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闇バイト

「最近金欠でさ」

 大学二年の夏休みに海外で仕事をしているという従兄から連絡がきて、近況を話しているうちに愚痴っていた。

「それなら俺の手伝いってことでバイトしない?」

「やる!」

 二つ返事でタイに飛んだ。

 空港に到着して迎えに来たのは現地民だった。

 車の中でパスポートやスマホを取り上げられた。

 郊外へ出て、ずいぶんと走り、森の中で降りろと言われた。

 外には武装した人間たちが銃口を向けていた。

 指示に従い施設へ入れられた。

 班分けされた先にいた日本人から闇バイトであると教えてもらった。

 従わなければおもちゃにされて殺されるんだとか。そう語った人は左手の小指がなかった。

 奴隷労働による犯罪か死か。答えは一つだろう。

 懸念があるとすれば、情状酌量されるかどうか。

 そして、……夏休みが終わるまでに帰れるだろうか。

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