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蚊に刺されて
蚊に刺された中指は、曲げられないほど腫れ上がっていた。
俺はピコンと閃いて、その日は全裸で寝ることにした。
朝起きて、股間をまさぐる。
——ふっ、物分かりのいい蚊で助かるぜ。
ベッドから這い出たその足で、姿鏡の前に仁王立ちをした。
俺のあそこはかつてないほど腫れ上がり、まるでツチノコのようだった。
……ははっ、はあ、朝から何やってんだろ。
怪訝な顔をした彼女が後ろから覗いてくる。
ちょんちょんと触れられ、俺は半分くらい勃起した。
溜め息を吐いた彼女は薬を持ってきて、俺のあそこに塗りたくった。
ひんやりとした慣れた手つきにまた、俺はさらに勃起した。




