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さ~て。世界の欠片でも集めるか!!  作者: まひる & 結城 睦月
第2章
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ナルシスト登場05


「ふふふふふふ…。」

 気持ち悪い笑い方をする、自称バーニー。

「…何のつもりだよ。」

 悠希(ゆうき)は不快感丸出しに、低い声で問う。

 何をするつもりかは分からないけど、大人しく私達を解放する気はない事だけは、何故か理解出来ちゃうんだよね。

「僕が、君達をこのまま(のが)すと思っているのかい?」

「…まぁ、俺等はオッサンに用がないからな。」

 笑顔を浮かべたままの自称バーニーと、淡々と対応しつつも、さりげなく私達を背に隠す悠希(ゆうき)だ。


「キミは、僕が何者なのかを分かっているだろう?」

「あぁ、会いたくはなかったんだけどな。」

 腹の探り合いをする二人。

 う~ん…、これってつまり?

 ただのバカ変態ロリコンナルシストじゃなくて、実はその正体は…って感じなのかな。

「キミだろう?前に僕の仲間と遊んでくれたのは。」

 そう言いながら、自称バーニーが後ろに立つマントの人物に視線で合図する。

「何の事だ?」

 悠希(ゆうき)が答えるが、その中身は問題ではなかったようだ。

 バッと勢い良く自称バーニーによってマントが()がされ、そこに現れたのは棒人間…のような人形(ひとがた)


 うおっ?!

 私はもう、これ以上驚けないってくらい目を見開く。

 こ、これって…科学者?!

 そしてこの棒人間って、ロボット?

 前回、一度だけ存在を知ったそれを、また目にするとは思わなかった。

「…やっぱり科学者か。」

 苦々しく告げた悠希(ゆうき)から、大分(だいぶ)前から気付いていたのだと感じる。

「ふふふふふふふふ…、どうだい?僕のこの女の子(レディ)は、キミの想像を越えたかい?」

 (こら)えきれないといった笑いを(こぼ)しながら、自称バーニーが優越感たっぷりに問い掛けた。

 いやいや、女の子(レディ)って…。

 その棒人間に性別あるの?

「ふん、俺の想像?越えるも何も、そのままの貧相なロボットだな。」

 悠希(ゆうき)は私達を背にしたまま、自称バーニーに向かって腕組みをする。

 彼にとって科学者の存在は、驚きに(あたい)しないようだ。

「ふふふふふふふふ…、そんな事を言っていられるのも今のうちだよ?見せてやれ、マドリン。」

 不気味な笑いを響かせながら、自称バーニーは棒人間に命令する。

 すると、細いと思っていたその電柱みたいな身体を前倒しに動いた途端、胴よりも太い弾倉が搭載された背中が(あらわ)になったのだ。

 っていうか、ロボットに名前つけてんじゃん。

 私はそっちの方が驚きだよっ。


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