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勝ちの目は土俵の外

 机を二つ挟んだ先に、○○ちゃんが自信たっぷりに僕を見ている。

 勝てるわけがないのに。小さくため息がこぼれた。

 ディベートの内容は宿題は必要かどうか。クラスの宿題提出率が悪いという理由で議題に上がった。

 ○○ちゃんは必要。僕は不必要。

 論点は宿題のメリット/デメリットから始まり、その目的や意義へと抽象化されていく。

 そうすると、いつも、彼女は論点がズレて、相手を否定し論破することに熱を上げる。

 やり返されて瞳を潤ませ涙を流し、周囲の女子が「かわいそう」と囁くのだ。

 ここまでがワンセットだ。

 同じ土俵なら、なんていうのは甘い期待だった。

 彼女が得意なのは盤外戦術である。

 僕に勝ち目なんてあるはずもない。

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