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枯れた花は冬を売る

 刑期を終えて社会に放り出された。

 ひとまずは真っ当に生きていくしかない。でないとすぐに、というか次はもう普通の刑務所だ。

 コンビニのバイトに応募した。不採用。

 スーパーのレジ打ちのバイトに応募した。不採用。

 お菓子製造の工場。不採用。

 配達関係。不採用。

 建設関係。不採用。

 風俗店。三日でバックレた。

 私を受け入れてくれる社会なんてどこにもなかったんだ。

 季節はもう冬だった。

 気付けば同じことをしていた。というかあの頃よりも環境はひどい。でも生きていくにはこうするしかないんだから仕方がないでしょ。これ以上は捕まった方がマシな世界だし。

 ……。

 生きなければいいのか。

 冬になれば花が枯れる、そんなのは当たり前ことだった。

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