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さ~て。世界の欠片でも集めるか!!  作者: まひる & 結城 睦月
第3章
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管理02

 残念な出来事が起こった。

 そう、目の前に大勢の─恐らく敵になる人達がいる。

 

 私達三人は、あの後無事に自由の女神像を発見した。

 けどその女神像に今、近付けずにいる。

 何故ならば周囲を取り囲むように、黒い戦闘服らしき服装の長銃を肩に掛けた人達が30人程、ウロウロと歩き回ってたのだ。


「…マジかよ。」

 苦々しく呟く悠希(ゆうき)だけど、私も(ひな)も、同じ事を考えているようだった。

 互いに視線を合わせ、困った顔になっている。

 私達は女神像が見える岩陰で、身を(ひそ)めて様子を見ているのだ。


「何でこうも、あの石像の周りを取り囲んでる訳?」

「だよねぇ。見た感じは記憶通り、手を上げた女性の像なのに。」

 首を(かし)げた悠希(ゆうき)に賛同するように、私は記憶との違いを探す。


「ねぇ、(ゆい)。あの女神像…淡くだけれど、光っていないかしら?」

 (ひな)の言葉にマジマジと女神像を見てみた。

 あ…、本当だよ。何でだろ?

「夜でもないのに、ライトアップはしないよね?」

 コテンと小首を(かし)げる。

 今、時間的にお昼頃の筈。そもそも、エネルギーを使って光らせる意味はない。


「それなら…、女神像が勝手に光ってんのか?何で?どうしてだ?」

 どうやら悠希(ゆうき)の頭の中で、たくさんの疑問が炸裂している様子。

「今までの旧世界の遺物って、光ってなかったよね?」

「えぇ。そのように記憶しているわね。」

 私の問いに、(ひな)が答えてくれた。

 つまりは何らかの原因があるという事。


「調べてみたいけど…、このままじゃ近付けない…。」

 うぅ~っと唸ってみる私だけど、ここで見ているだけでは何も変わらない。

 行動しなければ、何も変わらないんだもん。


「行ってみるっ。」

 拳を固めて意気込んで告げると、驚いた顔の悠希(ゆうき)と目があった。

「どうやって?」

 至極全うな、悠希(ゆうき)の問い。

「うん、幽霊になって。」

 私は笑顔で答えた。

 いやいや、本物じゃないからねっ?!


「あ…あぁ~…あったな、そんな技。」

 かなり間があったけど、悠希(ゆうき)が納得したように頷く。

 さっきまで若干(じゃっかん)、顔がひきつってたじゃん。

「へへっ、偵察にはもってこいでしょ?」

 胸を張って告げる私。


「…でもあれ、本当に大丈夫なのか?」

 それでも悠希(ゆうき)は、眉根を寄せて素直に頷いてくれない。

「大丈夫だって。ちょっと様子を見てくるだけだからささ。」

 いつまでたっても良いと言ってくれなさそうだった。

 過保護なのか心配性なのか、分からないんだけど。


 でも、どっちにしてもこのままじゃダメだもん。


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