃーか」
「で、何してたんだ?」
「あたしと一緒に放送委員なったケラランと話してたらだけだよ」
「ケララン?お前か」ギロッ
こ、こわいというか目力強いなこの人。
俺、薄めの関係を望んでいるのですが、かまいませんか?




