表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
178/184

Collabo 8 長い時間の会議が終わった後、ようやく帰宅

 防戦の会議については、かなりの時間がかかったかもしれないが、話の内容はかなりのまとまりを見せた。


「それじゃあ、その方向で頼む」

「あぁ、わかった。早速明日から準備に取り掛からせてもらう。ムーナに言って、草案はお前言に届ける。少し量が多いが頼む」

「あぁ、わかった。まぁ多いのはいつものことだ。老害議員を戦場に送り出す法案でも作ってやろうか?」

「それがいい。そうすれば、無駄に悪あがきをしようと法改正案が乱発されることが減るだろう。そうしちまえよ」


 まぁ、無理なのはわかっている。それでも、いやなことから目を背けたいがためのジョークに乗ったまでだ。

 ナターシャ―は、「ちょっと!?」とでも言いたげな少し焦った表情を浮かべていたけどな。


「とりあえず、整備部門に少し急いで戦地に届けるように伝えるで」

「あぁ、頼む。すまないな、急がせて」

「たぶん、うちもこうしていたと思うし、整備部門に連絡を回すわ」


 ナターシャはそれだけ言うと、整備部門に連絡を取り始めた。

 それを見た私たちは、これ以上何もすることがないと悟り、静かに防衛庁の長官室を後にする。


「私は歩いて帰ることにするよ。たまには街を散策したい」

「副首長なんだから犯罪なんて犯すなよ?」

「バカ言え。そんなことはしないよ。私がもし押そうとするなら、暗殺を企てた犯罪者だけだよ」

「ふっ、いかにもお前らしい答えだ。まぁ、夜道は気をつけろ」

「お前もな。と言いたいところだが、お前はあれか。アリア明日の魔法で戻るのか」

「あぁ、そうだ。それが一番安全なんだからな」


私はクラシアに「そうかい」とだけ返し、私邸へ向かって防衛庁を後にする。


 とりあえず、厄介ごとは早く片付けたい。となると、政策の議案より、ドルペントからの攻撃をどう回避しつつ、反撃するか。ってところだな。

 獰猛な獣としか情報がない中で、いまのわたしになにができる?

 もちろん、召喚中のララを飛ばして偵察をすることはできるだろう。それを使ってどういう状況かを把握することもできるだろう。

 それで適切な配置が取れたら完璧なんだけどなぁ。なんて思いながら、いろいろ策を練りながら歩いて私邸に戻る。


 1時間くらい難しい顔をして歩いていただろうか。気づけば、見覚えのある道に出ていて、もう少しで私邸か。と勘付いた。

 正直、おもいついたのは、ララを飛ばして偵察することくらい。ただ、それを常時続けることは難しいから、誰かを連れて行って、交代で見張るということもありなのかもしれないな。

 まぁ、これに関しては、開戦するまでに考えるか。

 そんなことを思いながら、私邸の門扉を開けて、自室へと向かう。


「おかえりなさいませ。かなり長くお話をされていたようですね」


 自室に繋がる廊下を歩いていると、私の足音に気づいたのか、ダイニングからいるが顔を覗かせた。


「まだ起きていたのか。夜更かしは肌の敵だぞ?」

「重々承知しておりますが、エルトゥーヤ様が外出されて、ご帰宅されたとき、誰もいないのは、少々寂しいかと思い、アリンさんに許可をもらっています」


 こういうことをするのはあまり嬉しくないんだけどなぁ。昼間なら、むしろウェルカムなんだが。


「そうか。それなら、少しだけお願いしたことがあるがいいか?」

「はい、何なりとお申し付けください」

「私の戦闘服を用意してくれないか?少し厄介なことになりそうで、クラシアに呼ばれた。もしかしたら、しばrかう帰ってこれないかもしれない」

「それほど重要なことなのですね。承知いたしました。いつものようにマネキンに着せていたらよろしいでしょうか?」

「あぁ、それで頼む。夜遅くにすまないな」

「いえ、私のエゴで起きていただけですので、ご準備の上、就寝させていただきます」


 イルはそれだけ言うと、私の衣服を取りに向かってくれた。

 そして、私は少しだけでも休もうと自室に向かい、ベッドに潜り込む。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ