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いまひとたびの②

 今回の相手にも、あまり期待はしていなかった。

 けれど彼との初デートは気軽なランチだったから、少し、ドキドキしていたのも事実だ。

 シックに落ち着いた装いは清潔感で溢れていたし、「初めまして」と言った笑顔を可愛いと思った。

 お店は大学の友人と行くにはおしゃれで、でも敷居が高そうというわけでもない。

 ご飯は美味しいし、話は面白いし、初対面なのにすっごく盛り上がっちゃって。

「そろそろ出ようか」と言われて、二時間も経っていたことに驚いた。

「この後用事がある」って牽制していたことを後悔した。

「もう少し話してみたい」なんて言う勇気もないまま、改札を通ってしまった。

 ホームに上がる階段の前、名残惜し気に手を振った。

「バイバイ」

「またね」

 不覚にも心が踊った。

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